京橋から発信する現代アート展 『Art in Tokyo YNK』第5弾
~「東京スクエアガーデン」にて11月6日(月)より開催~
『Art in Tokyo YNK』展は、ディレクターを務める「TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI」が発掘した、既成概念に捉われない時代性のある若手アーティストの作品にどこよりも早く触れることのできる展覧会です。東京スクエアガーデンでは『Art in Tokyo YNK』展の開催を重ねながら、会場であるオフィスエントランスホールで年間を通じてアート展示を展開し、アートの力で多様性に満ちていく空間づくりを模索してきました。日本画や油彩画の可能性を独自に広げる作品から、写真や印刷を実験的に用いた作品まで、幅広い作品が展示されます。
今回の注目は、展覧会という形で自身の作品を初めて発表する写真家・小山恭史氏。音楽誌やファッション誌を中心としたクライアントワークで活躍し、Instagramのフォロワー数1.4万人超の小山氏ですが、人々の活動が止まったコロナ禍にあえて様々な都市を歩き、街で消費者を誘うネオンや広告などを撮影。それら膨大な数の写真を巧みに重ねあわせたアートワークは、6枚を制作するのに約3年をかけており、強いエネルギーが溢れた作品となっています。『Art in Tokyo YNK』展には、『無明-東京-』と『無明-愛知-』の2点が出展されます。
芸術文化が育まれてきた街「京橋」から発信するアート展にぜひご注目ください。
【『Art in Tokyo YNK』展詳細】 https://artintokyoynk.com/
東京有数のビジネス拠点である八重洲・日本橋・京橋エリアの呼称“YNK(インク)”を冠した現代アート展『Art in Tokyo YNK』。京橋有名画廊の二代目 石井氏(四季彩舎)と吉野氏(TOMOHIKO YOSHINO GALLERY)による「TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI」は、他業種とのコラボレーションや企画展、アートフェアでの精力的な活動を通して、「京橋」古美術街のイメージ刷新や地域活性に取り組んでおり、2021年より東京建物と共同で『Art in Tokyo YNK』を開催してきました。
江戸時代から芸術文化が育まれてきた「京橋」は、現在も美術館をはじめ国内有数の古美術店やギャラリーが集積し、美術館関係者やコレクターの間ではアートスポットとして知られています。反面、多くの人々は「京橋」を画一的なビジネス街と捉えており、そのような歴史、文化背景の認識はまだまだ浸透していない状況です。「京橋」というまちが築き上げてきたアート・芸術文化は、まちのセンスメイキングに引き続き重要な役割を担っていくものと東京建物は考えています。
【現代アート展『Art in Tokyo YNK』の概要】
会 期:2023年11月6日(月)~2024年1月19日(金)
場 所:東京スクエアガーデンアートギャラリー
(東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン1階 オフィスエントランスホール内)
開館時間:10:00~19:00 (土・日・祝日閉館)
※最終日は18時まで/年末年始、ビル閉館日はご入場いただけません。
入 場 料:無料
主 催:TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI / 東京建物株式会社
協 力:東京スクエアガーデン / 四季彩舎 / TOMOHIKO YOSHINO GALLERY
出展作家:新埜 康平、大無田 拓海、小山 恭史、志賀 龍太、HARUNA SHIKATA、山﨑 なつ子(順不同)
【会場案内図】
【「TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI」について】
四季彩舎の石井信氏とTOMOHIKO YOSHINO GALLERYの吉野智彦 氏が2021年にスタートした「京橋」を起点とする現代アートの専門プロジェクトです。海外フェアへの共同参加も視野に入れ、yutaokuda、山東大記、瀬戸優といった互いの取り扱い作家を軸に、有能な若手を国内外にプロモートしていきます。背景には、日本画や洋画、工芸といった既成のジャンルに収まらない作家が増えてきたこと、40歳代以下のギャラリストやアーティスト、コレクターらの存在感が増していることなどがあります。まさに、国内美術市場における世代の転換期において、日本で最も古美術店が多いとされるこの地から現代アートを発信することにより、TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHIが次世代アートシーンを盛り上げます。
・四季彩舎 https://www.shikisaisha.com/
・TOMOHIKO YOSHINO GALLERY https://www.tomohikoyoshinogallery.com/
【出展作家(アーティスト)】※順不同
・新埜 康平(あらの こうへい)
1990年東京都生まれ。“ストリート×日本画”をコンセプトに、膠和
紙、顔料を基本画材とし、滲みやたらし込みなどの技法を用いるこ
とで、日本画における唯一性(同じものを作れない)とストリート
に存在する特殊性(街の壁にある落書きなど)を意識した作品を発
表している。
・大無田 拓海(おおむた たくみ)
1998年愛知県生まれ。絵を描いていると、意識は画面内に没入し
ていくが、何かの拍子に意識は現実に引き戻され、物体としての絵
画を実感する。こうした体感から、絵画表現における仮想と現実の
関係を起点として制作している。
・小山 恭史(おやま やすふみ)
1987年神奈川県生まれ。都内撮影スタジオでの勤務を経て、2012
年にフリーフォトグラファーとして独立。2020年より開始したア
ートワークでは、出逢い、発見、驚きに満ちた旅の写真をコラージ
ュした作品を制作。それらは激しさと静けさ、 大胆さと繊細さを併
せ持つ。
・志賀 龍太(しが りゅうた)
1988年愛知県生まれ。日常をテーマとし、一日一絵、自分が納得
る絵を描き年間で300枚近くに。「あたりまえの日常も新しいもの
で溢れている。ぼくの世界に今日も旅に出かける」という言葉どお
り、一見するとファンタジックな作品世界は私たちの日常とも交響
する。
・HARUNA SHIKATA(はるな しかた)
1996年神奈川県生まれ。2022年桑沢デザイン研究所卒業後、作家
活動を開始。情報と感情の上書き(Overwrite)の可視化をコンセ
プトとし、脳内に蓄積された情報や感情を受け入れ、上書きを行う
ことで前に進むことができると考え、制作している。
・山﨑 なつ子(やまざき なつこ)
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。何かいい作品の“何
か”という言語化できないものが、芸術の醍醐味のひとつだと考え
つつ、眼には見えない想いを昇華したいと語る。アルキド樹脂や、
エンジ色を基調とした抽象画の制作に取り組んでいる。
※一部の作品画像は、実際に展示される作品とは異なる場合がございます。
以上
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