Mundo Pacífico、南米初のWhite Box型光ネットワークとなる「HyperNET」の導入に、IP InfusionとWhitestackを選定

- 次世代Software Defined IPネットワークをTIPの「Cassini」で構築し、長距離IPトラフィック伝送の効率化における新たな業界標準を確立 -

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、南米のチリ共和国に本社を置く通信プロバイダー、Mundo Pacíficoが、チリ中央部の主要都市における自社ネットワーク容量の増強を図り、IP InfusionのネットワークOS「OcNOS(R)(オクノス)」と、TIP(Telecom Infra Project)のコヒーレント光スイッチ「Cassini」によってSoftware Defined IPネットワーク(ソフトウェアにより構築されたIP ネットワーク)「HyperNET」を導入したことを発表しました。
「HyperNET」は、高性能スイッチングとロングホールCFP2コヒーレント光モジュールを提供する、Edgecore NetworksのWhite Box(ホワイトボックス)型コヒーレントスイッチ/オープン・パケット・トランスポンダ機器「Cassini」を採用しました。「Cassini」は従来のアプローチとは異なり、単一プラットフォーム内で光をIPレイヤーに変換し、膨大なトラフィックの管理を大幅に効率化します。

Mundo Pacíficoは、Acacia CommunicationsなどのCFP2-DCO(デジタルコヒーレント光モジュール)を利用することで、地域最大容量のネットワークを構築しました。200/400 Gbpsの通信容量で都市や村を相互接続し、追加の光増幅装置をほぼ必要とせずに従来よりも、より長い距離をカバーすることができます。

ネットワークソフトウェアには、業界で初めてフル機能を搭載したIP Infusion のWhite Box型ネットワークソリューション「OcNOS」を採用しています。「OcNOS」は従来型のネットワークからオープンネットワークへのシームレスな移行を実現します。White Box型ネットワークは、ベンダーロックイン(特定ベンダーの独自仕様に依存した)や独自仕様のソリューションとは異なり、ネットワーク事業者がオープンなネットワークを構築・管理しつつ、新たなネットワーク機能やサービスを少ないTCO(総所有コスト)で迅速に展開できるようにします。「OcNOS」には広範囲なスイッチングおよびルーティングプロトコルのサポーなどの先進機能が搭載されています。「OcNOS」はTAI(Transponder Abstraction Interface)を活用することで、準拠するあらゆるベンダーのコヒーレント光モジュールを一律に容易にサポートします。

なお、本ネットワークアーキテクチャは、Mundo Pacificoのアーキテクチャーチームが設計しました。スイッチングとオプティカル技術のエンドツーエンドの統合、リアルタイムのプロビジョニングサービスのための自動化レイヤーは、Whitestackが付加価値サービスとして提供しました。

Mundo Pacífico ネットワークマネージャー Marcos Alcayaga(マルコス・アルヤガ)氏は、
「当社は、技術におけるリーディング企業が開発し、大手通信事業者が採用している最先端技術をお客様に提供することで、サービスの差別化を図っています。当社が大容量ネットワークにおいて南米をリードしていることを誇らしく思います。新型コロナウイルス感染症拡大により、人々はステイホームを余儀なくされ、前例のないネットワークトラフィックの増加を引き起こしました。IP Infusionのキャリアグレードの豊富な機能、相互運用性、White Box型ソリューション、そしてWhitestackのサポートのおかげで、当社はWhite Boxモデルを選択し、従来型のトランスポート、MPLS、IPスタックの制約を受けることなく、ネットワーク容量の増強が可能になりました」と述べています。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「IP Infusionは通信事業者のオープンでディスアグリゲート(ハードウェアとソフトウェアが分離)されたネットワークの導入に際して、業界有数のネットワークOSを提供してきました。Mundo Pacíficoには、当社のこうした実績と知見を高く評価していただいています。当社White Box型ネットワークOSソリューションにより、Mundo Pacíficoは対象地域をカバーするだけでなく、高額なコストが発生するベンダーロックインへの代替策として本ソリューションを活用することで、コストを抑えつつ将来にわたり対象地域の拡大を図ることが可能になります。本White Box型ネットワークソリューションは、新サービスの展開において革新的に俊敏性を向上させ、Mundo Pacíficoの増大するトラフィック需要にも対応します」と述べています。

ペルーで初めて本技術の実証実験を主導したWhitestack シニアアーキテクト Gianpietro Lavado(ギアンピエトロ・ラバド)氏は、
「『Cassini』のもっとも革新的なところは、世界中のより多くの人にインターネットアクセスを提供することを目指して、Telecom Infra Projectのもとに集まった画期的なネットワーク技術開発企業のコンソーシアムにより開発された点です」と述べています。

TIP エグゼクティブディレクター Attilio Zani(アティリオ・ザニ)氏は、
「Mundo Pacifico、IP Infusion、Whitestackが、Open Optical Packet Transportチームおよび業界全体にとって、重要な意味を持つ成果を達成し、大きな節目を迎えたことをお祝いします。この度の成果は、精鋭が力を合わせて具体的な課題に対して秀逸なソリューションを生み出すことで、大きな成果を達成できることを示しています」と述べています。

