未来の水族館スタッフを目指す学生が活躍中!Sony Building 50th Anniversary 「Sony Aquarium」

「Sony Aquarium」を支えるスタッフにインタビュー!

ソニー企業株式会社

2016年7月15日(金)~8月28日(日) 於:銀座 ソニービル ※入場・体験無料
イベントWebサイト:http://www.sonybuilding.jp/event/aqua/

銀座 ソニービルは8月28日(日)まで、沖縄美ら海水族館の監修のもと、ソニービル全館で『Sony Building 50th Anniversary 「Sony Aquarium」』を開催しております。
開催期間中、「Sony Aquarium」を支えているスタッフは、将来、水族館の飼育員を目指して勉強している専門学校の学生です。今回は、水槽管理や給餌などどんな作業をしているのか、イベントに関するエピソード等をインタビューいたしました。
また、沖縄美ら海水族館の飼育員が生き物についての豆知識や注目ポイントなどについて、毎週スタッフレポートでお届けしています。
スタッフの活動を知ることで、「Sony Aquarium」で見られる生き物の魅力をより一層お楽しみください。

○未来の水族館スタッフを目指す!「Sony Aquarium」を支えるスタッフにインタビュー
「Sony Aquarium」では、「東京コミュニケーションアート専門学校」で、未来の飼育員を目指して学んでいる学生が、イベント期間中のスタッフとして毎日働いています。
今回はスタッフを代表し、水族館・アクアリスト専攻2年生の朝海(あさかい)沙紀さん、ドルフィントレーナー専攻2年生の藤本あやめさんの二名の学生にインタビューいたしました。彼女たちの業務やエピソードを通して、生き物たちに注目してみてください。

●一日の業務の流れ

最初の業務は、オープン前の10時から屋外大水槽とショールーム水槽、エントランスホール水槽の水質検査と魚の状態を確認しています。屋外大水槽にいる小さい魚には配合飼料(栄養のバランスがとれた餌)を与えています。エントランスホール水槽にいるマツダイやショールーム水槽のブダイの幼魚には、クリルというエビを乾燥させた餌をあげるなど、魚によって与える餌を変えています。
11時に開館してからはお客様にパンフレットを配ります。はじめは緊張しましたが、だんだん慣れてきました。

11時半からは屋外大水槽で給餌と解説をしています。2人が水槽の上に立ち、餌やりを行い、1人が水槽の前に立って解説します。お客様に水槽の様子が見えるよう、自分はなるべく水槽の端に立つことや、見えにくい餌の場合は実際に餌を食べている魚の説明をすること等に気をつけています。また、自分で調べた魚の情報を説明に追加してわかりやすさを心がけています。
ウツボやタマカイに餌をやる時には、魚の場所を伝える給餌のサポートもしています。給餌が終了したら、魚が餌をちゃんと食べているか、水槽の下に溜まっていないかを確認しています。
同様に、ショールーム水槽やエントランスホール水槽の給餌や解説、また、スタンプラリー抽選会スタッフ業務も対応しています。

●お客様との触れ合いについて 
KOOV™の体験コーナーで作ったブロックを見せるために小さい男の子が話しかけてくれるなど、お客様とのコミュニケーションを楽しんでいます。水槽で解説する際は、お客様の反応を見て話し方や説明内容を変えたりしています。抽選会で見事当選されたお客様と一緒に喜んで、イベントにご来場いただいた方と一緒に思い出づくりをしています。

●Sony Aquariumのスタッフとして働いて得ること、勉強になったこと
お客様に接する時間が多く、また、外国人観光客の方も多いため、貴重な経験ができています。「Sony Aquarium」に来るお客様はお買い物途中やお仕事帰りなど、最初からこのイベントが目的でないお客様も多いですが、偶然足を運んでいただいた方にも楽しんでもらえる場所になっています。自分が声を掛けたことで屋外水槽前に足を止めてもらえることや、館内に入ってもらえることがとても嬉しいです。

●オススメのお魚を紹介!
<朝海さん>

幼魚幼魚

成魚成魚

私のオススメのお魚は「ナンヨウツバメウオ」です。名前の通り、ツバメが羽を広げたような三角形をしているのが特徴の魚です。屋外大水槽には成魚が、ショールーム水槽には幼魚がそれぞれいます。幼魚は海面を漂う枯れ葉に擬態して、敵に狙われないよう身を守ります。幼魚は縦に長いひし形をしているのですが、だんだんと成長するにつれ円形に近くなっていくところが可愛いと思います。ぜひ、それぞれの水槽で成魚と幼魚の違いを見比べてみてください!

