SUPER GT×DTM特別交流戦、レース2でデュバルが3位表彰台を獲得
富士スピードウェイでDTMとSUPER GTが史上初の競宴、スリリングなバトルが大観衆を魅了/レース1でブノワ トレルイエがDTM勢最高位でフィニッシュ/S 5 DTMすべてがトップ10フィニッシュ
2019年11月23日(土)・24日(日)、富士スピードウェイで、SUPER GT×DTM特別交流戦が開催されました。ドイツのDTMマシンと日本のSUPER GTマシンが戦うこの「ドリームレース」のレース1で、Hitotsuyama Racingとアウディジャパンのサポートを受けたアウディのカスタマーチーム WRT Team Audi Sportから参戦したブノワ トレルイエが、DTMドライバー最高位の6位、レース2ではAudi Sport Team Phoenix(アウディスポーツ チームフェニックス)のロイック デュバルが3位表彰台を獲得しました。
レース1:11月23日(土)
トレルイエがステアリングを握るAudi RS 5 DTMは、レース終盤に導入されたセーフティカーを巧みに利用しました。フレッシュタイヤを履いたトレルイエは、レース再開のローリングスタートで一気にポジションを上げ、DTM勢最高位の6位でフィニッシュラインを通過しました。
ルマン24時間レースで優勝経験があり、世界耐久選手権でもチャンピオンに輝いているトレルイエは、今回のレースに、アウディジャパンとHitotsuyama Racing(ヒトツヤマ レーシング)のサポートを受けたアウディのカスタマーチーム WRT Team Audi Sport から参戦。彼は、「最高のレースでした。Audi RS 5 DTMで参戦する最初のレースを本当に楽しむことができました。再スタート後は、素晴らしいペースで走行できました。3年のブランクがあったので、復帰後すぐにこのような結果を出せるとは思っていませんでした。」とコメントしています。
予選で苦戦して13番グリッドからスタートした Audi Sport Team Rosberg(アウディスポーツ チーム ロズベルグ)のレネ ラストは、レース中盤には6番手までポジションを上げて、富士スピードウェイに集まった大観衆を沸かせました。しかし、その後タイヤの摩耗により、最終的に8位でチェッカーを受けました。
Audi Sport Team Abt Sportsline(アウディスポーツ チームアプト スポーツライン)のマイク ロッケンフェラーは、トレルイエとの接触にもかかわらず、13位(DTM勢の3番手)でフィニッシュしました。
Audi Sport Team Phoenixのロイック デュバルは、雨の中で行われた予選で健闘し、2番グリッドを獲得しました。しかし、デュバルは、ウォームアップ途中でスリップして、コースアウト。マシンに大きなダメージを負い、レースの欠場を余儀なくされました。デュバルのAudi RS 5 DTMは、日曜日のレース2の参戦のために修理されました。
レース2:11月24日(日)
激しいいバトルとオーバーテイクが繰り広げられ、最終結果は写真判定となったこのレースは、富士スピードウェイに集まった大勢のファンを沸かせました。この日の主役の一人、アウディドライバーのロイック デュバル(Audi Sport Team Phoenix)は、レース序盤でパンクしながらも、センセーショナルな巻き返しを見せて表彰台を獲得しました。
Audi RS 5 DTMを駆るデュバルは、午前中に開催された雨の予選でポールポジションを獲得しました。ドライコンディションとなった決勝レースで、元SUPER GTチャンピオンであるデュバルのマシンは、7周目に左リヤタイヤがパンクし、想定外のピットストップを強いられます。その後、デュバルは、合計3回導入されたセーフティカーの1回を使用して、別のタイヤ交換。この賢明な判断が功を奏して、最終ラップでは数多くのライバルをオーバーテイク。見事に3位でフィニッシュして、ファンから大きな声援を受けました。
