【開催レポート】最大倍率78倍の職業も!小学生が、人気のカフェ店員・駅員などに挑戦した小田急沿線7つのショッピングセンター&対象駅による夏休み特別企画「キッズおしごと体験イベント2025」
〜「こどもが未来を考えるきっかけになった」と毎年好評。地域と共に育む“リアルな職業体験”でお子さまの未来を応援〜

特設サイト:https://www.odakyu-sc.com/special/oshigototaiken2025/
株式会社小田急SCディベロップメント(本社:東京都新宿区 取締役社長:細谷 和一郎)は、2025年の夏休み期間中、当社が運営する小田急沿線7つのショッピングセンターと対象駅にて、小学生を対象とした「おしごと体験イベント2025」(以下、本イベント)を開催しました。
■実施結果のご報告
小田急沿線のショッピングセンターと駅を舞台に開催した本イベントは、今年も大盛況のうちに終了しました。
本イベントは小学生を対象にショッピングセンターの店舗スタッフや駅員など、身近な“おしごと”を楽しく学べる体験型プログラムです。当社が掲げる地域共生ステートメント「エキチカは、マチチカ、ヒトチカへ。」の実現を目指し、こどもたちの健やかな成長と地域への愛着の醸成を目的に、2019年より開催しているものです。
昨年の参加保護者へのアンケートでは、「商業施設ならではの憧れの職業の体験」が特に高い支持を集めたことを受け、今年は体験メニューを過去最多の97種類・全107枠に拡充。カフェ店員や駅員などの人気メニューに加え「丸亀製麺」のうどん職人体験、「横浜銀行」による金融教育プログラムなど、こどもたちの知的好奇心を刺激する新たな体験も提供しました。
284名の募集枠に対し、約3,371名の応募があり、最大倍率は78倍に達しました。参加保護者へのアンケートでは、楽しい体験が「こどもたちの未来を考える」きっかけになったと毎年高い評価をいただいており、地域の子育て支援やキャリア教育への貢献としてご好評をいただいています。
今後も、こどもたちの未来につながる学びの場を創出し、地域とともに歩む取り組みを継続してまいります。
■イベント概要と全体成果
期間:2025年7月29日(火)~8月27日(水)
会場:本厚木ミロード、相模大野ステーションスクエア、ODAKYU 湘南 GATE、ビナウォーク、新百合ヶ丘エルミロード、経堂コルティ、成城コルティおよび小田急線・江ノ電 対象駅
体験メニュー数:97種類・全107枠
参加人数:271名
1.各施設のおしごと体験の様子と感想(一部抜粋)
① 本厚木ミロード 実施日:7月29日(火)

ピックアップメニュー:「小田急 本厚木駅」 駅員さん
内容:ロマンスカーのご案内・駅の裏側見学
感想:「こどもも今日体験したことで、次回小田急線を利用する時に、また新たな目で見ることができるのではないかと思います。」(保護者)

ピックアップメニュー:「トロッコ808」八百屋さん
内容:フルーツのカゴ盛り・販売体験
感想:「いつも買っているフルーツがパック詰めまで店舗でされていると知りました。フルーツが大好きでほぼ毎日食べているのでこどもがうれしそうでした。」(保護者)
② 相模大野ステーションスクエア 実施日:8月4日(月)・5日(火)

ピックアップメニュー:「マーノクレアール」 手芸屋さん
内容:生地とリボンのカット・品出し体験
感想:「しっかり教えてくれてこどもが楽しそうにしていた。自分で裁断した生地をいただけてうれしそうでした。」(保護者)

ピックアップメニュー:「ステーションスクエア」 インフォメーション
内容:ご案内・館内放送体験
感想:「こどもがずっと楽しみにして、体験中も緊張しながらとても楽しんでいました。初めてのお給料、記念のスカーフ、プレゼントもとても喜んでいました。」(保護者)
③ ODAKYU 湘南 GATE 実施日:8月8日(金)