<藤本さん>

ナンヨウハギナンヨウハギ

「ナンヨウハギ」がオススメです!青・黄・黒の鮮やかな見た目が目を惹きますが、意外にも尾鰭の黄色いところにトゲがあって敵を威嚇します。見た目は可愛いのにトゲがあるギャップが魅力的です。また、警戒心が強くサンゴや岩の隙間に隠れる姿が可愛いとお客様にも人気ですね。

●将来、卒業後の夢、仕事
<朝海さん 水族館・アクアリスト専攻>

卒業後は、水族館の大水槽でダイビングしながら給餌をして、その姿をお客様に見もらうような魚類飼育員になりたいです。そのためにダイビングの免許を取りました。
小さい頃に水族館のイルカショーを見たことがきっかけで、水族館で働きたいと思いました。色んな水族館で魚を見ていく中で、深海から浅瀬まで様々な場所で生きる魚の不思議に魅了されて、魚類飼育員を志しました。将来は大水槽がある水族館で、魚と触れ合える飼育員になりたいです。

<藤本さん ドルフィントレーナー専攻>

将来の夢は、海獣といわれるイルカやアシカ等のトレーナーになりたいです。
小さい頃、鴨川シーワールドに行ったことがきっかけでシャチのトレーナーになりたいと考えていました。シャチは凶暴な生き物といわれていますが滅多に飼育できない生き物でもあります。そういった貴重な生き物でも飼育ができて、お客様に見せられる仕事が魅力的でトレーナーになりたいと思いました。研修で行った北海道のおたる水族館では、野生下で行っている普段の行動をショーとして披露しています。そういった、野生で生きる動物たちの環境教育をしっかり伝えられるトレーナーになりたいと思います。

●魚の写真を上手く撮るコツをご紹介します!
<朝海さん>
魚の泳ぎにあわせてカメラを動かして撮影するとブレずに撮影できます。また、止まっている魚にカメラを動かして撮ると、躍動感のある写真が撮れますよ。
水槽全体や魚のみではなく、魚が生きる生態系がわかるようにセットで撮ることで勉強にもなりますね。例えば、群れで泳いでいる魚であれば単体ではなく群れで撮ることをオススメします。
また、エラ呼吸している瞬間だったり、餌を食べている時に表情が変わったりするので、そのタイミングを狙ってみるのもいいですね。

<藤本さん>
撮影する前に泳いでいる姿をみて、どの辺にくるのか想定して撮っています。あとはシャッタースピードを上げるのも撮りやすい方法ですね。
水族館等で人が写ってしまうのが気になるのであれば、レンズを水槽のアクリルにくっつけるのもいいですね。アングルを上から下に向けて岩が入るように撮影したり、逆に下から上に向けて太陽光が入るように撮影したりするのもオシャレに見えてオススメです!

○公式HPで紹介中!沖縄美ら海水族館の飼育員が紹介するスタッフレポートでもっと生き物に詳しくなれる!
「Sony Aquarium」公式サイトでは、沖縄美ら海水族館の飼育員によるスタッフレポートを毎週掲載しており、生き物たちの生態が更に詳しく紹介されています。
例えば、
屋外大水槽にいる知名度抜群の「コバンザメ」は、「Sony Aquarium」初登場!
コバンザメの頭の上には、名前の由来にもなっている小判型の吸盤があり、それを使って大きな魚にくっついて生活しています。この吸盤は、背鰭の一部が変形したものと言われているんですよ。
ではここでクイズです!吸盤を使って大きな魚にくっついて生活することは、コバンザメにとってどんなメリットがあるのでしょうか?
①大きな魚といることで他の魚に襲われないようにしている。
②餌を探さなくても、くっついた魚のこぼれた餌を食べることができる。
③自分で泳がなくてもいいので楽に移動ができる。
正解は・・・①、②、③全てだと言われています。ちゃっかりと得な生活をしているコバンザメ。さぞ、くっつかれたほうの魚は迷惑だろうなと思いますが、コバンザメの体が小さな頃は、くっついた魚の体表にいる寄生虫などを食べて暮らしているそうなので、お互いもちつもたれつということなのでしょうか?
みなさんも、屋外大水槽ではコバンザメがどの魚にくっついて生活しているか注目してみてくださいね!

他にも「Sony Aquarium」公式サイトのスタッフレポートで紹介しています。ぜひご覧ください。
http://www.sonybuilding.jp/event/aqua/2016/report/

○丸の内キッズジャンボリーで「Sony Aquarium」の映像を紹介中!
8月16日(火)~18日(木)開催の「丸の内キッズジャンボリー」において、沖縄県ブース『まるごとおきなわ美ら海体験』で「3D Sony Aquarium(2010年制作、全編、黒潮の海水槽の映像)」と「4K慶良間諸島(2014年制作)」を特別上映いたします。沖縄美ら海水族館のジンベエザメやマンタが迫力の3D映像で、また慶良間諸島に毎年やってくるザトウクジラのパフォーマンスが美しい4K映像でご覧いただけます。その他、美ら海生き物観察会や沖縄の魚オリジナルうちわ作り体験などのワークショップもあります。
・場所 : 東京国際フォーラム ガラス棟会議室G604・G605
・時間 : 10:00~17:00
(主催:東京国際フォーラム 共催:読売新聞東京本社 特別協力:読売KODOMO新聞)
・URL : http://www.tif-kids.jp/2016/wonderclub/detail_18.html

■Sony Building 50th Anniversary 「Sony Aquarium」  開催概要
期間 : 2016年7月15日(金)~8月28日(日) 45日間  ※入場・体験無料
時間 : 11:00~19:00  ※屋外に設置する大水槽は23:00まで
会場 : 東京・銀座 ソニービル (〒104-0061 東京都中央区銀座5-3-1  http://www.sonybuilding.jp/access/
URL : http://www.sonybuilding.jp/event/aqua/

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会社概要

ソニー企業株式会社

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URL
https://www.sonypark.com/
業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区銀座四丁目2番11号 ヒューリック銀座数寄屋橋ビル7階
電話番号
-
代表者名
永野 大輔
上場
未上場
資本金
-
設立
1961年04月