全国へ広がる、ARで街を丸ごと体験型アートにする取り組み STYLYが国土交通省Project PLATEAUとともに金沢・広島・大阪3都市を舞台に大規模プロジェクトを展開
3D都市モデルを活用した回遊型の芸術祭、金沢を皮切りに11月8日(金)から
空間レイヤープラットフォーム「STYLY(スタイリー)」を提供する株式会社STYLY(本社:東京都新宿区)は、国土交通省Project PLATEAUとともに、2024年11月8日(金)から2025年1月中旬までの期間、石川県金沢市、広島県広島市、大阪府大阪市の3都市を舞台に、都市回遊型の芸術祭「AUGMENTED SITUATION D 〜回遊する都市の夢〜 powered by PLATEAU」を開催します。
各都市での展示には、たかくらかずき、小田原のどか、ALTEMY、梅沢和木など、国内外で活躍するさまざまなアーティストやクリエイターを誘致しています。
本取り組みは、国土交通省が推進する日本全国の都市デジタルツイン実現プロジェクト「PLATEAU」の一環として行われ、コンテンツ制作や都市回遊型のARイベントを簡単かつ低コストに実施できる環境の構築、展覧会による市民参加を通したまちのにぎわい創出を目的としています。
株式会社STYLYは令和6年度の「まちづくりDXの推進に向けたユースケース開発業務」に採択され、実際の都市を舞台にしたARコンテンツを誰でも簡単に制作・配信・体験できるプラットフォームを提供しています。
展覧会概要
■名称:AUGMENTED SITUATION D 〜回遊する都市の夢〜 powered by PLATEAU
■開催場所:金沢市 / 広島市 / 大阪市
■会期および会場:
①金沢市
・会期:2024年11月8日(金)〜11月17日(日)
・会場:JR金沢駅/金沢市内各所
②広島市
・会期:2024年12月6日(金)〜12月15日(日)
・場所:JR広島駅/広島市内各所
③大阪市
・会期:2025年1月中旬頃を予定
・場所:大阪城公園内各所
■ディレクション:
吉田山(キュレーター)、浅見和彦(プロデューサー)、ゴッドスコーピオン(ディレクター)
■主催:国土交通省
■実施運営:株式会社STYLY
■共催/協力:JR西日本グループ / 金沢市 / 広島市
■イベント公式サイト: https://augmented-situation-d.org/
X(旧Twitter) https://x.com/AUGMENTED_S_D
instagram https://www.instagram.com/augmented_situation_d/
TikTok https://www.tiktok.com/@augmented_situation_d
ステートメント
AUGMENTED SITUATION D 〜回遊する都市の夢〜
スマートフォン越しにみる都市回遊型の芸術祭。
AR技術を用いた市街地での芸術祭「AUGMENTED SITUATION D 」は、様々な芸術家、建築家、音楽家、そして街に住まう方々との共創によって、都市環境の余白や遊びの可能性を創造することを目指しています。2023年に渋谷駅周辺で開催された第1回目、2回目は好評を博し、その取り組みを全国へ広げるべく、今回3都市で行うことが決定しました。
「AUGMENTED」とは拡張すること、「SITUATION」とは都市の中での状況や場面です。この芸術祭は状況や出会いの場面を拡張することを目指しています。「D」とは、さまざまな言葉の頭文字を彷彿とさせ、場面の多さを物語ります。
この芸術展は、プロフェッショナルな作家の方々の作品だけではなく、ワークショップやARアプリによって、すべての街の人に開かれたものであり、きっかけもつくります。さまざまな夢が想像され、テクノロジーによって具現化され、3都市を巡ります。スマートフォン越しにさまざまな人の夢を垣間見ることになります。
「回遊する都市の夢」という副題が示すように、都市の余地を巡り、遊びを体験し生み出すためのプラットフォームであり、芸術祭です。都市にひそむ夢との出会いを、都市を回遊するこの芸術祭でお楽しみください。
展示内容について
「AUGMENTED SITUATION D」では、各都市の特性を生かしながら、現地の作家やステークホルダーと連携したARコンテンツを展開します。
本プロジェクトにおいてPLATEAUの3D都市モデルを元に、STYLY上で金沢・広島・大阪の3都市のテンプレートを公開することで、各エリアへのXR(AR/MR/VR)作品の制作・配信を誰でも可能にしました。
これにより、市民の方やアーティストが本プロジェクトへの参加を通じて、都市に継続的にコンテンツを配信してアップデートできる環境を整えています。
今回、体験者は街を巡りながらARアートを体験することで、各地の文化や産業に触れながら、街の魅力の再発見をすることができます。
加えて、各会場エリアの作品間を繋ぐAR空間ナビゲーションと3Dエリアマップの展開を行い、視覚的にも魅力的なガイダンスを提供します。
※こちらの画像は2023年にシビック・クリエイティブ・ベース東京 [CCBT]による「アート・インキュベーション・プログラム」の2022年度アーティスト・フェロー活動の一環として制作された際の記録です。
