【M&Aご成約】SNSで全国展開したポータルサイト運営事業「足場工事ドットコム」を株式会社エヌ・エス・ピーに譲渡
株式会社M&A総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐上 峻作) は、この度、東北三上機材株式会社と、株式会社エヌ・エス・ピーとのM&Aを支援いたしました。
東北三上機材株式会社(以下:東北三上機材)は、東日本大震災の復興期に創業し、宮城県仙台市を拠点に足場仮設工事を主体とする工事業を展開しています。主な強みは、リフォームにおいて足場と塗装の両方を自社施工できる点です。また、今回譲渡した建設資材販売のポータルサイト「足場工事ドットコム」は、SNSを活用して全国に販路を拡大し、同社を建設資材販売の会社として広く知らしめました。

M&Aを検討し始めた背景には、新たな事業への集中と業界全体の底上げという強い思いがありました。建設資材販売事業は若手の独立を後押しする事業である一方、運営に費やす時間的負担が大きいという課題を抱えていました。「足場業界全体の底上げをしたい」という強い思いから建設業界向けの教育事業の立ち上げに注力するべく、建設資材販売事業をさらに成長させてくれる相手に任せるべきだと決意しました。
M&Aを検討するにあたり、最も重要視したのはスピード感でした。過去にM&Aの検討が長期化し熱意が薄れた経験があったため、「お互いの熱意と温度感が冷めないうちに一気に進めること」を成功の鍵と捉え、モチベーションを高く保ったままゴールまで辿り着くことを譲受企業に求めました。
株式会社エヌ・エス・ピー(以下:エヌ・エス・ピー)は、住宅用基礎関連器材や下水道工事用土留器材などの製造・販売を行う、建設資材の製造・販売業者です。「ないものはつくればいい!」という創業の精神のもと、特定の製品や業界にこだわらず、顧客の要望に応える形でさまざまな製品を企画・開発する体質を強みとしています。国内市場の縮小に直面する中、新しい市場を獲得するための有効な戦略としてM&Aを検討していました。
東北三上機材が運営する「足場工事ドットコム」を譲り受けた決め手は、事業の魅力に加え、同社の中川氏の協力的で誠実な人柄と、事業に対する熱意でした。新しい市場への知見が不足する中で、中川氏が長期的に支援を表明したことが、譲受の大きな後押しとなりました。また、中川氏の「全国に展開していきたい」という思いが、エヌ・エス・ピーの成長戦略と重なったことも決め手となりました。
東北三上機材は、建設業界が適正価格でサービスを提供できる健全な業界に変わることを目指し、新規事業に注力するとしています。また、エヌ・エス・ピーは、新市場の顧客との接点を獲得しました。顧客の声を聞きながら、他社にはない製品やサービスを提供することで差別化を図り、全国展開を目指します。
譲渡企業
会社名 :東北三上機材株式会社
業種 :建設業
所在地 :宮城県名取市
代表者 :代表取締役 中川元基 氏
譲受企業
会社名 :株式会社エヌ・エス・ピー
業種 :建設資材製造・販売業
所在地 :岐阜県中津川市
代表者 :代表取締役社長 鈴木欣也 氏
参考
M&A総合研究所ではM&Aを分かりやすく解説した記事を公開しております。
M&Aとは?:https://masouken.com/M&A
事業承継とは?:https://ma-s.jp/x/qzffn
M&Aを動画で解説:https://www.youtube.com/@masouken
株式会社M&A総合研究所について
会 社 名 :株式会社M&A総合研究所
事業内容:M&A仲介事業
本 社:東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 17階
代 表 者 :代表取締役社長 佐上 峻作
U R L:https://masouken.com/
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