「奈良市×シビッククリエイティブシンポジウム2024」を2024年1月13日・14日に県コンベンションセンターで開催
「ウェルネス」と「クラフト」をテーマに、奈良市の内外で活躍するゲストをお招きし、福祉とまちと市民の関わり方、「つくること」への向き合い方を考えます。
今年度は、「ウェルネス」と「クラフト」をテーマに、奈良市の内外で活躍するゲストをお招きし、シンポジウムを開催します。ぜひともお気軽にお申し込みください。
トピックス
◆2025年の⼤阪・関⻄万博を契機に、市⺠との共創や「シビッククリエイティブ(まちに対して発揮する市⺠の創造性)」によって、まちの課題を解決することを目指します。
◆【1/13開催】奈良時代、光明皇后が悲⽥院・施薬院を設立したように、福祉はじまりの歴史を有する奈良で活動し、先進的な取組を行っているゲストが集い、福祉とまちと市民の関わり方を考えます。
◆【1/14開催】奈良には、天平文化とともに花開き、綿々とつづいてきたクラフトの産業文化があります。伝統を継ぎながらクラフトに携わるゲストの様々な視点から、「つくること」への向き合い方のヒントをいただきます。
会場
奈良県コンベンションセンター204会議室(近鉄新大宮駅徒歩約10分)
※参加費無料
▼詳細はHPから
https://www.city.nara.lg.jp/soshiki/4/188971.html
イベント内容
ファシリテーター
齋藤精一氏(パノラマティクス主宰/2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター)
1975年神奈川県生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。Omnicom Group傘下のArnell Groupにてクリエイティブ職に携わり、2003年の越後妻有アートトリエンナーレでのアーティスト選出を機に帰国。2006年株式会社ライゾマティクス(現:株式会社アブストラクトエンジン)を設立。社内アーキテクチャー部門『パノラマティクス』を率い、現在では行政や企業などの企画、実装アドバイザーも数多く行う。
2023年グッドデザイン賞審査委員委員長。2025年大阪・関西万博EXPO共創プログラムディレクター。2023年 D&AD賞 デジタルデザイン部門審査部門長。
プログラム
1月13日「ウェルネス」、14日「クラフト」をテーマに、下記のプログラムを予定しております。
◆イントロダクション(シンポジウム開催の経緯やコンセプト、シビッククリエイティブについて)
◆テーマをめぐる奈良市の現状・課題と市の取組
◆ゲストによるプレゼンテーションとパネルトーク
2024年1月13日(土)13:30~15:30(開場13:00)
ウェルネス×シビッククリエイティブ
まちの「福祉」を市民とともにもう一度デザインする
奈良時代からつづく福祉の歴史を有する奈良。その奈良で活動し、注目を集める試みを行いグッドデザイン賞を受賞したゲストが集い、福祉とまちと市民の関わり方を考えます。
ゲスト
⽯⽥慶⼦氏(まほうのだがしやチロル堂共同代表/一般社団法人無限代表理事)
2021年に生駒市に「まほうのだがしやチロル堂」をオープン。地域の子どもたちを地域のみんなで支える取り組みが認められ2023年に「グッドデザイン大賞」を受賞。9月にはこれまでの運営スタイルとは違うモデルを目指す2号店がオープン。本業は生駒市で障害のある子どもや就労支援事業所を運営する一般社団法人無限の代表理事。
播磨靖夫氏(一般財団法人たんぽぽの家理事長)
新聞記者を経てフリージャナリスト。「わたぼうしコンサート」を生み「エイブル・アート・ムーブメント(可能性の芸術運動)」を提供、1999年からケアの文化の創造をめざして 「ケアする人のケア」に取り組む。2009年度「芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門」受賞。2016年障害のある人とつくる新しいはたらき方「Good Job!プロジェクト」でのグッドデザイン賞金賞受賞。2022年度文化功労者に選出。
松島靖朗氏(認定NPO法人おてらおやつクラブ代表理事/安養寺住職)
こどもの貧困問題解決のため、支援団体や公的機関と協業する「おてらおやつクラブ」を全国展開。2020年11月認定NPO法人化。2018年度グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)、2021年内閣府女性のチャレンジ賞。共著『ともに生きる仏教』ちくま新書、『不要不急』新潮新書
2024年1月14日(日)10:30~12:30(開場10:00)
クラフト×シビッククリエイティブ
「つくること」と、どう向き合うか
奈良で天平文化とともに花開き、綿々とつづいてきたクラフトの産業文化。伝統を継ぎながらクラフトに携わるゲストの様々な視点から、「つくること」への向き合い方のヒントをいただきます。
池田匡志氏(奈良団扇職人 池田含香堂6代目)
1990年奈良市生まれ。奈良団扇職人。大学卒業後に家業を継ぎ、2012年に170余年の老舗「池田含香堂」の6代目に就任。2015年、経済産業省「The Wonder 500」認定。2018年、奈良伝統工芸展大賞受賞、大英博物館展示。奈良伝統工芸後継者育成研修第4期生。
佐野文彦氏(建築家/美術家)
1981年奈良県生まれ。数寄屋建築の名匠・中村外二工務店に大工として弟子入り。2016 年 文化庁文化交流使として世界 16か国を歴訪し各地の文化と交わる数々のプロジェクトを敢行。独自の経験から得た技術と感覚を活かし、建築からアートまで領域横断的に活動している。主な展覧会に、MOT satellite/東京現代美術館(2017)、Design Miami/Basel(2017)、Sence Island(2019)、Mind Trail(2020)、跳躍する作り手たち/京都市京セラ美術館(2023) 主な受賞歴に、EDIDA 2014 ELLE DECO Young Japanese Design Talent(2014)、2016年度文化庁文化交流使(2016-17)、Emerging Designer of the Year(2022)、single-brand store of the year(2023)
千石あや氏(株式会社中川政七商店代表取締役社長)
1976年生まれ。香川県高松市出身。
大手印刷会社に入社し、デザイナー、制作ディレクターとして勤務。
2011年に中川政七商店に入社し、社長秘書、商品企画課課長、「mino」コンサルティング、「遊 中川」ブランドマネージャーなどを経験したのち、2018年3月より社長を務める。
申込先
令和6年1月13日(土)ウェルネス×シビッククリエイティブ申込
https://peatix.com/event/3779410/
令和6年1月14日(日)クラフト×シビッククリエイティブ申込
https://peatix.com/event/3782426/
〈参考〉これまでの取り組み
2023年2月19日、県内市町村で初の万博関連行事として、「奈良市×万博キックオフシンポジウム」を奈良県コンベンションセンターで開催しました。当日は、奈良市の持つ強みを活かし、万博とどう関わっていくのか。さまざまなアクションへとつなげるべく、各界の著名人や有識者をお招きし、基調講演やパネルディスカッションを実施し、約200名の方にご参加いただきました。
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