健康経営銘柄の企業・健保組合が続々導入「ascure Dr. 高血圧治療」事業開始
治療アプリ×オンライン診療の活用で未受診層の課題を解決
株式会社CureApp(キュア・アップ/本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐竹 晃太、以下「当社」)は、2025年10月より「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」を用いた法人向けサービス「ascure Dr. 高血圧治療」事業の本格展開を開始し、既に健康経営銘柄に認定されている企業・健保組合様(生命保険、証券、ソフトウェア、インターネット)にも導入が進んでおります。本プログラムによってこれまでの高血圧未受診者の課題を解消し、医療費高騰の抑制を目指します。(※「ascure Dr.」=アスキュアドクター)

導入の背景
従来の受診勧奨では、受診しない人が一定数存在し、受診しても通院や服薬が長期化して医療費が高止まりするという課題がありました。さらに第3期データヘルス計画※1では、評価指標にアウトカム指標が導入され、高血圧症・糖尿病・脂質異常症については病態をコントロールできている割合(検査値が正常群又は予備軍に改善している割合)を評価指標とする形に変わります※2。こうした背景により各企業・健保組合様から、より多くの未受診者を受診に動かし、かつ治療効果を生み出すエビデンスがある高血圧治療補助アプリの活用による健康状況の改善成果に関心をお持ち頂き、導入が増えています。
※1:第3期データヘルス計画 策定の手引き(厚生労働省)https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/001223896.pdf
※2:上記手引きの68ページ。疾患群の病態コン トロール割合(高血圧症・糖尿病・ 脂質異常症) この評価指標は、特定健診の2年連続受診者で、1年目に高血圧で服薬有り又は検査値が疾患群の者のうち、2年目に検査値が正常群又は予備群の者の割合を示す。各疾患群に対する受診勧奨等のハイリスクアプローチの1年間の対策結果やその経時的な変化を把握することに活用できる。
導入いただいた企業担当者様によるコメント
第一生命健康保険組合 ご担当者様
当組合では、高血圧や糖尿病を中心に、生活習慣病対策を進めています。『ascure Dr.(アスキュア ドクター)高血圧治療』は、医療機関受診時にとどまらず、日常生活の中でアプリによる継続サポートが受けられる点が大きな魅力です。さらに、企業・健保による費用補助の設計により、利用者が経済的な負担を感じることないため、組合員の参加のしやすさが高まることも評価しています。高血圧という医療費インパクトの大きい領域で、受診勧奨を後押しし、将来的な医療費の適正化にも寄与しうると期待しています。
ウイングアーク1st株式会社 ご担当者様
当社では健康経営の推進に取り組んでおり、その一環として『ascure Dr. 高血圧治療』を導入しています。このプログラムは、参加者の日々の取り組みや血圧の変化をデータで可視化できるため、従来の施策に比べて効果検証がしやすい設計となっています。こうした仕組みにより、対象者へのきめ細やかなフォローが可能となり、組織全体としての健康経営の推進に加え、将来的な生産性向上や医療コストの適正化にもつなげていきたいと考えています。
株式会社ディー・エヌ・エー ご担当者様
当社は、多様な働き方の中でも続けやすい健康管理を重視しています。
生活習慣病への対策は、保健指導およぎ特定保険指導が中心ですが、受診すべきリスクの方への対策として、継続性が高く治療改善効果が見込める手段を探していました。『ascure Dr. 高血圧治療』で利用する「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」は、医療機器として承認された治療アプリであることに信頼性を感じるとともに、オンライン診療×アプリによりアクセスのしやすさが確保されている点が当社社員のワークスタイルにもフィットしているため、未受診の方も一歩を踏み出しやすく、日常に無理なく取り入れられるのではないかと期待しています。
■本件に関するお問い合わせ
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ascure Dr. 高血圧治療について

受診勧奨の壁を突破する新しいアプローチ
ascure Dr. 高血圧治療は、医療機器として承認を受けた「高血圧治療補助アプリ」とオンライン診療を組み合わせた6ヶ月間のプログラムで、潜在患者数が多く医療費も大きい高血圧にフォーカスしています。
本プログラムは以下の2つの点で、リスク層への受診勧奨の課題を解決します。
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高血圧領域では世界初※3の医療機器として薬事承認を得た高血圧治療補助アプリやオンライン診療などのテクノロジーを活用して今まで参加・受診しなかったリスク層を動かす
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従来の高血圧治療では通院・服薬を長期間続けることで医療費が上がってしまうという難点に対して、高血圧治療補助アプリは6ヶ月の使用期間で血圧をコントロールできる生活習慣を身につけることを目指し、継続した通院・服薬による医療費の高騰を防ぐ
※3:自社調べ(調査年月:2022年9月)調査範囲:製造販売承認を受けた高血圧症治療補助アプリ
本プログラムは、高血圧の未受診者が受診しない理由の上位である「通院の負担」「服薬の負担」「費用の負担」を解消するために、以下の特徴を有します。

