[札幌版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 前月からほぼ横ばい

募集賃料 10ヵ月連続の上昇

三幸エステート株式会社（本社：東京都中央区、取締役社長：武井重夫）は、2024年2月度の札幌市オフィス賃貸状況（空室率＆現空面積：全規模、募集賃料＆募集面積：全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率：全規模）および全国6大都市（東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡）の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年3月号札幌」を公表します。
※1：主要エリア＝札幌市南口エリア・北口エリア・大通エリア
※調査時点：2024年2月末現在および各年12月31日時点

※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/

• 支店長の視点

北口エリアの再開発「さつきた8・1」の竣工式が行われた。オフィス・ホテル・商業・劇場・住宅・駐車場の複合用途からなる。札幌駅と地下道で直結し交通利便性が高く、オフィス棟の「T-PLUS札幌」は既に高い稼働率となっている。当該エリアでは大規模ビル「The Link Sapporo」も昨年竣工しており、オフィスストックの質と共にエリアのイメージも向上している。(札幌支店長　滝口恵貴)

• 札幌市 大規模ビル 空室率＆潜在空室率

空室率 前月からほぼ横ばい 「北口」は0.5ポイントの大幅な低下
空室率は前月比マイナス0.03ポイントの2.89％となり、前月からほぼ横ばいとなった。集約移転に伴う解約床が現空となった一方、主要エリア内での拡張移転等で空室消化が進んだことから、わずかな動きに止まっている。エリア別では「北口」が前月比マイナス0.5ポイントの大幅な低下となった。潜在空室率は前月比マイナス0.02ポイントの4.01％だった。
主要エリアでは小口の募集床が引き続き品薄で、新たな募集床に複数テナントが入居を希望する事例が見られる。

＜空室率＆潜在空室率＞

• 札幌市 大規模ビル 募集賃料＆募集面積

募集賃料 10ヵ月連続の上昇 統計開始以来の最高値更新が続く
募集賃料は前月比プラス42円／坪の12,180円／坪となった。10ヵ月連続の上昇となり、統計開始以来の最高値更新が続いている。

＜募集賃料＆募集面積＞

• 札幌市 規模別 空室率

＜規模別 空室率＞

• 札幌市 全規模ビル 主要エリア 空室率

＜主要エリア 空室率＞

• 6大都市 空室率 募集賃料（大規模ビル）

＜空室率の推移（6大都市 大規模ビル）＞

＜募集賃料の推移（6大都市 大規模ビル・主要駅前地区）＞

三幸エステートHP：https://www.sanko-e.co.jp/


三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社（1977年5月17日設立）は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。