環境負荷を可視化! 井村屋『BOXあずきバー』シリーズで環境製品宣言(SuMPO EPD)取得
~脱炭素への具体的な取り組みへの第一歩をあずきバーからスタート~
井村屋株式会社(本社:三重県津市高茶屋七丁目1番1号、社長:岩本 康)は、2024年8月に代表商品である『BOXあずきバー』シリーズで環境製品宣言(SuMPO EPD*¹)を取得しました。 井村屋グループは新中期経営計画「Value Innovation 2026(新価値創造)」で温室効果ガス排出削減や廃棄物量削減を目標としており、今回のSuMPO EPDの取得を足掛かりとして目標達成に向けて取り組んでいきます。
*1 SuMPO EPDとは、SuMPO(一般社団法人サステナブル経営推進機構)が運営する、環境に関
するEPDプログラムのことです。
▍EPD:環境製品宣言(Environmental Product Declaration)
商品やサービスの「ライフサイクル(一生)」全体を通して、どのような環境負荷がどれだけ発生するかを総合的に評価し、情報開示するための枠組みのことです。

https://ecoleaf-label.jp/contents/epd/
▍『BOXあずきバー』シリーズの温室効果ガス排出量(CO₂換算値)

あずきや砂糖、スティックの原料となる木の加工・輸送時のほか、製品輸送時の燃料の使用、製造・保管時の電力の発電、廃棄物処理など、あらゆる工程で発生する温室効果ガスをCO₂に換算して算定を行っています。SuMPO EPDの算定は、製品カテゴリールール(PCR)をもとに行われますが、取得を目指した際にはそれが存在していなかったため、新たに「加工食品および飲料製品」のPCRを井村屋が発起人となったワーキンググループにより作成し、算定を行いました。
▍各工程での『BOXあずきバー』のCO₂排出量
<BOXあずきバーのライフサイクルとLCA*²によるCO₂排出量算定のイメージ>

どの段階でCO₂の排出量が多いかを把握し、事業活動改善に役立てることができます。
*2LCA(ライフサイクルアセスメント)とは、製品の原材料調達・製造から、消費・廃棄されるまでの一連の活動(ライフサイクル)における環境負荷や影響を評価する作業のことです。
▍『BOXあずきバー』はSuMPO EPD付きパッケージへ
今回のSuMPO EPD取得を受けて『BOXあずきバー』シリーズのパッケージ(箱)に
SuMPO EPDのロゴを掲載して展開いたします。

井村屋グループは、業界の中でも先駆ける形で、近年になって重視されはじめた「SuMPO EPD」の
取得に取り組みました。
SuMPO EPDは、従来からあったCFP(カーボンフットプリント)が温室効果ガス(CO₂に換算)の見える化であったのに対し、SuMPO EPDは気候変動・酸性化・資源消費などへの多角的な環境影響を総合的に評価します。
第三者検証を受け、「見える化」された環境負荷データは透明性・ 信頼性を確保した状態で開示されます。
今後の井村屋グループ全体の環境負荷低減活動に活かしていけるよう、SuMPO EPD取得を本格的な
CO₂削減の第一歩と捉えて取り組みを進めていきます。
▼SuMPO EPDの『BOXあずきバー』シリーズのページ
https://ecoleaf-label.jp/epd/1709
https://ecoleaf-label.jp/epd/1710
https://ecoleaf-label.jp/epd/1711
▍『あずきバー』について
1973年発売から長年お客様に愛され続ける『あずきバー』は、「ぜんざいを凍らせたようなアイス
原料はあずき・砂糖・水あめ・食塩のみで、あずきの自然な味わいを感じられます。シンプルな原料や生豆から炊き上げる製法など、こだわりは変えない一方で、お客さまの嗜好の変化に合わせて砂糖の量を減らし甘さを控える改良を行ってきた結果、発売当時のものよりも固くなっています。

●「あずきバー」シリーズ : https://www.imuraya.co.jp/goods/ice/c-azuki/
●あずきバーブランドサイト : https://imuraya-cp.jp/azuki-bar/
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