[開催レポート]夏休み中に教員が学ぶ「児童の主体性を引き出すコーチング・ファシリテーション力」セミナー開催
GIGAスクール構想の最先端・埼玉県戸田市立喜沢小学校が取り組む産学連携プロジェクト
■埼玉県戸田市が人材教育コンサルティング会社とともに取り組む産学連携プロジェクト
埼⽟県⼾⽥市は、2015年から、⼦どもたちの主体性や⾃信を育むため「課題解決型⼈材の育成」を掲げて教育改⾰に取り組んできました。埼⽟県⼾⽥市は、児童・⽣徒1⼈1台の端末の活用を通して、多様な子供たちに個別最適な学びや協働的な学びの実現を目指すGIGAスクール構想の最先端を⾛る地域でもあります。
この度、戸田市は、人材教育コンサルティング事業を手がけるアチーブメント株式会社と手を取り、新たな産学連携のプロジェクトがスタートしました。アチーブメント株式会社は、これまで35年間・47万名の経営者やビジネスパーソンに提供してきた教育メソッドをもとに、カリキュラムの設計支援や、特別授業を実施いたします。
この産学連携プロジェクトのなかで、今回は、戸田市立喜沢小学校にて、教員向けの講演会を開催することとなりました。
■「児童の主体性を引き出すコーチング・ファシリテーション力」教員向けセミナー
戸田市立喜沢小学校の教員の先生方を対象に、夏休み中の小学校にて、「児童の主体性を引き出すコーチング・ファシリテーション力」セミナーをオンラインで開催いたしました。校長から各学年の先生方が参加してくださいました。
喜沢小学校では、「すべての児童が学校生活が楽しい、学びが楽しいと言える学校」を目指しています。ときには、データを活用したり、月に一度先生方で会議をしながら、児童一人ひとりに目を向けて子どもたちに合わせた学習環境の創造を目指してきました。
今回のセミナーは、
ティーチング、コーチング、ラーニングの違いとはなにか?
「参加者主体の共同学習」を生み出すためのファシリテーション力とは?
をお伝えしました。
さらに後半では、コーチングスキルの4要素と言われている「傾聴・質問・承認・提案」を教員同士でワークを通して体験する機会を設けました。
参加した先生方からは、このような感想を頂きました。
<参加した教員の感想>
日々の自分の指導を振り返り、傾聴と承認が足りていなかったように感じました。
答えを提示するのではなく、子どもが自分なりの答えを導くための過程づくりを学ぶことができた研修でした。
ティーチングを行った時の定着率がたった5%程度と聞いて驚きました。時間が無くなるとつい、教え込み型になってしまうので授業計画をしっかりと立て、コーチングやラーニングの手法を取り入れていけるようにしていきたいと思いました。
子どもたちが夢中になれるような、組み立てを考えて授業をしていきたいと思いました。研修中に講師から参加する私たちに対してたくさんの質問があったように、子どもたちのことばや考えを大切にしていきたいです。
■セミナーの詳細
・日時:2023年8月22日(火)13:30~15:15
・対象:教員向け
・場所:戸田市立喜沢小学校
〒335-0013 埼玉県戸田市喜沢1丁目48番6号
■アチーブメント株式会社について
創業から36年目を迎える、人材教育コンサルティング企業。「教育の力で世界を変える」をスローガンに、社会人向け公開講座や企業向け研修をはじめ、目的を土台にした人生設計・企業経営を伝えている。これまでにサービス利用をした顧客は47万名以上にのぼり、経営者教育に特化したプログラムや、組織力開発などでも高い評価を得ている。2022年に東京商工会議所議員企業に選出され、「働きがいのある会社」ランキング2023年版にて中規模部門第2位にランクイン。社会人教育で培ったノウハウを生かして、学校教育・子ども教育の分野や、官公庁・国公立大学での人材教育
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