1000年以上の歴史ある織物産地の新たなライフスタイルプロダクト「山梨の夏服」の愛称・シンボルマークを発表今年発売予定の「山梨の夏服」のデザインも決定
さらに、一般販売に向けて開発を進めてきた夏服については、県内企業4社が計14デザインを公開しました。
受賞者結果発表
(1)愛称・シンボルマーク公募結果について
愛称・シンボルマークについては、山梨らしさと山梨の夏服を表現しかつ幅広い世代に親しみやすいものを公募しました。公募は1月19日(金)~2月8日(木)の期間で実施しました。
全国から応募のあった愛称939点、シンボルマーク132点の中から、山梨の夏服普及促進協議会において愛称・シンボルマーク別個に厳正な審査を行い、入賞作品を選定しました。
愛称の最優秀賞は、田辺新造(たなべしんぞう)さんの作品「かいくーる」に決定、シンボルマークの最優秀賞は、東洋平(ひがしようへい)さんの作品に決定いたしました。愛称とシンボルマークは、襟元のブランドタグやラベルに使用するなど、山梨の夏服のPRに活用していきます。
※詳しくは、県ホームページをご参照ください。
山梨県ホームページ「山梨の夏服」愛称・シンボルマーク詳細
https://www.pref.yamanashi.jp/sangyo-sin/natsufuku/natsufuku_koubo.html
(2)愛称部門
最優秀賞:田辺新造(タナベシンゾウ)(山梨県甲府市)
作品名 :かいくーる
(3)シンボルマーク部門
最優秀賞:東洋平(ヒガシヨウヘイ)(千葉県柏市)
作品画像
新バージョンの夏服について
一般販売に向けて開発を進めてきた夏服については、県内企業4社が計14デザインを制作。郡内地域で生産された生地を用いて、県内事業者により製作されたオール山梨の夏服となっています。
新たに女性向けのデザインとして、コットンシルク生地のシャツブラウスタイプを開発。この他、オーガニックコットン100%にこだわったもの、山梨の夏の暑さを乗り切るため涼しさを追求したもの、甲府のジュエリー職人が研磨した水晶やオニキスをボタンに用いたものなど、各社独自の工夫が光る大変魅力的なアイテムとなっています。
一般販売に向けて各社においてブラッシュアップを進めており、県では、この夏服が県民に親しんで着て頂けるアイテムとなるようPRを行います。この夏、6月の一般販売をどうぞご期待ください。
(1)開発事業者と製品の概要
(2)新バージョンの画像
※各社製品から数点を抜粋して掲載
(3)山梨の夏服開発の経緯
山梨県の富士吉田市・西桂町・都留市・大月市・上野原市を含む郡内地域は、1000年以上の歴史がある織物産地です。 江戸末期から昭和初期にかけて、羽織の高級裏地「甲斐絹」の産地として栄え、近年では、産地の織物工場が自らブランドを立ち上げ、多彩なファクトリーブランドが数多く集まる産地として注目されています。
県では国際的にSDGsが謳われる中、環境に配慮しながら暑い夏を快適に乗り切るための涼しい服を提供したいと考え、山梨県絹人繊織物工業組合等と協力し、令和4年度にこの地域で生産された織物を使った新たなプロダクトとして『山梨の夏服』を製作。令和5年度には、全国知事会のオフィシャルウェアとして甲斐絹縞をモチーフとした縞柄など4デザインを発表しました。
現在、山梨県絹人繊織物工業組合を中心として、県内企業4社が、一般販売に向けた夏服の新製品開発を進めています。
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