静岡県のカーボンニュートラル実現へ 県下全9信用金庫とバイウィルが顧客紹介契約を締結 記者会見を開催

静岡県のカーボンニュートラル実現を目指し、J-クレジットをはじめとする「環境価値」の創出・流通を促進。「地産地消」によって、静岡県での環境価値と経済価値の循環を加速

株式会社バイウィル

日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、静岡県内全9の信用金庫と顧客紹介契約を締結し、連携を開始したことを記者会見で発表しました。

バイウィルと信金中央金庫(本店:東京都中央区、理事長:柴田 弘之、以下「信金中金」)は、ともに中小企業の脱炭素化を目指し、信金中金が全国の信用金庫にバイウィルを案内、J-クレジットの創出・売買を支援する連携を進めていました。その中で、単一の都道府県にて全ての信用金庫と連携に至ったのは、今回の静岡県が初めてのことです。

これを基に、それぞれの営業区域での環境価値の創出・流通を促進するなど、静岡県内の脱炭素・カーボンニュートラルの実現に向けて取り組みをより一層強化していきます。

記者会見に参加した皆さま

【提携先信用金庫 概要】

【記者会見日】

2025年3月25日(火)

しずおか焼津信用金庫追手町ビル4階会議室にて、合同記者会見を行いました。

【各社代表からのコメント】

■静岡県信用金庫協会 会長 (しずおか焼津信用金庫 理事長) 田形和幸氏

今般、静岡県内全9信用金庫が、バイウィル様との連携開始に至りました。その背景には、各信用金庫が、脱炭素社会の実現を重要課題として掲げ、地域や取引先である中小企業に対する脱炭素化支援を優先的に取り組んできたことがあげられます。

静岡県は、東部地区、中部地区および西部地区と各種産業が盛んな地域でもあることから、脱炭素化の進展が、地域経済の活性化や地域振興に不可欠であります。

私ども信用金庫は、地域密着型の金融機関であることから、バイウィル様との連携を契機として、取引先である「中小企業の課題解決」、静岡県内における「環境価値の地産地消」に向け、全9信用金庫、信金中金の「オール信金」で取組みを進めてまいります。

■信金中央金庫 静岡支店長 髙木恵証氏

2024年10月より、バイウィル様と静岡県内信用金庫が順次顧客紹介契約を締結し、今般、全9信用金庫との連携が開始されることとなり、大変喜ばしく思います。

昨今、静岡県内においては、各自治体をはじめ脱炭素化に向けた取組み機運が、一段と高まっている中、従前より信用金庫では脱炭素化に資する商品・サービスの提供が着実に進んでおります。

全9信用金庫、信金中金とバイウィル様の連携により、今後、「オール信金」で静岡県内全域の脱炭素化支援に向けた取組みが一層加速していくことを期待しております。

■バイウィル 代表取締役社長 下村雄一郎

この度、日本初、静岡県内9つの信用金庫様と連携できましたことを、誠に嬉しく思います。ありがとうございます。

この連携は、静岡県の脱炭素に真剣に取り組む各信用金庫様と、弊社と各信用金庫様との橋渡しをしてくださった信金中央金庫様の多大なるご支援の賜物と感じております。静岡県は、CO2排出量が2,824万t(令和3年度)と、日本の都道府県の中でも排出量が多い県であり、特に産業部門においては38%と高い排出割合を示しています。

この2,824万tのCO2排出量を削減し、きれいな静岡を未来へ繋ぐべく、今回弊社と静岡の9金庫様で手を携えることになりました。脱炭素は、一部の努力で解決できるものではなく、様々な手法で多くの方々が少しずつ努力することが重要です。

弊社は、カーボンクレジットという「環境価値」と「経済価値」の循環を促すことで、加速度的に地域の脱炭素を進めていく大義がございます。 信用金庫の皆様と、地域の皆様と共に、価値循環のモデルを静岡から創造してまいります。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

【契約締結の背景】

カーボンニュートラル実現に向けては、自身で削減しきれない排出量をカーボンクレジットで埋め合わせる「カーボンオフセット」がひとつの有効な手段です。バイウィルは、J-クレジットなどの創出と流通を進めるべく、創出手続きや申請費用の立替、販売先の探索を一貫して支援しています。

また、カーボンクレジットを軸に環境価値と経済価値を循環させることで資金を還元し、事業者や個人のさらなる脱炭素への取り組みを支援するサイクルを目指しています。

近年、上場企業を中心とする大企業では、カーボンニュートラルに向けた取り組みが活発になりつつあります。一方で、中小企業においては、その重要性を認識されていないことや、認識はされていても何から着手すればよいのかわからないということが多いのが現状です。

ですが、日本の企業の99.7%を占める中小企業が脱炭素に取り組まなければ、日本のカーボンニュートラル実現は難しいのも事実です。

バイウィルはこれまで、地域金融機関や地域メディアなどと連携することで、全国でのJ-クレジット創出・販売支援を進めてきました。

今回の契約締結により、静岡県の信用金庫がもつ地域の顧客ネットワークと、バイウィルがもつ環境価値に関する各種サービスを結集させることで、日本のカーボンニュートラル実現を目指します。

【締結内容】

静岡県9の信用金庫は、下記(1)(2)(3)に関するニーズを有する各金庫の取引先を、バイウィルに紹介する役割を担います。

(1)創出サービス業務 

対象顧客(取引先)が環境価値を創出し、売却可能な状態にするまでに必要な一切の手続きを代行・支援するサービス 

(2)売買サービス業務 

環境価値の売買を支援するサービス 

(3)J-クレジットプログラム提供サービス業務

・バイウィルが提供するJ-クレジット創出プログラムへの入会を受けつけ、環境価値の創出および売買を支援するサービス

・対象顧客(取引先)が提供している、または提供を予定しているプログラム型プロジェクトの管理・運営をバイウィルが受託するサービス

今回の連携によって、それぞれが営業エリアとする地域で環境価値の創出を支援し、それらを需要家へと繋ぐことで、静岡県内における環境価値と経済価値の循環を目指します。

【バイウィル 会社概要】

■社名:株式会社バイウィル

■本社:東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階

■公式サイト:https://www.bywill.co.jp/

■代表者:代表取締役社長 下村 雄一郎

■設立:2013年11月11日

■事業内容:

・環境価値創出支援事業(クレジット創出)

・環境価値売買事業(クレジット調達・仲介)

・脱炭素コンサルティング事業

・ブランドコンサルティング事業

【本リリースに関するお問い合わせ先】

株式会社バイウィル 広報担当 

e-mail:info@bywill.co.jp

TEL:03-6262-3584(代表)

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会社概要

株式会社バイウィル

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URL
https://www.bywill.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋2-3-21 群馬ビル6階
電話番号
03-6262-3584
代表者名
下村 雄一郎
上場
未上場
資本金
5億8195万円
設立
2013年11月