7周目にパンクしたときに、最後尾までポジションを落としたにもかかわらず、見事なパフォーマンスで表彰台を獲得したデュバルは、「何というレースでしょう!ドライコンディションでは、僕たちのマシンはSUPER GTのマシンほど速くなく、さらにレース序盤ではパンクしてしまいました。しかし、良いタイミングでセーフティカーが導入されたおかげで、なんとか巻き返すことができました。最後の2周は激しいバトルとなり、完全にサイドバイサイドの戦いとなりました。ここ富士には、素晴らしいショーを見せて、大観衆を楽しませるために来ました。その目的は達成できたと思います。今日は、素晴らしいレースができました」とコメントしています。
このレース2では、マイク ロッケンフェラー(Audi Sport Team Abt Sportsline)が7位、レネ ラスト(Audi Sport Team Rosberg)が9位、ブノワ トレルイエ(WRT Team Audi Sport)が10位に入り、4台のAudi RS 5 DTMマシンが、すべてトップ10でフィニッシュしました。現在DTMチャンピオンのレネ ラストは、レースの大半で表彰台争いをしていましたが、富士の長いストレートエンドでパンクして、デュバルよりもさらに多くのタイムをロスし、ポジションを落としてしまいました。
Audi Motorsport代表 ディーター ガスは、次のように述べています。「レース1では優勝争いに加わることはできませんでした。SUPER GTマシンは、私たちのマシンより速く、タイヤの摩耗も少なかったので、難しいレースを強いられました。それでも、トレルイエがDTM勢最高位でフィニッシュし、数多くのスリリングなバトルを展開しました。とくに、レース終盤のセーフティカー導入後は、見ごたえのあるレースとなりました。トレルイエのパフォーマンスには、たいへん満足しています。彼は、レースの最後にタイヤのアドバンテージを有効に利用しました。
またレース2では、数多くのアクシデントが発生し、非常にエキサイティングなレースとなりました。タイヤの問題が発生したにもかかわらず、非常に良い結果を残すことができました。最終ラップでのマルコ ウィットマンとデュバルの戦いは、センセーショナルとしか言いようがありません。私にとって、彼の走りは2位に値するものでした。1秒のペナルティを課した決定は理解に苦しみます。今回の富士特別交流戦は、Class 1(クラス1)にとって完璧なプロモーションとなりました。今後は、ベルギーのゾルダーで2020年4月に開催されるDTMシーズンの開幕戦に向けて準備に入ります。もちろん、次の「ドリームレース」も楽しみにしています。今週末のレースで、闘争心に火がつきました」
※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。
Audi Japan Press Center: https://www.audi-press.jp/
レース1:11月23日(土)
トレルイエがステアリングを握るAudi RS 5 DTMは、レース終盤に導入されたセーフティカーを巧みに利用しました。フレッシュタイヤを履いたトレルイエは、レース再開のローリングスタートで一気にポジションを上げ、DTM勢最高位の6位でフィニッシュラインを通過しました。
ルマン24時間レースで優勝経験があり、世界耐久選手権でもチャンピオンに輝いているトレルイエは、今回のレースに、アウディジャパンとHitotsuyama Racing(ヒトツヤマ レーシング)のサポートを受けたアウディのカスタマーチーム WRT Team Audi Sport から参戦。彼は、「最高のレースでした。Audi RS 5 DTMで参戦する最初のレースを本当に楽しむことができました。再スタート後は、素晴らしいペースで走行できました。3年のブランクがあったので、復帰後すぐにこのような結果を出せるとは思っていませんでした。」とコメントしています。
予選で苦戦して13番グリッドからスタートした Audi Sport Team Rosberg(アウディスポーツ チーム ロズベルグ)のレネ ラストは、レース中盤には6番手までポジションを上げて、富士スピードウェイに集まった大観衆を沸かせました。しかし、その後タイヤの摩耗により、最終的に8位でチェッカーを受けました。
Audi Sport Team Abt Sportsline(アウディスポーツ チームアプト スポーツライン)のマイク ロッケンフェラーは、トレルイエとの接触にもかかわらず、13位(DTM勢の3番手)でフィニッシュしました。
