BTSのメンバーもハマった!? あのNetflixドラマ『クイーンズ・ギャンビット』原作、待望の邦訳がついに新潮文庫に登場。
原作とドラマ版の違いは? 気になる続編はあるの? ミュージカル化決定? 幻の映像化企画とは? 情報満載の「あとがき」はドラマファン必読です!
リリース後4週間で6200万再生数を記録し、オバマ大統領やBTSメンバーをはじめ、東野幸治さんや宇垣美里さん、内田理央さん、声優の内山昂輝さんらもハマったというNetflixの世界的大ヒットドラマ『クイーンズ・ギャンビット』の原作。長らく待たれていた邦訳がついに登場。原作とドラマの違いは? 気になる続編はあるのか? 幻の映像化企画とは? ドラマファン必読の「あとがき」も掲載。
Netflix『クイーンズ・ギャンビット』は、2020年リリース後4週間で6200万再生数を記録した世界的大ヒットドラマ。その後ゴールデングローブ賞でテレビ部門主演女優賞、テレビ部門作品賞の二冠を受賞する快挙を達成しました。
本作の魅力は何といっても、アニャ・テイラー=ジョイが演じる主人公、ベス・ハーモン。可憐な少女ベスがチェス大会で強豪男性プレイヤーを次々倒していく痛快な展開に、皆が夢中になりました。ベスが着こなすおしゃれな60年代ファッションや隅々までスタイリッシュなインテリアも魅力の一つ。オバマ元大統領もこのドラマを2020年のおすすめ作品に選び、BTSのメンバーもハマっていると発言し、ファンの間で話題になりました。
そんな『クイーンズ・ギャンビット』の原作は、実は1983年に刊行された作品。著者のウォルター・テヴィスは映画化された『ハスラー』や『地球に落ちて来た男』で日本でも知られていますが、本作は長らく未訳で邦訳が待たれていました。
原作にまず驚くのは、38年前の作品なのにまったく古びていないこと。少女ベスは男性優位のチェス界でトップを目指しますが、彼女が武器にするのは美貌でも恋愛でもなく、ただその実力と才能のみ。対する男性プレイヤーたちも、女性だからといってベスを決して見下したりせず勝負に挑みます。ドラマ版でベスが思いを寄せる相手、タウンズももちろん登場。そのキャラクターがドラマ通りなのかどうかは、ぜひ原作を読んで確かめてみてください。
ファンが一番気になるのが、『クイーンズ・ギャンビット』に続編があるのか、ということ。残念ながら原作者テヴィスは本作を書いた直後に亡くなっているので続編は存在しないのですが、本書の「訳者あとがき」で彼の続編の構想にも触れられていて、「もしかしたらドラマ版の続編があるのでは!」と期待させられます。
また同じく「あとがき」情報では、『クイーンズ・ギャンビット』のミュージカル化も決定しているとのこと。歌って踊るベスが観られる日が来るかもしれません。
さらに本作はかつて、夭逝した名優ヒース・レジャーが映像化するという企画があったのだとか。ベス役として想定されていたのは、トランスジェンダーを公表し現在はエリオット・ペイジと名前を変えた『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジ。ヒース・レジャー版の『クイーンズ・ギャンビット』も観てみたかった!