誘致作家について
AUGMENTED SITUATION Dでは、幅広いジャンルの作家を誘致しています。詳細については公式サイトを参照ください。
【誘致作家一覧】※五十音順
内田聖良:メディアアーティスト
梅沢和木: 美術家
小田原のどか:彫刻家/評論家
髙木遊(金沢):キュレーター
たかくらかずき:美術家
久保寛子(広島):彫刻家
こだまたち:アニメーター/音楽家
平田尚也:彫刻家
山/完全版(大阪):ミュージシャン/アーティスト
ALTEMY:建築家
Alternative Machine(広島):メディアアート/研究チーム
Aokid: ダンサー
ゴッドスコーピオン:メディアアーティスト
GROUP+波立裕矢:建築家+音楽家
Prius Missile + りつこ:音楽家+編集者
市民参加型ワークショップについて
本イベントに連動して、誘致作家だけではなく、市民参加型の「都市の夢」をテーマにしたワークショップも開催し、市民が作成した作品の展示を行います。
本作は、このワークショップの参加者の作品や協力団体のロゴがAR(拡張現実)で浮遊する展示となります。
AR制作ワークショップのインタラクティブな体験を通して、来場者はワークショップ参加者や協力団体のロゴを見ることで、まるで日本の伝統的なお祭りのように、街全体が一体となって祝うような高揚感を作り出す重要なプログラムです。
さらに、SNSキャンペーンとして、Xに『#都市の夢』のハッシュタグで投稿された画像も同一のARコンテンツに送信されるように統合し、体験できるようになる予定です。
体験方法について
■利用アプリケーション
ご体験にはスマートフォンアプリ「STYLY」を利用します。
お手持ちのスマートフォンまたはタブレットでアプリのインストールをお願い致します。
インストールはこちらから:https://styly.cc/ja/mobile/
■各会場でのご案内
各会場の受付においてそれぞれハンドアウトを配布しています。マップに沿って回遊し、STYLYでマップに記載のQRコードを読み取ることで、各アーティストの作品を体験することができます。
本取り組みの背景
STYLYでは、「空間を身にまとう時代」の実現に向け、XR・空間コンピューティングを主軸とした事業展開を行っています。
STYLYによって都市空間や生活空間にはデジタルの「レイヤー」を生むことで、これまであらゆる事業者やクリエイターと連携しながら、持続的にコンテンツを配信することができる環境を整えて参りました。
今回の取り組みは、パブリックレイヤーのユースケースとして、都市とアートを組み合わせた、プラットフォーム提供・市民参加が一体となった、空間コンピューティング時代の空間のメディア化を促進するプロジェクトとなります。
国土交通省Project PLATEAUについて
Project PLATEAUとは2020年12月に発足した、国土交通省が様々なプレイヤーと連携して推進する、日本全国の都市デジタルツイン実現プロジェクトです。都市活動のプラットフォームデータとして3D都市モデルを整備し、様々な領域でユースケースを開発しています。
さらに、誰もが自由に都市のデータを引き出せるよう、3D都市モデルをオープンデータとして提供しています。PLATEAUは、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化を進めることで、まちづくりのDXを実現し、オープン・イノベーションを創出していきます。
公式サイト:https://www.mlit.go.jp/plateau/about/
JR西日本グループについて
JR西日本グループは、人と人、人とまち、人と社会をリアルとデジタルの場でつなぎ、持続可能で人々が行きかう、活力あるまちの実現を目指しております。
本取り組みは、AR(拡張現実)技術を体験しながらまちを巡っていただくことにより、デジタル×リアルが生み出す新たな「まち歩き」を提供します。今後もJR西日本グループのアセットとデジタルを掛け合わせ、新たな体験価値の創出に挑戦し続けます。
公式サイト:https://www.westjr.co.jp/
株式会社STYLYについて
株式会社STYLYは、デジタルとフィジカルを繋ぐ空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を提供する会社です。「人類の超能力を解放する」ことをミッションに掲げ、XRを主軸としたテクノロジーにより、ヒトや企業の創造する力、クリエイティビティを解放し、新たな文化・産業の創出によって人類の進化に貢献することを目指しています。
・本社所在地 :東京都新宿区新宿1丁目34−3 第24スカイビル 4F
・代表者 :代表取締役 山口征浩
・公式サイト:https://styly.inc/
<本件に関するお問合せ>
株式会社STYLY 広報担当 森逸崎
info@styly.inc
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