Craif、「マイシグナル」の社会実装に向け名古屋市薬剤師会と提携
〜地域住民が薬局で受けられるがんリスク検査を推進〜
尿がん検査「マイシグナル」を提供するCraif株式会社(所在地:東京都文京区、CEO:小野瀨 隆一、以下Craif)は、名古屋市薬剤師会(会長:矢野 宗敏)との提携を発表しました。本提携により、名古屋市の薬局ネットワークを活用し、「マイシグナル」の普及を強化します。自宅で手軽にできる検査を地域住民が身近な薬局で購入できる機会を拡大し、がんの早期発見や予防への貢献を目指します。

■ 背景・課題
がんは日本人の死因の第一位であり、早期発見と予防が重要視されています。特に、地域社会におけるヘルスケア体制の充実や、日常的に利用される薬局での健康サポートは、医療機関への受診機会が限られる人々にとって大きな意義を持ちます。Craifは、名古屋大学発ベンチャーとして地域に根ざした活動を行ってきましたが、より多くの市民が負担なく検査を受ける環境づくりを推進するため、名古屋市薬剤師会との連携強化を決定しました。
■ 提携概要
今回の提携では、名古屋市薬剤師会に所属する薬局を通じて、Craifが提供する尿がん検査「マイシグナル・スキャン」の利用を広める活動を実施します。
■ 期待される社会的インパクト
-
地域住民の健康意識向上
薬局が身近なヘルスケア拠点として機能することで、健康相談や検査のハードルを下げ、多くの住民が定期的にリスク検査を受けられる環境が整います。 -
がん対策の包括的サポート
マイシグナルシリーズは、マイクロRNA×AIによる高精度な評価を行う「マイシグナル・スキャン」をはじめ、唾液・尿などの採取による複数の検査で、予防から早期発見まで一気通貫でサポートします。地域全体で「早めにがんを見つけ、防ぐ」意識を高める役割を担います。
■ 今後の展開
名古屋市薬剤師会との連携を皮切りに、まずは市内の薬局を対象に「マイシグナル」の導入を進め、利用者の利便性を高めていきます。今後は、名古屋市以外の地域や他自治体との連携も視野に入れ、地域ごとの健康課題に寄り添った形で検査サービスを展開していく予定です。
■ 「マイシグナル®︎シリーズ」について
「マイシグナルシリーズ」は、予防と早期発見につなげる、がんリスク検査です。このシリーズはマイクロRNA×AIでがんリスクを高精度に評価する検査「マイシグナル・スキャン」、より手軽にがんリスクを評価する検査「マイシグナル・ライト」、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」、DNAダメージをモニタリング・予防につなげる検査「マイシグナル・チェック」で構成されています。どの検査も尿やだ液を採取するだけで、体に負担なく検査することが可能です。4つの検査を通じて、自らの体質的なリスクを知り、日々のDNAのダメージをモニタリングすることで発症予防をサポート。それでも防ぎきれないがんを早期発見することを一気通貫でサポートし、がんの予防と早期発見を促進することを目指した包括的ながん対策です。
詳細はWebサイトをご覧ください。
マイシグナルシリーズは医療機器ではありません。解析した情報を統計的に計算することによりリスクを判定するものであり、医療行為としてがんに罹患しているかどうかの「診断」に変わるものではなく、リスクが低いと判定された場合でもがんが無いまたは将来がんにかからないとは限りません。
■ Craifについて
Craifは、2018年創業の名古屋大学発ベンチャー企業です。尿などの簡単に採取できる体液中から、マイクロRNAをはじめとする病気に関連した生体物質を高い精度で検出する基盤技術「NANO IP®︎(NANO Intelligence Platform)」を有しています。CraifはNANO IP®︎を用いてがんの早期発見や一人ひとりに合わせた医療を実現するための検査の開発に取り組んでいます。さらに、すい臓がんが当たり前に早期発見できる世の中を目指し、「すい臓がん啓発プロジェクト powered by マイシグナル」を発足し、がんの啓発活動を推進しています。
【会社概要】
社名:Craif株式会社(読み:クライフ、英語表記:Craif Inc.)
代表者:代表取締役 小野瀨 隆一
設立:2018年5月
資本金:1億円(2024年3月1日現在)
事業:がん領域を中心とした疾患の早期発見や個別化医療の実現に向けた次世代検査の研究・開発、尿がん検査「マイシグナルシリーズ」の提供
本社:東京都文京区湯島2-25-7 ITP本郷オフィス5F
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像