日清紡マイクロデバイスAT、半導体人財共育プラットフォーム『COGAKUSEE』に支援企業として参画
産学連携で挑む半導体人材の育成、「高専生の教育の一助に」との想いで

AI・生成AIを活用したソリューションを展開する木村情報技術株式会社(本社:佐賀県佐賀市、代表取締役:木村 隆夫、以下「木村情報技術」)は、自社が運営する半導体人財共育プラットフォーム『COGAKUSEE(コウガクシー)』に、日清紡マイクロデバイスAT株式会社(所在地:佐賀県神埼郡、代表取締役社長:末吉 裕明、以下「日清紡マイクロデバイスAT」)が支援企業として参画したことをお知らせします。
深刻化する半導体人材不足を背景に、日清紡マイクロデバイスATは「高専生の教育の一助になること」を主な目的として支援を決意。すでに高専生への課題提供やレポートのやり取りが始まるなど、産学連携による新たな人材育成の取り組みが動き出しています。
参画の決め手は「高専生の教育に貢献したい」という想い
『COGAKUSEE』は、全国の高専生を対象とした半導体人財共育プラットフォームです(※1)。高専生は無償で半導体の実践的な学びを得ることができます。
コンセプトの明確さと、高専生に特化した教育プラットフォームという独自性を評価いただき、なかでも「高専生の教育の一助になれること」を最大の決め手として、日清紡マイクロデバイスATに支援企業として参画いただくこととなりました。
具体的には、以下の3点が後押しとなりました。
1. 学生の実践力の向上
実際の現場課題や最新技術を教育に反映し、学生の実践力向上につなげることができる。
2. 採用力の強化・ミスマッチの低減
学生が企業や仕事への理解を深めることで、業界への興味・関心が高まり、採用力の強化や入社後のミスマッチ低減が期待できる。
3. 中長期的な人材確保と地域産業の活性化
企業と学校の継続的な連携により、産業界が求める人材育成が促進され、中長期的な人材確保と地域産業の活性化にもつながる。
(※1)全国に設置されている51校の国立高等専門学校(高専)を指します。
動き出した、産学連携による新たな人材育成のかたち
参画後、日清紡マイクロデバイスATから第1回の課題が提供され、さっそく10名の学生が取り組みました。初めての試みでしたが、事前に木村情報技術の担当者が入念に説明していたこともあり、取り組みはスムーズに進みました。
同社の担当者からは、「学生から提出されたレポートは、基本的な部分をしっかり押さえながら、課題の内容がよく調べられていた」「発表内容を分かりやすく伝えようと工夫する姿勢も見られた」と評価いただきました。
取り組みは始まったばかりですが、こうした学生との直接のコミュニケーションは、企業にとっても貴重な接点となっています。
背景:深刻化する半導体人材不足と人材育成の重要性
調査(※2)によると、九州の半導体関連企業における2024年度の採用実績は約3,100名で、2022年度調査時の推計と比べ約30%増加しました。しかし採用計画には届かず、約550名の人材が不足しています。
今後、半導体産業のさらなる成長に伴い、人材不足はますます深刻化するとみられています。この課題解決に向けては、当面は人材のすそ野を広げる取り組みが重要とされており、進路選択を控えた学生だけでなく、その判断に影響を与える教師や保護者に対しても、半導体産業の魅力や将来性を伝えることが必要です。
加えて、今後さらに技術の高度化や製造現場の変化が進むと予想される中、限られた人材で生産を維持・向上していくためには、自動化の推進に加え、DXやAIを活用できる人材の育成が不可欠です。同社はこうした考えのもと、半導体製造技術だけでなく、デジタルを活用して現場改善や生産性向上を実現できる人材の育成も、重要な課題と捉えています。
(※2)ご参考:九州半導体人材育成等コンソーシアム 2025年度 人材育成WG活動 報告(2026年3月19日) より
https://www.kyushu.meti.go.jp/seisaku/jyoho/oshirase/260319_1_4.pdf
日清紡マイクロデバイスAT株式会社 代表取締役社長 末吉裕明様のコメント
2025年1月に木村情報技術の木村社長とお会いし、『COGAKUSEE』の話を伺いました。若者への育成にかける木村社長の情熱と理念に”木村フィロソフィー”を感じ、支援企業として参画し、若者の教育・育成を応援したいと考えました。参画を決意した要因はいくつかありますが、一番は「高専生の教育の一助になれること」、これに尽きます。
学生の育成に加え、今後は『COGAKUSEE』が国内企業の人材育成(社員教育)のプラットフォームへと進化することも期待しています。企業向けの展開が広がれば、佐賀県の産業のみならず、日本の産業成長につながると考えます。

『COGAKUSEE(コウガクシー)』について
『COGAKUSEE』は、木村情報技術と有明高専が共同開発した、全国51校の国立高専の学生を対象とした半導体人材教育プラットフォームです。有明高専の石川洋平教授が提唱する「サーキットデザイン(回路設計)教育」を核に設計され、学生一人ひとりの潜在能力を、社会が求める「実践力」へと育成することを目的とした、有機的な教育エコシステムを目指しています。
学生は、無償で半導体設計の授業をオンライン動画で学習できるほか、受講履歴や資格、受賞歴などをプラットフォーム上に記録でき、教員側はそれらの情報を個別の教育指導に活用することが可能です。
運営は、企業からの協賛・支援に支えられています。産学連携による次世代の半導体人材育成を推進するとともに、支援企業にとっても、将来を担う高専生との接点づくりや採用活動につながる機会となります。

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▼ご参考:プレスリリース
「全国の高専生向け半導体人財共育プラットフォーム「COGAKUSEE」、支援企業の募集を開始」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000199.000006034.html
日清紡マイクロデバイスAT株式会社について
代表者:代表取締役社長 末吉 裕明(すえよし ひろあき)
設立:1965年4月10日
所在地:〒842-0032 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町立野950
事業内容:電子デバイス(半導体)製品の製造
URL:https://www.nisshinbo-microdevices-at.co.jp/
木村情報技術株式会社について
代表者:代表取締役 木村 隆夫(きむら たかお)
設立:2005年7月29日
本社:〒849-0933 佐賀県佐賀市卸本町6-1
支店:札幌支店、東京支店、名古屋支店、大阪支店、福岡支店
事業内容:AI(機械学習/ディープラーニング/生成AI)活用の研究・開発・コンサルティング、Web講演会運営・ライブ配信、半導体教育プラットフォーム(COGAKUSEE、GAKUSEE MI)、製薬業界向けソリューション ほか
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