カンボジアでの15校目となる学校寄贈活動 これまでに巣立った卒業生は5,000人以上

不十分な設備に悩む小学校へ、山田養蜂場が新しい校舎を建設

株式会社 山田養蜂場

                                                         

 株式会社山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡鏡野町、代表:山田英生、以下「山田養蜂場」)は、認定   NPO法人 JHP・学校をつくる会(以下、JHP)の協力を得て、カンボジアのアンロントラック小学校に、新たな校舎「山田養蜂場ミツバチ第15小学校」を寄贈しました。2025年1月17日(金)に現地で開催された寄贈式には、当社の従業員や、政府関係者、教育省、学校、村、JHP関係者など約350名が参加しました。

 式後は従業員が、ミツバチをテーマにした環境学習のレクチャーを行い、児童たちにミツバチの生態や命の大切さを学んでいただきました。

併せて、当社が2010年に寄贈したスラチーニエン村の「山田養蜂場ミツバチ第二小学校」にも訪問し、教師や子どもたちと一緒に校舎をペンキで塗装するなど、校舎の修繕活動を行いました。

 当社はJHPの創設者である脚本家の故・小山内美江子氏が始めた当活動に賛同し、2008年からカンボジアへの教育支援活動を継続しています。2024年5月に逝去された小山内氏の遺志を継ぎ、今年度も支援を実施、15校目となる校舎を寄贈しました。

今回寄贈した「山田養蜂場ミツバチ第15小学校」

カンボジアでの寄贈式の様子 (左:当社社会活動室 室長 黒瀬、 右:バッタンバン州副知事 トゥ・ピィー氏)

◆子どもからの喜びの声

新しい校舎をありがとうございます。きれいな建物で勉強をするのが楽しみです。

大切に使用して、たくさん勉強して、良い生徒を目指し、感謝を忘れず、頑張ります。


◆JHP・学校をつくる会(https://www.jhp.or.jp

「3年B組金八先生」などの脚本を手掛けた、故・小山内美江子氏が湾岸戦争をきっかけにヨルダン難民キャンプに出向き、海外ボランティア活動を経験され、その後、カンボジアへの学校建設の重要性を実感したことから、1993年に結成されたボランティア組織です。

2004年には「認定NPO法人」として認定を受けられ、寄贈した校舎は370棟を超えます。

■アンロントラック小学校とは

故・小山内 美江子氏

アンロントラック小学校は2000年に開校された、幼稚園児から小学校6年生までの376名が通う小学校です。児童の増加に伴い、2021年に仮設小屋を増築しましたが、小屋には、壁が一方向のみ設置され、床はありませんでした。

その為、雨期には雨が吹き込んで足元が浸水し、屋根にあたる雨音が響き、乾季には熱波で教室内の温度が上昇するなど、勉強に集中できる環境ではありませんでした。

また、学校に設置されたトイレは半数が使用不可の状態で、教師含めて390名が2室のトイレを共用している状態でした。

旧校舎の内装

■カンボジアのスラチーニエン小学校の修繕ボランティア

スラチーニエン小学校には、2010年に当社が寄贈した校舎があります。

長らく地域の方や子どもたちから大切に使われてきましたが、建設から10年以上が経過し、窓やドアのサビが目立っています。

この度、当社の社員が訪問し、校舎修繕ボランティアとして児童たちと校舎の窓とドアのサビ落としとペンキ塗りを行いました。

■山田養蜂場がカンボジアの教育支援を行っている背景

400年以上も前から日本と交流のあるカンボジアには、貧困問題や多くの地雷・不発弾が残るなど、長い間の内戦の影響が今も色濃く残っています。当社代表・山田英生は、JHPの代表である故・小山内美江子氏と対談した際にカンボジアの窮状を知り、JHPの活動に深く共感しました。荒廃した国家を立て直していくには人の教育が何より大切だと考え、2008年からJHPと共にカンボジアの教育支援活動を行っています。当社ではこれまでに計15校を寄贈しています。

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ビジネスカテゴリ
ボランティア学校・大学
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会社概要

株式会社 山田養蜂場

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URL
https://www.3838.com/
業種
水産・農林業
本社所在地
岡山県苫田郡鏡野町市場194
電話番号
0868-54-1971
代表者名
山田英生
上場
未上場
資本金
1億円
設立
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