【なぜあの人はいつも「菩薩モード」でいられるのか】血糖値を整え「動じない心」を手に入れる本質的メソッド『気分の9割は血糖値』刊行!
栄養療法の超プロが教える、心身のあらゆる不調をよくする栄養以前の大事なこと。血糖値を整えれば、365日冷静沈着になれる!

株式会社東洋経済新報社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田徹也)は、医師の小池雅美氏による初の著書『気分の9割は血糖値』を2025年10月22日に発売いたしました。
・気分の上がり下がりのカギは、血糖値が握っている
・何があっても動じない人は、血糖値が整っている
意外かもしれませんが、血糖値はメンタル・体調とダイレクトにつながっています。
食後の眠気、夕方のイライラ、寝ても取れない疲れ、夜中の2時ごろの目覚め。 平日はコーヒーを何杯も飲んで無理をし、週末はダウン。常に拭えない焦燥感。
その不調の根っこには、「血糖値の乱高下」による自律神経への大きな負担が影響しているかもしれません。
本書は、「血糖コントロール」により、こうした日々の不調をいっきに解決し、あなたが持つ本来のポテンシャルを引き出します。 静かでぶれない淡々とした状態=本物の元気を手に入れ、ビジネスにおいても、ひいては人生においてもベストパフォーマンスを出すための知見が満載です。
血糖値と気分はほぼリンクし、そして血糖値は自律神経とも連動しています。 「血糖値が下がる(エネルギー切れ)=生命の危機」であり、さまざまな不調の原因となりかねません。
しかしながら、そのメカニズムを逆手にとれば、仕事の成功や人間関係にも応用することができるのです。

「なぜ上司は夕方4時に怒り出すのか」
夕方になるとだんだん機嫌が悪くなる、あるいは怒り出すという人はいませんか。
その日の仕事が終わりそうになかったり、納期が近づいて焦りがあったりするのかもしれません。でもそれは、他の人も同じ条件のはずです。なぜその人だけ怒り出すのでしょう。
「あの人はああいう性格だから」と周りの人もあきらめているかもしれません。しかし、それは「性格」ではなく、血糖値の乱れ(低血糖)が原因の可能性があります。
本人も「こんなことで怒るのは恥ずかしいぞ」と思っていたとしても、体が暴走してしまって歯止めが利かないのです。
営業職のAさん(43歳)の場合
Aさんは午前中のうちはスムーズに仕事が進み、会議でも冴えた発言を連発しています。
昼食は、外に出てカフェでサンドイッチとカフェラテ。時間がないのでさっと済ませて会社に戻ります。ところが、午後3時を過ぎたあたりから、空気が変わってきます。なんとなく集中できない。頭がぼんやりして、段取りがつかめない……。
とりあえずコーヒーを飲んで気分転換をしようとするAさんですが、思ったよりも効率は上がりません。納期の近づいてきた仕事が今日中に終わるかどうか、怪しくなってきてしまいました。
夕方4時。部下が提出してきた書類の内容に目を通しながら「これ、ちゃんと確認したのか」と口調がつい強くなってしまいます。
その声に圧倒されたのか「いえ、あの……」とたじたじになる部下。その反応にも苛立ち、さらに部下を強い言葉で叱責。自分でも「まずい」とは思うけれど、抑えが利きません。
Aさんはその怒りのスイッチの正体が、「自分の血糖値の乱高下」だとは思ってもいません。
じつはこのとき、典型的な「血糖値スパイク→血糖値急降下→反応性低血糖→気合とカフェインで交感神経が緊張」という流れが起こっているのです。
サンドイッチとカフェラテ、つまり「糖質+カフェイン」の昼食で急激に血糖値が上がったため、膵臓が慌ててインスリンを大量に出し、その結果、血糖値が急降下してしまったのです。
すると脳は「エネルギーが足りない!」と判断し、防御モードに入ります。このとき、感情のブレーキ役である前頭葉の働きが落ち、怒りや攻撃性をコントロールできなくなるのです。
さらに、夕方はストレスに対処するホルモンであるコルチゾールの分泌も下がり始める時間帯。血糖維持のためにさらにアドレナリンが必要になります。
夕方に不機嫌になるのも、誰かにきつく当たってしまうのも、自分の意思の問題ではありません。性格の問題でもないのです。血糖が脳に与える影響による、体の反応なのです。
血糖値は私たちが想像する以上に、心や体と深くかかわっているのです。
心との平穏を保ち、人生まで整う本質的メソッド
本書は、「血糖値と自律神経の密接な関係」の解説から、血糖値の乱れを根本から補正する「最強の食事術」、生活習慣や睡眠法で血糖値を整える「体調管理の原則」、そして「血糖コントロール」を応用した「仕事術」までを網羅しています。
血糖値の乱高下がなくなり、自律神経が整ってくると、心の中のノイズがすっと消え、ムダに感情に振り回されなくなり、感情が必要以上にぶれなくなります。そんな静かな安定感を本書では「ゼロポイント」・「菩薩モード」と呼んでいます。
血糖値が安定した状態=「ゼロポイント」=「菩薩モード」を手に入れることで、人生がいかに劇的に変化し、最高のパフォーマンスを引き出すことができるか、詳しく解説しています。

目次
はじめに
第1章 「血糖値」を無視して最高の体調は手に入らない
第2章 「カフェイン」と「鉄不足」が体調をさらに悪化させる
第3章 血糖と自律神経が整い、パフォーマンスを上げる食べ方
第4章 血糖値が整う生活習慣とストレスコントロール
第5章 「血糖コントロール」で仕事のパフォーマンスを最大化する
第6章 「ゼロポイント」で最強の自分になる
おわりに
著者プロフィール
小池 雅美(こいけ まさみ)
医師。こいけ診療所院長。なす医院非常勤医師。臨床分子栄養医学研究会特別認定指導医、漢方専門医。漢方・栄養療法のみならず、各種統合医療を通じて培ってきた豊富な経験と顔貌、姿勢などから患者の栄養状態を言い当てる優れた洞察力で、多くの患者を改善に導く。体を見るということは、何らかの症状のある場所や検査のデータを見ることだけではなく、食事、笑い声、人間関係、仕事のやり方、そうした生活のすべてが含まれると考え、その延長として、漢方や栄養の勉強を始めて現在に至る。本書が初の著書となる。趣味はさかな釣り。
書籍概要
気分の9割は血糖値
小池 雅美(著)
定価:1,650円(税込)
ISBN:978-4-492-04808-5
発売日 : 2025年10月22日
体裁 : 四六/並製/232頁
発行元:株式会社東洋経済新報社
東洋経済ストアサイト:https://str.toyokeizai.net/books/9784492048085/
Amazonページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4492048081/
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