「RPAの活用」実態調査【スターティアレイズ調べ】

国内企業でのRPA導入率は14.16%、スターティアレイズ調べ、RPAを導入する際に重視したことは「有料だが低価格・予算内だった」が最も多く、成果・効果に満足している人は半数を超える。


スターティアホールディングス株式会社(本社:東京都、代表:本郷秀之、コード:3393)は、連結子会社のスターティアレイズ株式会社(本社:東京都、代表:古川征且)において、国内企業の「RPAの導入」に関するアンケート調査を実施いたしましたので、お知らせします。

《スターティアレイズ株式会社は、スターティアホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役:本郷秀之、証券コード:3393)の連結子会社です。》


  • 背景

本調査はDX化や働き方改革が推進されていくなかで、業務自動化や業務効率化として注目されているRPAの導入の現状および課題を把握するために国内企業に勤めている方を対象にアンケートを実施しました。


  • 調査結果サマリー

(1)国内企業のRPA導入率は14.16%、中小企業のなかでは7.44%、大企業のなかでは24.78%

(2)RPAツールを導入する前の課題は1位「手作業による業務が多い(入力・転記・登録など)」228票、2位「手作業によるミスが多い」186票、3位「DX・働き方改革の一貫」165票

(3)RPAツールを導入する際に重視したことは1位「有料だが低価格・予算内だった」130票、2位「複数人で利用できる」122票、3位「費用対効果」94票

(4)RPA導入後の課題やトラブルでは1位「ロボを作成できる人が限られている」157票、2位「費用対効果が測れない」110票、3位「RPAが社内で横展開できない」106票

(5)RPAの満足度は「大変満足」「満足」と満足している方は57.38%、「不満」「とても不満」と不満に感じている人は2.91%に留まった


  • 調査概要

・期間: 2023年12月1日(金)~12月15日(金) 

・方法: インターネットリサーチ

・対象: 国内企業に勤める13,206名、RPAを利用していると答えた一般企業勤務者481名

・内容: 【2023年度版】RPAツールの導入・活用に関するアンケート調査 (スターティアレイズ調べ)


  • 調査内容

(1)国内企業のRPA導入状況

(1)-1 国内企業全体の結果

国内企業のRPA導入率は14.16%、「導入はしていないが検討している」5.51%

約2割の国内企業がRPAの導入・活用を前向きに行っていることが分かった。


(1)-2 企業規模ごとの結果

中小企業のなかでのRPA導入率は7.44%、大企業のなかでの導入率は24.78%

大企業に比べて中小企業でのRPA導入が進んでいないことが分かった。


(2)RPAツールを導入する前の課題

1位「手作業による業務が多い(入力・転記・登録など)」228票、2位「手作業によるミスが多い」186票、3位「DX・働き方改革の一貫」165票

手作業で起こる課題解決のためにRPAを導入している企業が多いということが分かった。


(3)RPAツールを導入する際に重視したこと

1位「有料だが低価格・予算内だった」130票、2位「複数人で利用できる」122票、3位「費用対効果」94票

コストパフォーマンスの高さを気にしている企業が多いことが分かった。


(4)RPA導入後の課題やトラブル

1位「ロボを作成できる人が限られている」157票、2位「費用対効果が測れない」110票、3位「RPAが社内で横展開できない」106票、4位「エラーで止まっても対応できない」78票

ロボを使いこなせていなかったり、活用の幅を拡大できていなかったり、RPAを活用できる人を増やして行けなかったりすることを課題・トラブルに感じている人が多いことが分かった。


(5)RPAの満足度

「大変満足」「満足」と満足している方は57.38%、「不満」「とても不満」と不満に感じている人は2.91%に留まった。


  • まとめ

今回の調査では、国内企業でRPAを導入している企業は1.5割以下だったものの、検討中の企業を含めると約2割の企業がRPAの導入・活用を前向きに行っていることが分かりました。企業ごとの導入率を見てみると、中小企業よりも大企業の方がRPAの導入が進んでいる傾向があります。


また、手作業による業務に課題を抱える企業がRPAを導入し、その業務プロセスの改善に取り組んでいることも分かりました。業務を行う中で発生するヒューマンエラーの防止や大量のデータ処理の自動化など、具体的な業務課題への対処や生産性向上に向けてRPAを導入する企業が多いと考えられます。


RPA導入の際に重視していることは、コストパフォーマンスの高さを意識している方が多いようですが、導入後の課題では、「費用対効果が測れない」と回答した人が2番目に多く、導入前に重視したことをクリアできていないまま活用している企業が多いことが伺えます。

RPAの満足度が「不満」「とても不満」が3%未満に留まり、RPA導入企業の多くが効果を感じていることが分かりました。


【2023年度版】RPAツール導入に関するアンケート 調査結果レポート

 資料ダウンロードはこちら ▶ https://robotango.biz/downloads/4201/


  • 代表取締役社長からのコメント

スターティアレイズ株式会社 代表取締役社長 古川 征且

この度の調査結果により、RPAの導入が国内企業の生産性向上に寄与を果たしていることが明白となりました。特に、中小企業においては働き手不足という難題に立ち向かう手段として、RPAは効果的なツールでありますが、大企業よりも中小企業での導入率が低いことが判明しました。


当社は、RPA導入時におけるコストパフォーマンスや使いやすさ、そして導入後のサポート体制に着実に焦点を当て、これらを更に強化してまいりました。また、当社のお客様からも導入後に直面する具体的な課題として、「RPAをどの業務にどのように活用すべきか迷っている」「社内でRPA人材を増やす方法に悩んでいる」といった声が数多く寄せられており、これに応えるべく、カスタマーサクセス部門を通じてお客様のRPA活用を最大限に引き出すためのサポートを更に充実させています。調査結果でも同様の課題を抱えている企業が多く見受けられ、サポートの重要性を改めて認識しました。


今後もお客様に寄り添い、RPA導入だけでなく業務の根本的な改善に向けてご支援出来ればと考えております。


 スターティアレイズは国内労働力減少を社会課題と捉え、「働き方改革」として労働生産性の向上やダイバーシティの対応として、RPA『RoboTANGO』やiPaaS『JENKA』の業務効率化ツールを中心に展開しています。PC作業の自動化支援をはじめ、人工知能を使ったファイル自動識別での検索サポートなど、労働者の作業効率を向上させるサービスを他事業者とのアライアンスを駆使して、新しい価値のITツールを市場に先駆けて展開して参ります。

会社名            :スターティアレイズ株式会社

所在地            :東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階

代表者            :代表取締役社長 古川征且

資本金            :9,000万円

設立              :2017年11月10日

事業内容      :バックオフィスDX支援事業


 スターティアホールディングスグループは、デジタルマーケティング(事業会社:クラウドサーカス株式会社)とITインフラ(事業会社:スターティア株式会社、スターティアレイズ株式会社、C-design株式会社、等)を通じ、中小企業のデジタルシフトを進めていきます。「最先端を、人間らしく。」をコーポレートスローガンに、デジタル技術やサービスを、分かりやすく寄り添って提供します。


会社名       :スターティアホールディングス株式会社

所在地       :東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19F

代表者       :代表取締役社長 兼 グループ最高経営責任者 本郷秀之

資本金       :824,315千円

設立         :1996年2月21日

上場取引所  :東京証券取引所 プライム市場(証券コード:3393)

事業内容     :グループ会社の経営管理等

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会社概要

URL
https://www.startiaholdings.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリスビル19階
電話番号
-
代表者名
本郷秀之
上場
東証プライム
資本金
8億2431万円
設立
1996年02月