ピックアップメニュー:「オンデーズ」メガネ屋さん
内容:メガネ加工・視力測定体験
感想:「メガネが実際手元に届くまで、たくさんの工程があり、多くの人の仕事によってできあがるものだということを肌で感じた体験でした。」(保護者)

ピックアップメニュー:「なんぼや」査定士さん
内容:金・ダイヤモンド・ブランド品の査定体験
感想:「小さい子向けかな?と思って参加しましたが、そんなことなく、りっぱな職業体験になったと思います。」(保護者)
④ ビナウォーク 実施日:8月18日(月)・19(火)

ピックアップメニュー:「モフアニマルカフェ」 ふれあい動物園スタッフ
内容:動物のブラッシング・エサ作り体験
感想:「働く人の目線でお店の様子を体験できて良い経験になりました。店長さんに優しく丁寧に指導していただきありがとうございました。」(保護者)

ピックアップメニュー:「TOHOシネマズ 海老名」映画館スタッフ
内容:映画館の裏側体験
感想:「こどもにとっても、忘れられない経験になったと思います。こどもに色々な経験をさせてあげたいので、ぜひまた次回も参加したいと思います。」(保護者)
⑤ 新百合ヶ丘エルミロード 実施日:8月20日(水)

ピックアップメニュー:「ドンク・ミニワン」 パン屋さん
内容:ミニクロワッサン・パン作り体験
感想:「パン作りに挑戦しましたが、とても楽しそうでした。作り終わったあとのこどものひとこと"手をみるとがんばったあとがある“これが全てだと思いました。」(保護者)

ピックアップメニュー:「エルミロード ガードマン」 セキュリティスタッフ
内容:防犯カメラ・緊急対応体験
感想:「参加した本人だけでなく、大人も話が聞こえるところまで入れていただき、お話を聞いて、大変楽しかったです。勉強にもなりました。」(保護者)
⑥ 経堂コルティ 実施日:8月25日(月)

ピックアップメニュー:「無印良品500」 雑貨屋さん
内容:POP作成・売場作り体験
感想:「名札やななめがけポーチなど店員さんらしい格好もできて良かった。スタッフの方が優しく接してくれていて娘も楽しそうでした。」(保護者)

ピックアップメニュー:「経堂みどり薬局」薬剤師さん
内容:粉薬の処方体験
感想:「娘の将来やりたいことが薬剤師なので、本当に実際薬剤師として働いている方々に色々と直接教えてもらえたので、大満足でした。」(保護者)
⑦ 成城コルティ 実施日:8月27日(水)

ピックアップメニュー:「ジョージズ」雑貨屋さん
内容:ラッピング・植物の水やり体験
感想:「夏休み、こどもに貴重な体験をさせていただきました。いつも利用しているお店で体験できて、とても楽しかったです。次回も参加したいです。」(保護者)