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オンライン診療+治療アプリで通院不要。日々の業務と両立しながら無理なく取り組めます。
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利用者の費用負担はゼロ※4。参加ハードルが低く、積極的な治療参加が見込めます。
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6ヶ月でプログラムは完結。その間に高血圧治療補助アプリを用いて、自身で血圧をコントロールできる生活習慣を身につけることを目指します。
また、参加者の取り組みデータを共有可能であり、さらに効果を上げるための検証やデータヘルス推進にも役立ちます。
※4:自由診療にてご提供、健保組合様や企業様が費用を補助する
■ascureDr. ウェブサイト
https://cureapp.co.jp/ascuredr/
※治療方針および方法の最終的な決定は医師が行います。アプリの処方についても、医師の判断に基づいて行われます。また、医師の判断により、お薬が処方される場合がございます(薬はご自宅へ郵送されます)。
CureApp HT 高血圧治療補助アプリについて
お薬と同じように臨床試験を実施し、医療機器として認められたスマートフォンアプリであり、医師が患者さんに対してアプリを処方することで利用が可能になります。
患者さんは自身のスマートフォンを利用し、診察と診察の間の治療空白期間にアプリが提供するプログラムを通じて生活習慣の改善と定着を図ります。
また、医師は診療時に専用の管理画面を通じて患者さんの治療経過を把握することができるため、診療の質と効率を向上させることが可能です。

本アプリは治験結果※5だけでなく、販売開始後の実臨床での有効性※6や減薬の可能性についての研究結果※7が発表されており、高血圧治療の新たな治療選択肢の一つとなっています。
※5:Efficacy of a digital therapeutics system in the management of essential hypertension: the HERB-DH1 pivotal trial https://cureapp.blogspot.com/2021/09/cureapp-2021.html
※6:世界初、実際に処方された利用患者における降圧効果データを発表 https://cureapp.blogspot.com/2023/09/blog-post_26.html
※7:「治療アプリと患者のカルテデータ」から降圧薬との関係性を初公開 https://cureapp.blogspot.com/2024/04/blog-post_09.html
■高血圧治療補助アプリ 製品情報ウェブサイト
https://cureapp.co.jp/productsite/ht/
法人・自治体向けサービス「ascure」について
当社では、治療アプリ開発の知見を活かし、企業・健保・自治体向けサービス「ascure」を開発、運営しています。本取り組みにある高血圧治療の受診勧奨・治療支援に先立ち、禁煙を支援する「ascure卒煙プログラム」を提供しており、現在380以上の団体で導入されています。
■ascure卒煙プログラム

完全オンラインの禁煙モバイルヘルスプログラムです。
「医師開発アプリ × オンライン指導 × OTC禁煙補助薬の自宅配送」を組み合わせ、従来の禁煙外来や禁煙プログラムに加えて、新たな選択肢を提供します。
■ascure卒煙 ウェブサイト
https://cureapp.co.jp/ascure-hokenroom/about_ascure_sc/
※禁煙モバイルヘルスプログラムは、医療機器・医療行為ではございません。本プログラム及び専用アプリは医療機器ではなく、「治療または診断」を行うものではありません。
株式会社CureAppについて
2014年に2名の医師が創業。治療効果が治験にて証明され、医療現場で医師が患者に処方する「治療アプリ」を研究開発・製造販売する医療機器メーカー。
2020年、スマートフォンで動作する疾患治療用プログラム医療機器として、治療アプリでは日本で初めて※8、また禁煙治療領域においては世界初※9の薬事承認および保険適用を実現。その後も高血圧、減酒治療における治療アプリの薬事承認・保険適用を受け、医療機関へ販売を行っています。その他、NASH / がん / 慢性心不全 / 慢性腰痛症など、複数の疾患に対応する治療アプリの開発を進めています。
また、民間法人向けの健康増進サービス「ascureモバイルヘルスプログラム」も運営し、「ascure卒煙」は現在、380法人(うち健康保険組合270組合)に導入。この他「ascure Dr.高血圧」も提供をスタートしています。
※8:自社調べ ・調査年月:2020年12月 ・調査範囲: 製造販売承認および保険適用を受けた治療アプリ
※9:自社調べ ・調査年月:2020年12月 ・調査範囲: 製造販売承認および保険適用を受けたニコチン依存症治療アプリ
代表取締役社長:佐竹 晃太
本社所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階
事業内容:プログラム医療機器開発、モバイルヘルス関連サービス事業
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