「コクーン アクターズ スタジオ」第2期 特別ワークショップの全ゲスト講師が決定!
若手のための演劇の学び場「コクーン アクターズ スタジオ」第2期の特別ワークショップ講師に、黒田育世、野村萬斎、行定勲、六本木康弘の4名が新たに決定しました!
2025年4月より第2期が開講した「コクーン アクターズ スタジオ(以下「CAS」)」(主催/企画・製作:Bunkamura)では、Bunkamuraシアターコクーン芸術監督の松尾スズキをはじめとした7名の常任講師によるレッスンに加え、多彩なゲスト講師を迎えた〈特別ワークショップ〉を実施・公開しています。
今年の4・5月に、「Hibiya Festival 2025」内の「カンゲキ学校」と連動し、文学座の五戸真理枝による特別公開ワークショップを東京ミッドタウン日比谷にて実施しましたが、このたび全てのゲスト講師が決定しました。
黒田育世、野村萬斎、行定勲、六本木康弘による〈特別ワークショップ〉が決定!!

昨年も好評を博した、日本のコンテンポラリーダンス界を代表する黒田育世の身体表現のワークショップを本年も実施。また、狂言師として国内外で多数の狂言・能公演や普及活動に尽力する一方、現代劇・シェイクスピア作品・映画などの主演を務めるなど幅広く活躍し、オペラ『こうもり』などの舞台演出も手掛けてきた野村萬斎による狂言のワークショップを開催します。
そして、映画『GO』にて日本アカデミー賞最優秀監督賞を受賞し、『世界の中心で、愛をさけぶ』『劇場』など数々の話題作を手掛け、舞台演出家としてもその手腕を発揮している映画監督・行定勲も決定。さらに数々の映画・テレビ・舞台で殺陣やアクション指導を手掛けるJAE(ジャパンアクションエンタープライズ)所属・現役アクションディレクターの六本木康弘のワークショップも昨年に続き実施します。以上、新しく4名、今年度は総勢5名のバラエティ豊かなゲスト講師が決定しました。
幅広いジャンルのゲスト講師により、俳優として様々な現場で役立つスキルを学びます。
また、2026年3月には、第2期生による有観客の発表公演『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』(作・音楽:松尾スズキ、演出:ノゾエ征爾、音楽:杉田未央)をシアターコクーンにて上演予定です。
第3期生は現在応募受付中。9月21日(日)23:59まで受付期間を延長しています。
今後の活動についてもぜひご注目ください!
COCOON PRODUCTION/Bunkamuraオフィシャルサプライヤースペシャル
「コクーン アクターズ スタジオ」特別ワークショップ
《開催概要》
テーマ:殺陣・アクション 講師:六本木康弘(JAE)
内容:俳優のためのアクションと時代殺陣
日時:
①2025年10月15日(水)18:00~21:00
②2025年10月22日(水)14:00~17:00
③2025年10月22日(水)18:00~21:00
場所:Bunkamuraシアターコクーン
チケット情報:
【体験チケット】※講師の指導を直接受けることができます。
日時:②
対象:中学生以上
料金:3,600円(税込) 定員:20名程度
【見学チケット】※ワークショップを受けている様子を見学する形式となります。
(①・③はCAS受講生、②は一般参加者の様子を見学)
日時:①、②、③
対象:小学生以上
料金:1,800円(税込・全席自由) 定員:20名程度
申込方法(体験・見学共通):
2025年9月24日(水)10:00~ オンラインチケットMY Bunkamuraにて販売(先着順・お一人様1枚まで)
※オンラインチケットMY Bunkamuraのみでの取扱いとなります。電話・カウンターでの販売はございません。
そのほか詳細は下記よりご確認ください。
https://www.bunkamura.co.jp/sp/cas/topics/10198.html
テーマ:演劇と映画の狭間にあるものの探求 講師:行定勲
内容:実験的演出と、そこから派生した演技を映像化
日時:2025年11月27日(木)18:00~21:00
場所:Bunkamuraシアターコクーン
チケット情報:【見学チケット】を販売予定。後日公式サイトにて詳細を発表します。
※CAS受講生がワークショップを受けている様子を見学する形式となります。講師の指導を直接受けることはできませんので、予めご了承ください。
テーマ:身体表現 講師:黒田育世
内容:質の踊りとレパートリー
日時:
①2025年12月9日(火)18:00~21:00
②2025年12月11日(木)18:00~21:00
③2025年12月14日(日)14:00~17:00
場所:Bunkamuraシアターコクーン
チケット情報:【見学チケット】を販売予定。後日公式サイトにて詳細を発表します。
※CAS受講生がワークショップを受けている様子を見学する形式となります。講師の指導を直接受けることはできませんので、予めご了承ください。
テーマ:狂言 講師:野村萬斎
内容:狂言~型を使った演技術
日時:2025年12月18日(木)18:00~21:00
場所:Bunkamuraシアターコクーン
チケット情報:後日公式サイトにて詳細を発表します。
□特別ワークショップ ゲスト講師(五十音順)

