「どれが好き?」から工芸と出会う。国立工芸館所蔵作品から約150点の作品を紹介する『工芸とたのしむ 四季と自然、日々の暮らし』を10⽉11日(水)より発売開始。
書誌概要
国立工芸館は、工芸やデザインを専門とする国立美術館で、2020年秋に東京から金沢に移転しました。本書では、工芸館が所蔵する約150点の作品を3章に分けて掲載し、テーマごとに作品の見どころや作家のエピソードなど、鑑賞のポイントを工芸館の研究員たちが紹介します。豪華執筆者による書き下ろしエッセイも収録し、楽しく工芸作品を味わうハンドブックです。工芸作品の鑑賞、というと少し難しそうに感じますが、実は工芸は、私たちの暮らしに常に寄り添っているものなのです。国立工芸館の多様な作品の魅力を通じて、日本の四季、日常を豊かに映し出す1冊です。
●工芸を気軽にたのしむヒント
草花や空模様など、季節によって変わる自然の表情を宿した工芸作品を紹介する「季節のうつろい」、自分の手のひらで包むことができるくらいの小箱や装飾品を集めた「小さな宝物」、美しいうつわ、家具やグラフィックなどデザインの名品を紹介する「暮らしのそばに」の3章構成。
3章のテーマごとに作品の見どころや作家のエピソード、鑑賞のポイントを紹介します。巻末には工芸館の建物や注目コレクションの紹介も。さらに、唐澤昌宏氏(国立工芸館長)によるQ&Aも収録。工芸の歴史や海外とのつながり、工芸ってなんだろう?という問いに丁寧にわかりやすく答えます。
●豪華執筆者による書き下ろしエッセイを収録
土井善晴氏(料理研究家)は、日本の多様な美意識を手掛かりに、自然や暮らしに寄り添ってきた工芸について。井伊百合子氏(スタイリスト)の大皿の思い出から見えてくるのは、工芸が彩る日常と家族との大切な時間。林田堅太郎氏(KAMU kanazawa館長)の2脚のスツールとの出会いが教えてくれたのは、「モノを大事」にし、未来へつなぐたのしさです。
中面紹介
国立工芸館
近現代の工芸・デザインを専門とする美術館。石川県金沢市の中心部、兼六園や石川県立美術館、金沢21世紀美術館などが集まる文化ゾーン「兼六園周辺文化の森」に位置し、工芸文化の発信拠点として、作品や資料の収集保管および調査研究に基づく展覧会の開催、様々なラーニング・プログラムを行っています。
https://www.momat.go.jp/craft-museum
書誌情報
『工芸とたのしむ 四季と自然、日々の暮らし』
著者|国立工芸館(編集)
定価|1,100円+税
仕様|A5・並製本・100⾴
ISBN|978-4-568-10559-9
発⾏|カルチュア・コンビニエンス・クラブ
発売|美術出版社
発売⽇|2023年10⽉11⽇(水)より順次
ご購⼊はこちら(Amazonページ)|https://www.amazon.co.jp/dp/4568105595
美術出版社
1905年の創業以来、⼀貫して良質な美術図書の出版を⼿がける。『カラー版美術史シリーズ』をはじめとする美術・デザイン・建築などの芸術全般にわたる書籍の出版、美術展のカタログ制作、『美術⼿帖』『ワイナート』などの定期雑誌やアートと⼈々をつなぐ多彩な事業を⾏う。
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