CCS/CCUS技術・市場の最新動向を技術編・市場編で徹底解説した注目の1冊、「二酸化炭素の回収・利用・貯留の技術と市場」が発売!

株式会社シーエムシー出版は、『二酸化炭素の回収・利用・貯留の技術と市場』(定価:税込93,500円)を、2025年5月26日に発売いたしました。 当社ECサイトおよび全国の書店にてご購入いただけます。

株式会社シーエムシー出版

刊行にあたって

 地球全体の平均気温が上昇しており地球温暖化が進んでいる。地球温暖化の原因は、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素などの温室効果ガスであり、これらの大気中の濃度が増加すると地表面の温度が上昇する。中でも二酸化炭素が最も温暖化への影響が大きいガスと言われており、産業革命以降における化石燃料の使用増加に伴い、大気中の二酸化炭素濃度も増加している。

 日本では2020年に政府が「2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにする」と宣言したのを機に、地球温暖化対策の一環として「二酸化炭素の分離・回収・貯留・利用技術」への注目が急速に高まった。発電所や化学工場などから排出された二酸化炭素を分離・回収し、地中や海底深くに貯留・圧入する技術である「二酸化炭素回収・貯留」(CCS:Carbon dioxide Capture and Storage)。分離・回収した二酸化炭素を化学的に有用物質に変換するといった再利用技術であるCCUS:Carbon dioxide Capture, Utilization and Storageの研究・実用化が国内外問わず精力的に進められている。

(中略)

 本書【技術編】では、第一線でご活躍中の専門家の方々にお願いし、CO2分離回収技術、CO2分離膜、DAC(Direct Air Capture)技術、CO2を活用した基礎化学品合成、CO2からメタン・一酸化炭素への転換技術、CO2-メタネーション技術、メタノール製造、環状カーボネート合成、CO2原料合成液体燃料製造、SAF合成技術、光触媒を用いたCO2燃料化/資源化、製鉄所からのCO2分離回収技術、空隙スケールからみたCCSの現象理解、CCSの事業化・商業化などについての技術動向を執筆頂いた。

 【市場編】では、日本の温室効果ガス排出量、CCS/CCUSの概要、CO2分離技術・材料の市場、CO2利活用製品市場動向、主要参入企業動向について調べあげた。

 本書が二酸化炭素の分離・回収・貯留・利用技術に関する技術開発・研究などをされている方々へ向けて、マーケティング活動の一助となれば幸いである。

目次

【技術編】

第1章 CO2分離回収技術開発の動向

第2章 CO2分離膜

第3章 大気中から二酸化炭素を回収するDAC技術の開発

第4章 CO2を活用した基礎化学品合成

第5章 低温での二酸化炭素からメタン・一酸化炭素への転換技術

第6章 CO2-メタネーション技術の開発状況と事業化展望

第7章 再生可能エネルギー由来の水素とCO2からのメタノール製造

第8章 温和な条件下でのCO2からの環状カーボネート合成

第9章 CO2原料合成液体燃料製造のサプライチェーンと持続可能性

第10章 PtLによるCO2を原料とした持続可能な航空燃料(SAF)の合成技術

第11章 光触媒を用いたCO2燃料化/資源化

第12章 製鉄所からのCO2分離回収技術開発

第13章 岩石の空隙スケール流動から見たCCSの理解

第14章 CCS事業化への展望と課題

第15章 CCSの本格商業化に向けた道筋

【市場編】

第1章 日本の温室効果ガス排出量

第2章 CCS/CCUSの概要

第3章 CO2分離技術・材料の市場

第4章 CO2利活用製品市場動向

第5章 主要参入企業動向

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会社概要

株式会社シーエムシー出版

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URL
https://www.cmcbooks.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田錦町1-17-1 神田高木ビル2F
電話番号
03-3293-7051
代表者名
金森洋平
上場
未上場
資本金
3200万円
設立
1961年10月