OKI、肢体不自由特別支援学校で初のプレゼンカップ全国大会をICTで支援

ワークウェルコミュニケータ クラウドを特別支援学校に提供し技術サポート

OKI

表彰式の様子表彰式の様子

OKIの特例子会社(注1)であるOKIワークウェル(社長:津田貴、本社:東京都港区、以下 OWW)は、社会貢献活動として、2月5日に東京都立志村学園(校長:諏訪 肇、所在地:東京都板橋区)で開催された、肢体不自由特別支援学校で初めての試み「ミラコン2018~未来を見通すコンテスト~第1回プレゼンカップ全国大会(以下 ミラコン2018)」をICT技術で支援しました。

ミラコン2018は、全国の肢体不自由特別支援学校に通う生徒の言語能力を向上させるとともに、一人一人が生涯にわたり学び続ける力を育成し社会的自立に向けた健やかな成長を目指すこと、そしてICTを活用し全国大会を開くことにより、生徒の関心・意欲を高めるとともに、ICTを活用し社会経験を広げる機運を全国の肢体不自由特別支援学校に醸成することを目的に、全国肢体不自由特別支援学校長会が主催し、全国肢体不自由特別支援学校教頭会が共催、文部科学省・社会福祉法人日本肢体不自由児協会・OWW・株式会社ミライロが後援して実施されました。

ミラコン2018には、全国7ブロックの86の応募作品からブロック予選を勝ち抜いた7校の高等部生徒が集いました。「私の描く未来マップ」を大会テーマとし、「視点を価値に、経験を未来へ」をコンセプトに、自己の経験から得た視点により「自分の描く未来」にとって必要な社会や地域へ提案するプレゼンテーションを行いました。社会教育関係者、企業関係者、障害者雇用を推進している関係者、学識経験者などからなる7名の審査員による「表現力」「説得力」「独創性」「熱意」についての厳正な審査を経て、石川県立いしかわ特別支援学校の作品が優勝しました。

全国大会の様子は、OWWのコミュニケーションシステム「ワークウェルコミュニケータ クラウド(以下 「WWCクラウド」)」を活用して、全国大会に進出した7校の教室にリアルタイムに中継されました。参加した生徒たちは「資料作成に悩んだが、最後までやり遂げた」や「自分の夢を実現するために壁や解決策を考えた」と資料作成などに苦労しながらも想いを届けていました。教員からも「ICT技術を駆使し、生徒たちの想いを可視化でき、良い機会になった」との所感が聞かれました。

OWWは、重度障害者の在宅雇用を20年間継続しており、「WWCクラウド」により全国20都道府県で約50名が在宅勤務しています。OWWは、障害者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす長年の取り組みが高く評価され、文部科学省・経済産業省主催の第8回キャリア教育推進連携表彰「優秀賞」を受賞しています。今後も特別支援教育におけるICTの新たな可能性を追求していきます。

全国大会出場校と発表内容


用語解説
注1:特例子会社
「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障害者の雇用に特別の配慮をした子会社。
 
  • 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
  • 株式会社沖ワークウェルは、通称をOKIワークウェルとします。
  • 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。

本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI 広報部
電話:03-3501-3835
e-mail:press@oki.com
本件に関するお客様、教育関係者様からのお問い合わせ先
OKIワークウェル
電話:03-5445-6805
e-mail:oww-info@oki.com
 

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会社概要

沖電気工業株式会社

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URL
http://www.oki.com/jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-7-12
電話番号
03-3501-3111
代表者名
森 孝廣
上場
東証プライム
資本金
440億円
設立
1949年11月