Edgecore Networks 最高経営責任者(CEO) George Tchaparian(ジョージ・チャパリアン)氏は、
「Edgecore Networksは、今後とも『Cassini』スイッチにより、オプティカルネットワークや、データセンターやサービス事業者、エンタープライズネットワーク事業者へ、オープンなネットワークソリューションを提供していきます。Mundo Pacificが自社ネットワーク拡張のために『Cassini』を基盤とした『HyerNET』を採用したことを嬉しく思います。『OcNOS』の堅牢なソフトウェア機能とEdgecoreの高性能スイッチ機器が組み合わせることで、新たなオープンネットワークインフラと共に、ビジネスおよび技術面において多大なメリットをMunco Paificoにもたらすものと確信しています」と述べています。

「OcNOS」に関する詳細は公式サイト(英語)をご覧ください。
https://www.ipinfusion.com/products/ocnos/

■Mundo Pacificoについて
20年前にコンセプシオンで設立されたMundo Pacificoは、チリ共和国の中心地域で最も高い成長率を達成しているトリプルプレイ(インターネット、テレビ、電話)通信事業者です。同社は、設立以来、革新性、持続性、俊敏性をネットワーク拡大における方針として掲げ、競合他社を凌ぐコスト効率を達成しています。同社はチリの第5州から第8州にわたる地域で通信サービスを提供しています。
https://www.tumundo.cl/

■Whitestackについて
Whitestackは、商用ネットワークへのオープンコンポーネント実装におけるリーディングカンパニーです。通信事業者や大手企業向けに、商用オフザシェルフ(COTS)サーバーとWhite Boxスイッチ、自社オープンスタックベースWhiteCloundプラットフォームによるクラウドソリューション、KubernetesベースのWhiteMist、自社OSMベースのWhiteNFBプラットフォームを備えた通信事業者向けNFVオーケストレーションといった包括的なネットワークスタックを提供しています。SDN過渡期にあるネットワークには、WhiteAutomatorにより抽象化レイヤーを提供し、既存ネットワーク上でのプログラミングを可能にします。
TIPにおける活動として、Whitestackは、特定市場においてWhite Box型ネットワーキング開発を牽引しており、より効率的な技術により容量の最大化を実現しています。またWhitestackは、複数のベンダーによるネットワークサービスをサポートするためオーケストレーテッドTelco Cloudにより、通信事業者の5Gへの移行を支援しています。Manma(オープンソース仮想化モバイルパケットコア)は、柔軟なモバイルネットワークを可能とします。
https://www.whitestack.com/

■TIPについて
TIP(Telecom Infra Project)は企業や組織で構成されるグローバルなコミュニティであり、世界規模での接続性を目指してインフラソリューションを推進しています。現在、全世界の人口の半数は未だにインターネットに接続されておらず、接続されている人々でさえ、接続性が不十分であることも少なくありません。このため多くの消費者へのアクセスやインターネットがもたらす商業的メリットは制限されており、結果として全世界のGDP成長に悪影響を与えています。今日のネットワークソリューションは柔軟性に欠けるうえに技術提供者の選択にも制約があることがマイナスとなり、事業者がネットワークを効率的に構築しアップグレードするのは困難な状況です。
2016年に設立されたTIPは、サービスプロバイダや技術パートナーから、システムインテグレーター、接続性に関連するその他ステークホルダーまで、数百社の多様なメンバー企業で構成されるコミュニティです。世界が今現在、そして今後数十年にわたり必要となる高品質な接続性を提供する、オープンでWhite Box(ハードウェアとソフトウェアが分離された)型の標準ベースのソリューションの開発、検証、導入を目指して、各メンバー企業・組織が協力しています。
https://www.telecominfraproject.com/

■Edgecore Networksについて
Edgecore Networks は、データセンターや、サービス事業者、企業向けネットワークスイッチ製品・ワイヤレス製品の開発・製造元として知られる世界トップクラスの通信機器メーカ、Accton Technologyの100%出資子会社です。Edgecore Networksは、商用オープンソースNOSおよびSDNソフトウェアの選択を可能とする、フルラインナップの1G-400GイーサネットOCP Accepted(TM)スイッチや、コアルーター、セルサイトゲートウェイ、仮想PON OLT、オプティカルパケットトランスポンダー、WiFiアクセスポイントにおいて世界をリードするプロバイダーです。
https://www.edge-core.com/

■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダ、データセンター事業者向けに、ソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)して安価に柔軟にネットワークを構築し、新機能やサービスの実装を迅速に実現するWhite Box型ソリューションを提供しています。
IP Infusionは、「DANOS-Vyatta edition」のインテグレーター兼カスタマーサービスプロバイダーであると共に、White Box向けネットワークOS「OcNOS(R)」および「ZebOS(R)」 を約350社の企業に提供しています。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信・放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび約350社の通信機器メーカへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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