黒田育世(振付家・ダンサー)
6歳よりクラシックバレエを始め、1997年渡英、コンテンポラリーダンスを学ぶ。2002年自身が主宰を努めるダンスカンパニーBATIKを設立。バレエテクニックを基礎に、身体を極限まで追いつめる過激でダイナミックな振付は、踊りが持つ本来的な衝動と結びつき、ジャンルを超えて支持されている。国内外での活動に加え、ベネツィア・ビ エンナーレ、サラゴサ万博、SIFAなど海外フェスティバルからの招聘も多数。またアヴィニョン演劇祭のオープニング作品にダンサーとしても出演。 金森穣率いるNoism05、飴屋法水、古川日出男、笠井叡、野田秀樹、串田和美など様々なアーティストとのクリエーションも多い。第9回日本ダンスフォーラム賞(15)、第4回日本ダンスフォーラム賞(10)、舞踊批評家協会賞(06)を受賞。近年の主な振付作品は、『What If If Only―もしも もしせめて』(24)、『YSee』『波と暮らして』『ラストパイ』(23)、『ウエンディ&ピーターパン』(21)、『民衆の敵』(18)、『アメリ』(17)、『るつぼ』(16)など。

野村萬斎(狂言師)
1966年生まれ。祖父・故六世野村万蔵及び父・野村万作に師事。重要無形文化財総合指定保持者。東京藝術大学音楽学部卒業。「狂言ござる乃座」主宰。国内外で多数の狂言・能公演に参加、普及に貢献する一方、現代劇や映画・テレビドラマの主演、舞台『敦―山月記・名人伝―』『子午線の祀り』能狂言『鬼滅の刃』『ハムレット』など古典の技法を駆使した作品の演出で幅広く活躍。現在の日本の文化芸術を牽引するトップランナーのひとり。現代に生きる狂言師として、あらゆる活動を通し狂言の在り方を問うている。94年に文化庁芸術家在外研修制度により渡英。芸術祭新人賞・優秀賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞、毎日芸術賞千田是也賞、読売演劇大賞最優秀作品賞、観世寿夫記念法政大学能楽賞、松尾芸能賞大賞、2024年5月坪内逍遥大賞を受賞した。石川県立音楽堂アーティスティック・クリエイティブ・ディレクター。東京藝術大学・日本大学芸術学部客員教授。(公社)全国公立文化施設協会会長。

行定勲(映画監督・演出家・脚本家)
1968年8月3日熊本県生まれ。熊本県出身。『我が人生最悪の時』や『スワロウテイル』などで助監督を務め、97年に『OPEN HOUSE』で長編映画監督デビュー。2000年に第5回釜山国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞、01年に第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ数々の映画賞を受賞。07年『フールフォアラブ』で舞台初演出。以降、『テイキング・サイド』(13)、『プエノスアイレス午前零時』(14)、『タンゴ・冬の終わりに』(15)など次々と舞台演出を手掛け、第18回千田是也賞を受賞。近年の主な演出・監督作品に、【舞台】『先生の背中〜ある映画監督の幻影的回想録〜』(25)、『見知らぬ女の手紙』(24)、『リボルバー〜誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?〜』(21)、『趣味の部屋』(15・13)、【ドラマ】『完璧な家族』(24・Lemino)、【映画】『リボルバーリリー』(23)、『窮鼠はチーズの夢を見る』(20)、『劇場』(20)、『リバーズ・エッジ』(18)など。

