【第一工科大学】肝付町と宇宙産業に係る人材育成について包括連携協定を締結
宇宙を学ぶ場を地域とともに。産学官で拓く次世代人材育成へ
第一工科大学(鹿児島県霧島市、学長:都築 明寿香)は、5月20日(火)に、肝付町との宇宙産業に係る人材育成に関する包括的連携協定を締結いたしました。本学と自治体との連携は、鹿児島県霧島市、岐阜県各務原市に続き、3例目となります。


■協定の目的
本協定は、宇宙関連分野における相互の連携・交流を深めるとともに、宇宙産業で活躍できる人材の育成や、関連技術の発展、交流人口の拡大による地域振興を目的としています。

■都築 明寿香 学長コメント
肝付町におかれましては、JAXA内之浦宇宙空間観測所があり、JAXAの研究施設所在地である全国5市2町との銀河連邦、また、もう一つのロケット発射場・種子島宇宙センターのある南種子町と「宇宙兄弟都市」を宣言されるなど、日本の宇宙開発を全国の関係自治体と連携しながら支援されているとお聞きしています。
また、「宇宙科学」をテーマとしたまちづくりの将来ビジョン「肝付町スペースサイエンスタウン構想」の中で「宇宙人材の教育拠点化」を掲げられ、全国の大学や民間企業との連携を積極的に推進されていらっしゃることに心より敬意を表します。

「社会が求める人材の育成」を使命とする本学は、「個性の伸展による人生練磨」という建学の精神に基づき、「エアラインパイロット」・「航空エンジニア」をはじめ、「ICT・AI・データサイエンス」等、新たに求められる知識や技術にも対応した教育に積極的に取り組んできているところでございます。
今回の包括的連携協定を踏まえ、衛星データをはじめとする情報データサイエンスを活用したり、ドローンを活用して防災分野や農業をはじめとする地域課題の解決に向けて連携・協力をさせていただければと考えています。また、宇宙教育イベントや幼少中学校等への航空教室をはじめとする出前講座の実施など、宇宙教育拠点を目指す肝付町の取り組みを、宇宙産業を支える人材育成に取り組む本学が後押ししてまいりたいと思います。


■来春開校「鹿児島中央キャンパス」について
鹿児島中央キャンパスは、情報‧AI‧データサイエンス学科の新たな拠点として、2026年4月に開校します。本キャンパスでは、従来の「情報‧通信分野」「AI‧データサイエンス分野」「スポーツサイエンス分野」に加え、「宇宙データサイエンス分野」を新設します。情報‧AI‧データサイエンスを中心とした学びを展開する「知の拠点」として、教育‧研究‧地 域連携のハブ機能を果たしていきます。
■第一工科大学(都築学園グループ / (学)都築教育学園)
学長:都築 明寿香
都築学園グループは、「個性の伸展による人生練磨」を建学の精神とし1956年に創立。1985 年に設立された第一工科大学は、鹿児島県内で唯一の私立理系大学であり、全国でも数少ない航空工学部、工学部の2学部5学科を有する理工系教育機関です。2023年に文部科学大臣より、数理・データサイエンス・ AI の体系的な教育を行う大学として、MDASH プログラムの「認定教育プログラム(リテラシーレベル/応用基礎レベ ル)」に認定されました。
◆ 霧島(本部)キャンパス 鹿児島県霧島市国分中央1-10-2
◆ 鹿児島中央キャンパス 鹿児島県鹿児島市上之園町20-2(来春開校)
◆ 東京上野キャンパス 東京都台東区上野 7-7-4
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