国際秩序が揺らぐ今、身につけたい「世界を読み解く力」――『海外経験ゼロの私に、世界と経済をイチから教えてください!』刊行

【トランプ関税、ウクライナ情勢、脱ドル化・・・】注目高まる「地政学×経済」の視点から「世界の見方」を解説した、実践的教養書!

株式会社東洋経済新報社

株式会社東洋経済新報社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田徹也)は、国際情勢アナリスト 武居秀典氏による新著、『海外経験ゼロの私に、世界と経済をイチから教えてください!』を2025年10月22日に発売いたしました。

『海外経験ゼロの私に、世界と経済をイチから教えてください!』2025年10月22日発売

本書は、国際秩序の大きな転換期において、世界の構造的な変化を理解し、思考を深めるための「知的な土台」となる一冊です。

世界の事象を深く読み解きたい方、世界情勢の基礎を学び直したい方、海外事業で活躍を目指す方へ、世界を知る入門書としておススメです。

「世界を読み解く力」は必須スキルになった

以下は世界中のビジネスパーソンが、いま直面している現実です。

中東の紛争激化で製造原価と輸送コストが急騰、四半期の利益予測を下方修正することになった。

◎ロシアのウクライナ侵攻後、ロシアからの事業撤退を余儀なくされた

米中関税摩擦のあおりで部品の確保が間に合わず、製造ラインが数週間停止した。

◎ロシアのウクライナ侵攻がグローバルなサプライチェーンに深刻な影響を与え、食料価格が上昇した。

グローバル化の進展により、遠い国の紛争や貿易摩擦が、日本企業や個人の生活に影響を及ぼす事例は日常化しています。

世界経済、国際情勢は、もうニュースの向こう側ではありません。

それは、会社の利益、担当業務の成否、そして個人の生活にも直結する、喫緊のリスクなのです。

このような先行き不透明な時代に、世界の「仕組み」や「ルール」を理解し、見通しを立てる力は、生き残りのための必須スキルとなりました。

本書は、そんな「世界を読み解く力」が身につくビジネス教養書です。

30年以上国際情勢を分析してきたアナリストによる「実践的」な一冊

著者の武居秀典氏は総合商社で30年以上インテリジェンス部門に身を置き、世界の経済や地政学情勢など経営を取り巻く外部環境の情報収集・分析に従事してきました。

また、計5カ国、14年にわたる海外駐在経験を通じて、世界の出来事の背後にある「枠組み」や「原理原則」を認識し、俯瞰して現状把握をすることがビジネスを円滑に進めるために大切であり、そうしたインテリジェンス・リテラシーが今の時代に必須のスキルであると痛感します。

「世界についてもっと知りたい」「けれども誰に聞いたら良いか分からない」というビジネスパーソンのために、「ビジネスに役立つ」経済・地政学・国際秩序の見方を実践的に、かつわかりやすく伝える本書を執筆しました。

【本書の特徴】世界の「複雑な仕組み」「経済の関係」もイチからスムーズに理解!

本書は、海外経験ゼロの若手社員「陽菜」が、元商社マンの「先生」に世界の知識を教わる対話形式で構成されています 。

対話形式で構成されており、世界の「複雑な仕組み」「経済の関係」も順を追って理解できます。

また、本書は「国」から「地域」、そして「世界」へと徐々に視点を広げながら話が進んでいくのが特徴です。

難解な世界情勢を、ベースとなる基礎情報から順序立てて学ぶことができます。

3つの視点で「世界の仕組み」と「経済」がよくわかる

目次

第1章 豊かな国と貧しい国は何が違う? 

~国の発展を見極めるポイントとは?~

・世界はいろいろな国で満ちている

・地理的条件が有利な国はどこ?

・地理的条件の不利を克服した身近な国?

……

第2章 人口世界一になったインドは今後、急成長? 

~人口と経済成長の複雑な関係~

・人口にも「ボーナス」?

・実際のインドの成長性は?

・人口減少にどう対処すべき?

……

第3章 ビジネスに役立つ地政学リスクの見極め方

~世界の紛争はなぜ、どこで起こる?~

・ロシアに近づくNATO包囲網

・中国は明日にでも台湾武力侵攻?

・日本からは見えにくい意外な紛争の要因

……

第4章 新たなビジネスチャンスを生み出す「地域自由貿易圏」

~世界で進む地域連携の動き~

・EUの弛まぬチャレンジとは?

・RCEPとインドの戦略

・企業は「地域自由貿易圏」をどう活用する?

……

第5章 トランプ関税でビジネスはどう変わる?

~国際秩序を揺るがす米国の自国第一主義~

・トランプ関税の成果は期待できる?

・米国は嫌われても大丈夫?

・今の政策はトランプ後に変わる?

……

第6章 日本企業が直面する「中国経済圏」の拡大と深化

~存在感が高まる中国と新興国が揺るがす国際秩序~

・侮れない中国の技術力

・不動産不況と忍び寄るデフレリスク

・中国と新興国が目指す「脱ドル化」


著者プロフィール

武居 秀典(たけい・ひでのり)

国際情勢アナリスト。

1967年生まれ。筑波大学附属駒場中・高等学校を経て1990年一橋大学卒業後、三菱商事株式会社に入社。同社調査部長、三菱商事(中国)商業有限公司董事長兼総経理などを歴任。ハーバード大学大学院AMP修了。

ロンドン、ニューヨーク、ヤンゴン、シンガポール、北京に計14年駐在し、世界77カ国を訪問。各国で政府・企業と交流し、政治・経済分析などを行う。

2023年に同社退職後、世界経済や地政学情勢、時事問題などに関する企業向けアドバイザーや研修講師などを務めるとともに、中高生を対象としたオンライン学習会を開催。


書籍情報

海外経験ゼロの私に、世界と経済をイチから教えてください!

武居 秀典(著)

定価:1,760円(税込)

発売日:2025年10月22日

ISBN:978-4-492-44489-4

体裁:四六版/並製/280ページ

発行元:株式会社東洋経済新報社

東洋経済ストアサイト:https://str.toyokeizai.net/books/9784492444894/

Amazonページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4492444890

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会社概要

株式会社東洋経済新報社

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URL
https://toyokeizai.net/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋本石町1-2-1
電話番号
03-3246-5404
代表者名
山田 徹也
上場
未上場
資本金
1億円
設立
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