【新刊発行】人事・年金の今が分かる「三菱UFJトータルリワードレポート(旧三菱UFJ年金情報)10月号」発刊
三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長:窪田 博)はこの度、弊社ホームページで「三菱UFJトータルリワードレポート10月号」を公表しました。
当月刊誌を一部抜粋したものを皆さまへお届けいたします。
■企業年金の見える化の事例紹介
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2025年6月20日に公布された年金制度改正法では、「企業年金の運用の見える化(情報開示)」が盛り込まれています
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その内容は、企業年金(DB・企業型DC)の情報を一般公開し、他社との比較や分析ができる環境を整備することですが、見える化における本質的な課題は「加入者の企業年金に対する関心の低さ」にあります
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加入者の企業年金に対する関心を高める施策は、加入者の利益だけにとどまらず、企業価値向上も期待できます
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加入者の企業年金に対する関心を高める方法として、動画を活用する好事例があります
<自社の退職給付制度の認知度>

■専門人材の人事制度設計のポイント
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企業をとりまく事業環境の変化、従業員のキャリアに対する考え方の変化から、専門人材の重要性が増しています
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専門人材の活用スキームは必ずしも正社員での採用に限らず、複数の選択肢から自社にとって最適なスキームを採用する必要があります
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専門人材を正社員で採用する場合には、“採用・定着”の観点と“パフォーマンスの担保”の観点の両面から人事制度を設計することが重要です
<専門人材の活用スキーム>

■2025年3月期有価証券報告書分析①~多様性に関する情報編~
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2025年3月期の状況については、以下の傾向が見られました
・女性管理職比率、男女間賃金格差の平均値や分布状況は、製造業/非製造業で大きな違い
・多くの企業が、自発的に、男女間賃金格差の要因や背景等を補足説明
・女性管理職比率と男女間賃金格差に顕著な関係はなし
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2023年3月期~2025年3月期の変化については、以下の傾向が見られました
・女性管理職比率、男女間賃金格差の平均値や分布状況に大きな変化はなし
・女性管理職比率の増加幅と男女間賃金格差の増加幅(改善幅)に緩やかな正の相関傾向
<女性管理職比率の分布(業種別)>

■財政再計算の仕組みと検討ポイント③~財政再計算の見直しが母体企業に与える影響~
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財政再計算において検討が必要な各項目を見直すことで、母体企業へも様々な影響が生じます
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予定利率の見直しの際は、財務面への影響のみならず、企業年金制度を取り巻く環境変化も踏まえたうえで、適切に設定する必要があります
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特別掛金の償却期間や償却方法を検討する際に、別途積立金がある場合は、別途積立金の取り扱い方法も併せて検討する必要があります
<予定利率の引上げ 掛金への影響>

■コラム 時事のつぶやき 社内での敬称
レポートの全文はこちらからご覧ください。
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【本件に関するお問合せ先】
三菱UFJ信託銀行 トータルリワード戦略コンサルティング部
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