【展覧会】スウェーデンの陶芸家マリアンヌ・ハルバーグの個展、Part2が開催。
(株)トンカチは、日本におけるマリアンヌ・ハルバーグの著作権を管理し、直営店やTONKACHI STORE (https://shop.tonkachi.co.jp/)等にて、マリアンヌ・ハルバーグの陶器や雑貨を販売しております。
- マリアンヌはだれ?Part2
Paper doll /2022/11.5×28.1cm /©️Marianne Hallberg
マリアンヌはその唯一無二の作風が先進的クリエイターの注目を集め、若い世代からは憧れの作家として名前が挙がるアーチストに熱愛されるアーチストです。その世界観の全貌は展覧会という場においてこそ表現しうるものであり、本展は待望の展覧会となります。
5月末に終了したPart1から、一部の展示作品を入れ替え、新作を含めた84点を再構成しました。Part2では、作家が本展のために制作した「Paper doll」シリーズや、日本の食卓をイメージして制作した大小様々な食器などが加わりました。展示室の窓の仕掛けによって、Part1とはまた違った「のこぎり」をお楽しみいただけます。
- 開催情報
作家名:Marianne Hallberg(マリアンヌ・ハルバーグ)
会期 [part2]:2022年6月10日(金)-2022年7月10日(日)
開廊時間:12時~19時
休廊日:月・火
会場:のこぎり
〒150-0033東京都渋谷区猿楽町5-17第一西尾ビル2階
Tel 03-6712-7878
nokogiri@tonkachi.co.jp
「マリアンヌはだれ?」WEBサイト ご予約もこちらから 当ギャラリーは現在のところ完全予約制です。WEBサイトからご予約ください。
- マリアンヌ・ハルバーグについて
Marianne Hallberg(マリアンヌ・ハルバーグ)は現在70歳になるスウェーデンのセラミック・アーチストです。彼女は「若い頃の私は全てを知っていると思っていた」と言い、「あのままでは生きていられなかっただろう」と言います。彼女は「ひとつひとつの工程に時間がかかる陶芸」という手強い仕事に出会うことで、自分の何かが大きな謙虚に出会い、人生を肯定することが出来るようになった。そのことで、ここまで生きることができたのだと言います。
陶芸は、まず仕事である以前に、彼女にとっては命の恩人であるのです。彼女は陶芸によって、自分の見える範囲の世界を、自分が感じるままに、できるだけ他人の解釈を介在しないで、見てよいのだ、見るべきなのだ、ということを、発見しました。
彼女は生活と地続きであるものこそが正しさなのだと確信していて、正しさはユーモアと繋がっていると信じています。そして、その世界観が最も現れる場所が個展であり、彼女は展示全体で部屋いっぱいのユーモアを作り出します。彼女は「自分はサイエンティストにシンパシーを感じる」と言います。彼女にとっての個展は「私は誰?」という永遠の謎に対する現時点での研究報告なのです。
- 作家より
スウェーデンの西海岸にある小さな町の出身です。家族はずっと前の世代から花を育ててきたので、私はまるでグリーンハウスで育ったかのようです。だから、私は花や花瓶を作り続けるのでしょう。私はロマン主義者で超現実主義者でもあります。周囲について感じることで、予期しないものを追求しています。
粘土という素材は私の心を捉え続けています。
繊細で壊れやすいものには、永遠に続くパワーがあるのです。
マリアンヌ・ハルバーグ
Paper doll/2022/13.2×21.1cm /©️Marianne Hallberg
- 作品について
Cheese cutter /2022/11.5×28.6cm /©️Marianne Hallberg
Hanger/2022/13.8×21.6cm /©️Marianne Hallberg
- ギャラリー「のこぎり」について
--(下記、WEBサイトより)--
ここは中学校の前に位置する年代物のビルの一室。鳥の鳴き声、遠くに聞こえる電車の音、窓から差し込む光、それらで出来ています。心から形を取り出して、それを提示すること。ユーモアと遊び、タイムスリップ、捨てられない壊れた雑貨、それらが交差して、とめどもなく空想が浮遊する場所。それを目指しています。
のこぎり
〒150-0033東京都渋谷区猿楽町5-17第一西尾ビル2階
Tel 03-6712-7878
nokogiri@tonkachi.co.jp
のこぎりのWEBサイトはこちら TONKACHI STORE
マリアンヌ・ハルバーグ / 陶芸家
1952年、スウェーデンの港町ヨーテボリに花屋の娘として生まれる。青春時代に世界を放浪した後、作陶を開始する。唯一無二の作風が先進的クリエイターの注目を集め、若い世代からは憧れの陶芸家として名前が挙がる。アーチストに熱愛されるアーチストである。信条は「Be Kind(やさしくあれ!)」。
すべての画像