中野区とLuupが自転車等のシェアリング事業の利用・普及促進に向けた連携協定を締結
区民の移動利便性の向上や安全かつ快適な利用環境の整備を図る
背景
Luupは、“街じゅうを「駅前化」するインフラをつくる”をミッションに掲げ、電動キックボードや電動アシスト自転車など、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を提供しています。通勤、通学、買い物、お出かけ、観光など、様々なシーンで日常の移動手段としてご利用いただいています。LUUPの移動のハブであるポートがあることで、徒歩だと少し遠い場所への移動が楽になり、「駅前」にいるように人々が便利で豊かな生活を送ることができるようになります。
中野区は世帯当たりの自動車保有台数は東京都区部の中で最も少なく(※)、充実した鉄道や路線バス等の公共交通サービスが区民の移動を支えています。一方で、狭あいな道路が多く路線バスネットワークの構築が困難な地域が存在することや公共交通の担い手不足などの問題も顕在化しており、現在の公共交通の維持は困難になっていくことが懸念されています。
この度、自転車等のシェアリング事業を通じて区民の移動利便性向上や放置自転車の防止、自転車の安全利用、環境負荷の軽減を図り、さらには区民の行動変容を促すことで地域の活性化や健康増進につなげるため、中野区とLuupは連携協定を締結するに至りました。
※中野区地域公共交通計画の策定について 答申(案)P.32より(https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/kusei/kaigi/fuzokukikan/kokyokotsu-suishin/2023/0237472220231012141530007.files/5.pdf)
連携協定の概要
・目的
公共交通の一つとして区民の移動利便性の向上や安全かつ快適な利用環境の整備を図るとともに、放置自転車対策及び環境負荷軽減等の幅広い効果の発揮を目指す。
・実施期間
2023年11月15日(水)から2024年3月31日(日)まで
・役割
中野区
- 自転車用のポート用地の確保や設置等への協力
- 本サービスに関わる交通ルール・マナーの向上等を目的としたLuupの広報活動への協力
Luup
- サービスの提供
- ポート用地の確保
- 自転車及びポート設備並びにこれらに付随するもの一式の設置及び管理
- サービス提供における採算性の確保、サービスの質の向上並びに将来性及び継続性の向上を目的とした自主的な事業展開
- サービスの利用料金の決定及び改定
- 地元団体、商業及び観光施設、他の公共交通機関等との共同施策及び連携に向けた取組の推進
- 自転車利用及び安全に関する最新の社会動向の把握、並びに利用者の安心・安全な利用に向けた取組及び対策の検討
- 環境、交通安全等の事業に関するイベント等への積極的な参加
- 中野区への運営状況の報告 など
【株式会社Luupについて】
株式会社Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービスを通して、街じゅうを「駅前化」する新しい短距離移動インフラをつくります。現在、電動キックボードや電動アシスト自転車など「電動マイクロモビリティ」のシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を東京・大阪・京都・横浜・宇都宮・神戸・名古屋・広島で提供しています。電動マイクロモビリティの普及によるCO2削減と、ご高齢の方も乗ることができる新しい電動モビリティの導入を実現し、すべての人が安全・便利に移動できる持続可能な社会をつくります。
・所在地:東京都千代田区神田佐久間町三丁目21番地24 AKIHABARA CENTRAL SQUARE 4階
・代表者:岡井大輝
・創業:2018年7月
・URL:https://luup.sc/
・アプリダウンロードURL:https://ride-your-city.luup.sc/Myjb/cfcdb04a
※LUUPアプリは、iOS 15 以降、iPhone 6s 以降、Android OS 9.0 以降の端末でお使いいただけます。
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