Audi Sport Team Phoenixのロイック デュバルは、雨の中で行われた予選で健闘し、2番グリッドを獲得しました。しかし、デュバルは、ウォームアップ途中でスリップして、コースアウト。マシンに大きなダメージを負い、レースの欠場を余儀なくされました。デュバルのAudi RS 5 DTMは、日曜日のレース2の参戦のために修理されました。
レース2:11月24日(日)
激しいいバトルとオーバーテイクが繰り広げられ、最終結果は写真判定となったこのレースは、富士スピードウェイに集まった大勢のファンを沸かせました。この日の主役の一人、アウディドライバーのロイック デュバル(Audi Sport Team Phoenix)は、レース序盤でパンクしながらも、センセーショナルな巻き返しを見せて表彰台を獲得しました。
Audi RS 5 DTMを駆るデュバルは、午前中に開催された雨の予選でポールポジションを獲得しました。ドライコンディションとなった決勝レースで、元SUPER GTチャンピオンであるデュバルのマシンは、7周目に左リヤタイヤがパンクし、想定外のピットストップを強いられます。その後、デュバルは、合計3回導入されたセーフティカーの1回を使用して、別のタイヤ交換。この賢明な判断が功を奏して、最終ラップでは数多くのライバルをオーバーテイク。見事に3位でフィニッシュして、ファンから大きな声援を受けました。
7周目にパンクしたときに、最後尾までポジションを落としたにもかかわらず、見事なパフォーマンスで表彰台を獲得したデュバルは、「何というレースでしょう!ドライコンディションでは、僕たちのマシンはSUPER GTのマシンほど速くなく、さらにレース序盤ではパンクしてしまいました。しかし、良いタイミングでセーフティカーが導入されたおかげで、なんとか巻き返すことができました。最後の2周は激しいバトルとなり、完全にサイドバイサイドの戦いとなりました。ここ富士には、素晴らしいショーを見せて、大観衆を楽しませるために来ました。その目的は達成できたと思います。今日は、素晴らしいレースができました」とコメントしています。
このレース2では、マイク ロッケンフェラー(Audi Sport Team Abt Sportsline)が7位、レネ ラスト(Audi Sport Team Rosberg)が9位、ブノワ トレルイエ(WRT Team Audi Sport)が10位に入り、4台のAudi RS 5 DTMマシンが、すべてトップ10でフィニッシュしました。現在DTMチャンピオンのレネ ラストは、レースの大半で表彰台争いをしていましたが、富士の長いストレートエンドでパンクして、デュバルよりもさらに多くのタイムをロスし、ポジションを落としてしまいました。
Audi Motorsport代表 ディーター ガスは、次のように述べています。「レース1では優勝争いに加わることはできませんでした。SUPER GTマシンは、私たちのマシンより速く、タイヤの摩耗も少なかったので、難しいレースを強いられました。それでも、トレルイエがDTM勢最高位でフィニッシュし、数多くのスリリングなバトルを展開しました。とくに、レース終盤のセーフティカー導入後は、見ごたえのあるレースとなりました。トレルイエのパフォーマンスには、たいへん満足しています。彼は、レースの最後にタイヤのアドバンテージを有効に利用しました。
またレース2では、数多くのアクシデントが発生し、非常にエキサイティングなレースとなりました。タイヤの問題が発生したにもかかわらず、非常に良い結果を残すことができました。最終ラップでのマルコ ウィットマンとデュバルの戦いは、センセーショナルとしか言いようがありません。私にとって、彼の走りは2位に値するものでした。1秒のペナルティを課した決定は理解に苦しみます。今回の富士特別交流戦は、Class 1(クラス1)にとって完璧なプロモーションとなりました。今後は、ベルギーのゾルダーで2020年4月に開催されるDTMシーズンの開幕戦に向けて準備に入ります。もちろん、次の「ドリームレース」も楽しみにしています。今週末のレースで、闘争心に火がつきました」
※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。
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