あらすじ
孤児院で育った少女ベス。用務員にチェスを習い天賦の才を開花させた彼女は、やがてウィートリー夫人に引き取られ、各地の大会で強豪プレイヤーを相手に次々優勝、男性優位のチェス界で頭角を現す。孤児院で与えられた安定剤と、アルコールへの依存とも闘いながら、ベスはついにソ連の大会で最強の敵ボルゴフに挑む。世界的な大ヒットドラマの原作となった、天才少女の孤高の挑戦を描く長編。
著者 ウォルター・テヴィス(1928-1984)
アメリカ・サンフランシスコ生れ。ケンタッキーの高校に教師として勤める傍ら、ビリヤードがテーマの『ハスラー』やSF作品『地球に落ちて来た男』など、のちに映画化されることになる小説を発表。他の作品に『ふるさと遠く』『モッキンバード』『ハスラー2』などがある。
訳者 小澤身和子
東京大学大学院人文社会系研究科修士号取得、博士課程満期修了。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン修士号取得。編集者を経て、取材コーディネーター、通訳、及び翻訳家に。訳書にリン・ディン『アメリカ死にかけ物語』、リン・エンライト『これからのヴァギナの話をしよう』など。
【タイトル】『クイーンズ・ギャンビット』
【著者名】ウォルター・テヴィス著 小澤身和子訳
【発売日】2021/06/24
【本体定価】990円(税込)
本作の魅力は何といっても、アニャ・テイラー=ジョイが演じる主人公、ベス・ハーモン。可憐な少女ベスがチェス大会で強豪男性プレイヤーを次々倒していく痛快な展開に、皆が夢中になりました。ベスが着こなすおしゃれな60年代ファッションや隅々までスタイリッシュなインテリアも魅力の一つ。オバマ元大統領もこのドラマを2020年のおすすめ作品に選び、BTSのメンバーもハマっていると発言し、ファンの間で話題になりました。
そんな『クイーンズ・ギャンビット』の原作は、実は1983年に刊行された作品。著者のウォルター・テヴィスは映画化された『ハスラー』や『地球に落ちて来た男』で日本でも知られていますが、本作は長らく未訳で邦訳が待たれていました。
原作にまず驚くのは、38年前の作品なのにまったく古びていないこと。少女ベスは男性優位のチェス界でトップを目指しますが、彼女が武器にするのは美貌でも恋愛でもなく、ただその実力と才能のみ。対する男性プレイヤーたちも、女性だからといってベスを決して見下したりせず勝負に挑みます。ドラマ版でベスが思いを寄せる相手、タウンズももちろん登場。そのキャラクターがドラマ通りなのかどうかは、ぜひ原作を読んで確かめてみてください。
ファンが一番気になるのが、『クイーンズ・ギャンビット』に続編があるのか、ということ。残念ながら原作者テヴィスは本作を書いた直後に亡くなっているので続編は存在しないのですが、本書の「訳者あとがき」で彼の続編の構想にも触れられていて、「もしかしたらドラマ版の続編があるのでは!」と期待させられます。
また同じく「あとがき」情報では、『クイーンズ・ギャンビット』のミュージカル化も決定しているとのこと。歌って踊るベスが観られる日が来るかもしれません。
さらに本作はかつて、夭逝した名優ヒース・レジャーが映像化するという企画があったのだとか。ベス役として想定されていたのは、トランスジェンダーを公表し現在はエリオット・ペイジと名前を変えた『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジ。ヒース・レジャー版の『クイーンズ・ギャンビット』も観てみたかった!
あらすじ
孤児院で育った少女ベス。用務員にチェスを習い天賦の才を開花させた彼女は、やがてウィートリー夫人に引き取られ、各地の大会で強豪プレイヤーを相手に次々優勝、男性優位のチェス界で頭角を現す。孤児院で与えられた安定剤と、アルコールへの依存とも闘いながら、ベスはついにソ連の大会で最強の敵ボルゴフに挑む。世界的な大ヒットドラマの原作となった、天才少女の孤高の挑戦を描く長編。
著者 ウォルター・テヴィス(1928-1984)
アメリカ・サンフランシスコ生れ。ケンタッキーの高校に教師として勤める傍ら、ビリヤードがテーマの『ハスラー』やSF作品『地球に落ちて来た男』など、のちに映画化されることになる小説を発表。他の作品に『ふるさと遠く』『モッキンバード』『ハスラー2』などがある。
訳者 小澤身和子
東京大学大学院人文社会系研究科修士号取得、博士課程満期修了。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン修士号取得。編集者を経て、取材コーディネーター、通訳、及び翻訳家に。訳書にリン・ディン『アメリカ死にかけ物語』、リン・エンライト『これからのヴァギナの話をしよう』など。
【タイトル】『クイーンズ・ギャンビット』
【著者名】ウォルター・テヴィス著 小澤身和子訳
【発売日】2021/06/24
【本体定価】990円(税込)
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