Green Carbon株式会社は、タイ・ナレスアン大学とMOUを締結

~ Phitsanulok県間断灌漑(AWD)プロジェクトの研究連携を強化し、科学的根拠に基づくカーボンクレジット創出を加速~

グリーンカーボン

ネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下Green Carbon(グリーンカーボン))は、タイ王国Phitsanulok県での、水田における間断灌漑(AWD:Alternate Wetting and Drying)(※1)を活用した温室効果ガス削減プロジェクトの推進に向け、タイの国立大学であるNaresuan University(以下「NU」)と覚書(以下「本MOU」を締結しました。

本連携により、GHG(温室効果ガス)排出量の計測・分析・評価体制を強化し、科学的根拠に基づく高品質な農業カーボンクレジット創出モデルの確立を目指します。

〇本リリース及び詳細に関する問い合わせはこちら

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◆ 背景:タイにおけるAWDプロジェクトの実装フェーズへ

稲作は、世界の農業由来メタン排出の主要な発生源の一つであり、脱炭素農業において優先的に取り組むべき削減対象分野と位置づけられています。

Green Carbonは、タイを重点地域の一つとし、水田における間断灌漑(AWD)を活用した温室効果ガス(GHG)削減プロジェクトを推進してきました。特にPhitsanulok県では、現地政府機関および農業関係者と連携し、AWDの現地実証プロジェクトを実施しています。

同地域における導入効果の調査結果では、下記のような環境面・経済面の双方における複合的な効果が確認されています。

  • メタン排出量の平均約49%削減

  • 1ヘクタールあたり約2.97tCO₂e/シーズンの排出削減

  • 水使用量の削減

  • 収量増加および農家所得の向上

これらの成果を踏まえ、今後の大規模展開に向けては、国際的なカーボンクレジット制度に対応可能な高精度なMRV(Monitoring, Reporting and Verification)体制の確立が重要な鍵となっています

○大学と共同で行っている間断灌漑(AWD)プロジェクトの農家セッション
○Green Carbon、大学、現地政府、農家リーダーとの合同ステークホルダー会議の様子

◆ MOU締結の目的:科学的信頼性の強化とスケールアップ基盤の構築

Naresuan Universityは、Phitsanulok県に拠点を置く主要国立大学であり、農学・環境科学分野において高い研究実績を有しています。

本MOUに基づき、Green CarbonとNUは以下を目的とした研究連携を推進します。

  • AWD水田におけるGHG排出量の精密計測

  •  排出削減効果の科学的評価

  • 国際クレジット制度に対応したデータ基盤整備

  • 大規模展開に向けた研究・実証モデルの確立 

これにより、実装済みのAWDプロジェクトを学術的裏付けにより強化し、国際市場で通用する高品質な農業カーボンクレジット創出を目指します。

○大学のラボでのガス分析の様子

Green CarbonとNUの役割分担は以下の通りです

Green Carbon

AWDプロジェクトの設計・開発・展開

カーボンクレジット創出戦略の策定

適用方法論の選定および事業管理

Naresuan University

温室効果ガス排出量の計測・分析・評価

科学的検証および研究支援

データ品質および信頼性の確保


◆ 期待される社会的・環境的インパクト

本連携により以下の効果が期待されます

1. 国際基準に対応したMRV体制の確立

科学的裏付けを伴う高品質カーボンクレジットの創出

 2. タイ農業の低炭素化促進

水資源効率化と持続可能な稲作モデルの普及

 3. 農家の収益向上

低炭素農業と経済性の両立

 4. 全国展開モデルの確立

Phitsanulokをモデル地区としたタイ国内展開

<Naresuan University(NU)について>

ナレスアン大学(Naresuan University/NU)は、タイ北部ピッサヌローク県に本部を置く国立総合大学で、1990年に設立されました。タイ国内でも研究志向の強い大学の一つとされ、特に農学、環境科学、工学、医療・公衆衛生分野に強みを持っています。

ナレスアン大学は、水田管理・気候変動影響評価・農業GHG排出測定・水資源管理などの研究実績があり、間断灌漑(AWD)や農業由来メタン削減の科学的検証において、学術的パートナーとして適した機関といえます。

○Phitsanulok県位置

◆今後の展望

Green Carbonは、本連携を通じてPhitsanulok県におけるAWD実装モデルを高度化し、タイ国内でのスケール展開を加速させます。
あわせて、学術的知見と事業実装を統合した農業カーボンクレジット創出モデルを確立し、東南アジアをはじめとする国際市場への展開も見据えています。
今後も、気候変動対策と持続可能な食料生産の両立を軸に、農業分野における脱炭素化の社会実装を推進していきます。

○ナレスアン大学にてGreen Carbonスタッフと学部長、教授との写真

※1:間断灌漑(AWD)

間断灌漑(AWD)は水田の水位を目安に、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返すという手法。間断灌漑(AWD)の場合、連続的な入水に比べ、水使用量を削減することができ、水資源の保全にも寄与。


◆Green Carbon 株式会社

代表者   :代表取締役 大北 潤

所在地   :東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F

設立    :2019年12月12日

事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業

URL    : https://green-carbon.co.jp/

◆Green Carbon事業紹介

Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しており、その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。

事業展開領域は日本、東南アジアを中心にオーストラリア、南米まで拡大しており、自然由来のカーボンクレジット(水田、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、牛のゲップなど)を創出しています。国内の水田においては、2023年度日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約40,000ha(約80,000t)に拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。


◆Green Carbon株式会社SNSはこちら
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会社概要

Green Carbon株式会社

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URL
http://green-carbon.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
電話番号
080-7307-8597
代表者名
大北潤
上場
未上場
資本金
8億529万円
設立
2019年12月