神白麻衣子・ジャパンハートこども医療センター院長が、長年の海外医療支援活動により大山激励賞を受賞
特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:𠮷岡春菜)がカンボジアで運営する「ジャパンハートこども医療センター」の院長・神白麻衣子医師が、このたび公益財団法人大山健康財団より令和4年度大山激励賞を受賞しました。
ジャパンハートの職員が同賞を受賞するのは、2016年に河野朋子(看護師・助産師、ミャンマー医療事業担当)が受賞して以来、二人目となります。
ジャパンハートの職員が同賞を受賞するのは、2016年に河野朋子(看護師・助産師、ミャンマー医療事業担当)が受賞して以来、二人目となります。
神白医師は大学時代から医療ボランティア活動に従事し、2007年にボランティア医師としてジャパンハートの活動に参加して以来、2010年まで断続的に現地の支援活動に従事しました。その後、ジャパンハート理事を務める傍ら長崎大学病院での勤務を経て、2016年よりジャパンハートが初めて自ら建設し運営するジャパンハート医療センター(現・ジャパンハートこども医療センター)で開発途上国での活動を再開し、2018年院長に就任した後も、運営面だけでなく実際の診療活動をおこない、現場に立ち続けています。
このたびの受賞は、これらの活動を通して、決して十分とは言えない人員と設備のなか長年に渡り貧困層の人々の命と向き合い続けてきたこと、そしてその間多くの現地医療者の育成にも取り組んできたことが評価されたものです。
3月14日(火)、大山健康財団による主催・運営のもと、霞山会館にて贈呈式が実施されました。神白はこれまでの活動を振り返り、これからも途上国の子どもたちの治療に力を注ぐ決意を語りました。
「ジャパンハートは2018年に、日本の小児がん専門医などの力を借りて小児がんの治療を始めました。カンボジア人医療者の育成にも取り組み、今では多くの治療をカンボジア人スタッフだけでできるようになっています。私は自分で活動を起こしていくタイプの人間ではなく、与えられた計画がスムーズに進むように努力してきた一職員にすぎません。しかし、沖縄や長崎で学んできた地域医療や感染症、がん治療の経験が役に立っています。私が活動に従事できるのは、日本国内の医療を守ってくださる方々、ジャパンハートを支援してくださるスタッフやボランティアの方々、周囲で支えてくれる人たちのおかげです」
<神白麻衣子(48)>
ジャパンハート副理事長/ジャパンハートこども医療センター院長 /医師(総合内科専門医・プライマリケア認定医・厚労省認定臨床研修指導医)
2007年千葉大学医学部を卒業後、沖縄県で地域医療に従事しながら、ジャパンハートのボランティア医師としてミャンマー・カンボジアの活動に参加。2010年より長崎大学病院に在籍している間も、ジャパンハート理事として海外医療支援活動に尽力し、2016年5月当団体がカンボジアに設立した病院(ジャパンハート医療センター)で長期ボランティア医師として活動したのち、現在、後進の「ジャパンハートこども医療センター」の院長を務める。
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