ピックアップメニュー:「タント タント」イタリア料理屋さん
内容:ピザのトッピング・接客体験
感想:「実際のキッチンに入って、シェフ直々に教えていただく機会はないのでよい刺激になったと思います。ありがとうございました。」(保護者)
2.アンケート結果
(1)参加キッズアンケート: 「働く」ことへの意識の変化 “働くってたいへん。でも楽しい”
体験を通じて、こどもたちの心にも変化が生まれたというお声もいただいております。「自分自身がやりたいと考えている仕事が体験できたうれしさ」と、「働くということをこのイベントで認識できた」というお声もあげられました。
<参加キッズの声 抜粋>
・「おしごとは楽しいけどたいへんなことなんだなと思いました。」
・「“おしごとにはそれぞれ意味がある“という言葉が印象に残りました。」
・「大切に商品を扱っているから、自分の手元にきたときにきれいなんだなと思いました。」
・「私はいつも見ているだけですけど、そのうらには働いている人が色々やってくれているんだなと思いました。」
(2)保護者アンケート
① 参加理由:楽しい体験が「こどもたちの未来を考える」きっかけに
参加された保護者へのアンケートの参加理由としては「内容がおもしろそう」(69.3%)、「こどもの成長に有意義」(67.8%)が上位を占め、商業施設のイベントとしてだけでなく、こどもの教育的価値にも期待を寄せていただいていることがうかがえます。具体的には「パティシエールを夢にもっているこどもの希望」「お店の店員さんをやりたがったので」といったお子さまが希望しての参加や、「体験内容が魅力的」「昨年見かけて今年は参加したかった」といった内容も参加理由としてあげられました。
1位 「内容がおもしろそう」 69.3%
2位 「こどもの成長に有意義」 67.8%
3位 「こどもが行きたがった」 60.3%
その他、「体験した店舗・駅をいつも利用しているから」「自由研究に役立ちそうだったから」とのお答えをいただきました。
②「働く」ことへの意識の変化:こどもが働く姿に、保護者も学びと感動
こどもたちが本物の職場で“働く”を体験。保護者からは、成長や気づき、感動のお声も寄せられました。
<保護者の声 抜粋>
・「本物の仕事場で仕事ができたので、こどもが働くことを考え感じられたのがよかったです。」
・「大きな声で「いらっしゃいませ!!」と言えていて偉かった。頑張った分のお給料がもらえて”働く”ことが学べた。」
・「オシャレが好きなので、マネキンにコーディネートすることが楽しかった。自分で服も考えることができてよかったです。」
3.協力店舗・サポーターの声
(1)協力店舗のコメント
■丸亀製麺

うどんや丸亀製麺が好きという、うれしい声を多くいただき、楽しんでいただけた様子でした。
ビナウォーク店はもちろん、系列店もご利用いただいており、“また来るね”という声もいただきました。短い時間でしたが、よい会ができたと思います。
■横浜銀行 新百合ヶ丘支店

今回、初めて本イベントに参加させていただきましたが、おかねの価値観に関する特別授業をはじめ、1億円運搬や札勘、ロビーでの挨拶等の業務体験を通じて、金融の世界に触れる機会を提供できたことを大変うれしく思います。「銀行は思ったよりもいろんな仕事をしていて驚いた」という声もいただきました。
横浜銀行は今後も、地域とともに歩みながら未来を担うこどもたちの学びや成長を応援してまいります。
■その他 協力店舗アンケート(抜粋)
・お子さまご本人、親御さま、イベント実施中に見守る利用者さま、受け入れた駅係員にとって、つながりを実感できるいいイベントだと感じました。
・こどものためのイベントだと思っていましたが、お客さまの方がお子さまからコーヒーを積極的にもらってくださっていて、地域の皆さまの温かみを改めて感じることができました。
・普段は表に出ないビル管理の仕事ですが、こうした体験を通して、こどもたちに地域の安全や快適さを守る大切さを伝えることができました。
(2)サポーター企業のコメント
①応援サポーター(協賛) 株式会社アイデム
アイデムは昨年に引き続き、おしごと体験に参加されたお子さまが「はたらくこと」について考えるきっかけとなるよう、オリジナル動画の提供や、体験を振り返るための小冊子を配布させていただきました。参加されたお子さまにとって、夏の貴重な経験となり、自分なりの「はたらく意味」を見つめるきっかけになっていれば、私たちとしても大変うれしく思います。
(株式会社アイデム 広報担当)HP:https://www.aidem.co.jp/
②サポーター(企画・運営協力) 一般社団法人夢らくざプロジェクト
昨年に引き続き、企画運営の協力をさせていただきました。最初は緊張した様子のこどもたちが、体験が進むにつれて積極的におしごとにチャレンジする姿を見て、暑さが吹き飛ぶぐらい清々しい気分になりました。これまでのお客さんという立場から、商品やサービスを提供する働く立場になることで、今まで知らなかった新たな世界が広がったのではないかと思います。この体験が将来につながる貴重な経験になっていたらうれしいです。私たちとしては、このようなおしごと体験の機会をこれからもたくさん作っていきたいと考えています。
(一般社団法人夢らくざプロジェクト 代表理事 髙田)HP:https://www.yumerakuza.net
4.イベント企画担当者のコメント (小田急SCディベロップメント)
今年も3,371名もの多数のご応募をいただき、地域のお客さまからの高い期待を改めて実感しました。舞台となるのは、こどもたちにとって身近なショッピングセンター。そこで実際に働く“本物の仕事のプロ”たちが、仕事の魅力や責任を伝える貴重な機会となりました。「いつも行くショッピングセンターで憧れのお店の店員さんになれる」──そんな特別な体験を通じて、こどもたちが“働くこと”の楽しさや大切さを感じてくれたことは、私たちにとっても大きな喜びです。緊張しながらもおしごとに挑戦するこどもたちが、帰る頃には笑顔と自信に満ちた姿を見せてくれ、私たちも多くの勇気をもらいました。
本イベントは「地元に根差したショッピングセンターとして、地域の皆さまに少しでもお役に立てることはないか」そして「こどもたちに本物の職場でしか得られない気づきを届けたい」 という想いのもと、店舗スタッフの皆さまや地域の事業者のご協力を得て実現しています。募集枠の拡大を望むお声も多数頂戴しておりますが、営業中のショッピングセンター内・店舗での開催という特性上、こどもたちに丁寧に向き合えるよう、少人数での実施としています。また、限られた環境の中でも、受け入れいただく、協力店舗のスタッフや地域の皆さまも、普段このような体験イベントを行っているわけではありませんので、営業中の業務の合間を縫いながら、仕事内容の伝え方や声かけ、制服の貸出、バックヤードの案内など、こどもたちが安心して挑戦できるよう細やかな工夫を重ねてくださいました。そして今年は、薬剤師体験や金融教育など、出店店舗や地域の事業者の力を借りて、97種類・全107枠もの、より多様な職種の体験メニューを提供することができました。複数年にわたり開催してきたからこそ体験の幅も年々広がり、地域との連携も深まっていると感じています。
改めて、ご参加いただいたお子さまをはじめ、現場で奮闘してくださった全ての方々に心より感謝申しあげるとともに、今後も店舗や地域と連携しながら、地域のお子さまたちの成長を応援する取り組みを続けてまいる所存です。
■参考
【参考1】 株式会社小田急SCディベロップメントについて
小田急グループにおける商業施設の運営・開発事業を一貫して担う会社として、2020年4月1日に設立されました。
URL:https://www.odakyu-scd.co.jp/

