休校中の子ども達の「研究計画書」から「つくば研究者賞」が決定!
つくば市と研究者たちによる「つくばこどもクエスチョンオンライン」
休校期間中のつくば市内の児童生徒向けに、研究者たちが自由研究を支援!
つくば市(市長:五十嵐立青)は、新型コロナウイルス感染症の発生に伴う学校の休校期間中に、つくば市内の小学校・中学校の児童や生徒を対象に子どもたちの「自由研究」を支援するため、つくば市内の研究者たちがオンライン上で子どもたちの質問に答えたり、アドバイスを行う「つくばこどもクエスチョンオンライン」を実施しました。
この事業では、つくば市が独自に用意した「研究計画書」のフォーマットに沿って、子どもたちがそれぞれ関心のあるトピックについて研究を深掘りしました。つくば市に提出された研究計画書から「つくば研究者賞」を低学年の部、高学年の部からそれぞれ1名ずつ、つくばの研究者たちが選びました。
https://tsukuba-steam.com/kodomo-question/award.html
【低学年の部(小1~小3対象)】応募者4名
『じこがあってもけがしないあんぜんな車』
学年:大曽根小学校1年(2020年3月31日時点)
研究者コメント:
課題発見、仮説立案、実験計画、長期目標など、研究に必要な事項がきれいにまとめられていました。
自由かつ多様な発想で研究課題に取り組んでいるだけでなく、イラストのデザインにも注力されており人に見せる研究計画書としても素晴らしいため、選出しました。どんなスポンジがよい?どんなAIがいればより安全?ほかに手段はないか?など、「なぜ」を繰り返し考えを深めることでよりよい研究になると思います。
研究テーマは「事故でけがをしないように」という優しい気持ちから発案されており、この気持ちを大切にしてほしいと思いました。
【高学年の部(小4~小6)】応募者4名
『カブトムシの生態を調べる』
学年:みどりの学園義務教育学校4年(2020年3月31日時点)
研究者コメント:
具体的で実行できる実験計画が書かれていたのが良かったです。イラストもていねいで、研究対象をよく観察してかいてくれたことが伝わります。インタビュー対象に、具体的な研究所の名前や研究者の名前が書かれていたのも良かったと思います。きっと、インタビューにこたえてもらえると思いますよ。全体的に、研究対象に対する愛情や観察力、地道な努力をだいじにしていそうなことが伝わってきたので高く評価させていただきました。
つくば市は、今後も子ども達の「なぜ?」を継続的に支援できる事業をすすめていきます。
<つくばこどもクエスチョンオンラインの概要>
【開催期間】3月6日(金)~3月27日(金)
【協力研究者等】31名
【質問件数】137件
【オンライン配信回数】4回(司書セッション、KEKサイエンスカフェ、研究者セッション2回)
【研究計画書応募者数】8名
【受賞者】2名
つくばこどもクエスチョンオンラインウェブサイト
https://tsukuba-steam.com/kodomo-question/
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