宮部みゆき 最新刊『さよならの儀式』発売7日で重版決定!
宮部みゆきが初めて本格的にSFに挑みながら、児童虐待、無差別殺傷事件…など、いま我々が直面している問題を小説で描き、宮部みゆきの魅力を一冊に凝縮して表現した、圧倒的作品集。
河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役 小野寺優)は、宮部みゆき『さよならの儀式』(2019年7月11日発売)について、発売から7日という異例の速さで重版を決定いたしましたので、お知らせいたします。
書籍情報
『さよならの儀式』 宮部みゆき
ISBN:9784309028071
本体価格:1,600 円(税別)
サイズ:46 判/412 頁
発売日:2019年7月11日
『さよならの儀式』は、ミステリ、サスペンス、時代もの、ファンタジー、ホラーなど、作家生活30年を超えてあらゆる作風で読者を魅了してきた宮部みゆきさんによる、初めての本格SF小説です。児童虐待、無差別殺傷事件など、いま我々が直面している問題を、未来へと地続きで描いた圧倒的作品集となっており、本書の完成までに10年の歳月を経ていることもあわせて大きな注目が集まっています。
宮部みゆきさん令和最初の単行本『さよならの儀式』にご注目くださいますようお願いいたします。
内容紹介
「母の法律」
育ての母が死に、わたしたちの家族は解体された。マザー法──それは「親を選べない」という絶対的な不公平を緩和し、虐待児とその親を救済する奇蹟の法律。でも、救いきれないものはある。
「戦闘員」
定年退職した孤独な老人は、日課の散歩がきっかけで、町に点在する防犯カメラの重大な秘密に気づく。今はもう、守るべきものができた。「我々は戦う。手強いぞ。そう簡単に、いいようにされてたまるか」
「わたしとワタシ」
「さよならの儀式」
「星に願いを」
「聖痕」
「海神の裔」
「保安官の明日」
【全8篇収録】
著者略歴
宮部みゆき(みやべ・みゆき)
1960年、東京生れ。87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。主な受賞歴に、89年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞、92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年に『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞。
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