【参考2】 株式会社小田急SCディベロップメントの「地域共生ステートメント」について
当社では、より地域社会の発展に貢献していくことを目的に、2022年12月に地域共生ステートメント「エキチカは、マチチカ、ヒトチカへ。」を制定いたしました。
今後も、当社では小田急の商業施設がお客さまと地域をつなげる「接点」となることを目指し、様々な取り組みを展開してまいります。
URL:https://www.odakyu-scd.co.jp/csr/local_relationship/

【参考3】応援サポーター(協賛)「アイデム」について
総合人材情報サービスの株式会社アイデム(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:椛山 亮 https://www.aidem.co.jp/) は 、人に「はたらく」感動を、企業には「人材」という価値をつなぎ、地域が発展できる社会の実現を目指してきました。
求人サイト「イーアイデム」等の求人メディア、採用ホームページ構築サービス「Jobギア採促」、新卒・中途の人材紹介といった採用支援だけでなく、労働雇用状況の調査分析、情報提供を行っています。また、「こどもたちが『働く』ことについて考えるきっかけにしてほしい」という願いのもと、アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」を2005年より開催しています。

【参考4】サポーター(企画・運営協力)「一般社団法人夢らくざプロジェクト」について
こどもたちに様々なおしごと体験の機会を提供することで、次世代への「夢★デザイン」を応援することを目的として、こども向け職業体験プログラム「おしごとなりきり道場」「おしごと弟子入り道場」などを企画しています。これまでに、約50,000人のこどもたちに180種類以上の職業を実施しています。
2023年東京都主催「こどもスマイルムーブメント大賞」にて「最優秀賞」を受賞しました。
URL:https://www.yumerakuza.net

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