六本木康弘(JAE所属/アクションディレクター・俳優)
アクション俳優・スタントマンの育成、マネジメントのみならず、映像、演劇、各種イベントの企画、構成、演出も手掛け、積極的なプロモーションも行っている。アクションディレクターとして、諸鍛冶裕太・宮崎剛・青木哲也・おぐらとしひろ・渡辺淳・六本木康弘・藤井祐伍・新田健太・中村健人(京都)らが在籍し、シアターコクーンでも数々の作品のアクション指導を手掛けている。アクション技術を活かし、殺陣師として数多くの作品に参加。近年の主な舞台に、ミュージカル『薄桜鬼シリーズ』(毛利亘宏・西田大輔演出)、『魔法使いの約束』シリーズ 『花郎~ファラン~』(ほさかよう演出)、『演劇【推しの子】2.5次元舞台編』(中屋敷法仁演出)、『家政夫のミタゾノ THE STAGE』シリーズ(村上大樹演出)、『メサイア』シリーズ(西森英行演出)、『ふくすけ2024-歌舞伎町黙示録-』(松尾スズキ演出)、『るろうに剣心』『オーシャンズ11』 (小池修一郎演出)、シアターコクーン・オンレパートリー2019 『ハムレット』(サイモン・ゴドウィン演出)などがある。俳優としての出演作に『ロミオ&ジュリエット』(ジョナサン・マンビィ演出)、『あかいくらやみ~天狗党幻譚~』『マクベス』(長塚圭史演出)などがある。
●Bunkamuraオフィシャルサプライヤーについて
Bunkamuraは1989年の開業以来、文化・芸術の発信を続けています。
この活動はBunkamuraの自主性を尊重し、文化・芸術を愛し、応援いただけるオフィシャルサプライヤー企業の皆様により支えられています。
https://www.bunkamura.co.jp/about/concept/os.html

●「Discover Future Stars」
Bunkamuraはオフィシャルサプライヤーの支援のもと、若い才能を発掘・育成する継続的な取り組み
「Discover Future Stars」を行っています。
文化・芸術を通して、多様な背景をもつ人達が自分の可能性を発見するきっかけや今後の活躍の後押しとなる場を提供すると共に、次世代の文化芸術の担い手を育成するプログラムとして「コクーン アクターズ スタジオ」をはじめ、「未来の巨匠コンサート」「YGPオーチャード・ガラ」を展開していきます。
https://www.bunkamura.co.jp/sp/dfs/

■「コクーン アクターズ スタジオ」の取り組み
2024年4月より開講した『コクーン アクターズ スタジオ』は、2025年4月に第2期が開講し2年目を迎えました。主任を務める松尾スズキをはじめ、演劇に関わる各ジャンルのエキスパートを講師として迎え、発声や身体表現、台本の読み解き方などを学ぶ基礎授業と創作・発表の実践を組み合わせたカリキュラムで多種多様なスキルを磨く場を創出します。
そして、1年間の成長を発揮する場として、2026年3月に有観客で第2期生の発表公演『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』(作・音楽:松尾スズキ、演出:ノゾエ征爾、音楽:杉田未央)をシアターコクーンにて上演します。また、受講生には、コクーンプロデュース公演の制作現場を見学、さらには出演するチャンスが待っています。
https://www.bunkamura.co.jp/sp/cas/
【第3期生募集中! ご応募は<9月21日(日)23:59>まで!】
様々な分野の第一線で活躍する講師陣に、第3期からは演出家・堀越涼(あやめ十八番)も加わります。
レッスン期間:2026年4月から2027年3月
応募受付期間:2025年9月21日(日)23:59まで
2026年12月にはシアターコクーンにて発表公演『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』(作・音楽・監修:松尾スズキ、演出:堀越涼)を上演。
募集要項は下記よりご覧ください。
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