ミャンマーの治安悪化続く村から、富山に看護留学へ。本日、看護師めざし富山福祉短期大に入学
「日本に留学して看護師になることをずっと夢見ていた」
国際医療NGOである特定非営利活動法人ジャパンハート(東京都台東区 理事長:𠮷岡春菜)は、ミャンマー人医療スタッフの日本留学支援を実施し、本日、受け入れ先の富山福祉短期大学(富山県射水市 学長:長谷川雅美)にて入学式が行われました。
今回留学したのは、ジャパンハートのミャンマー医療拠点・ワッチェ慈善病院の看護助手として勤務していたサンダー・ピョー(以下サンダー)。同院が位置するミャンマー北西部・ザガイン管区と同じエリアで生まれ育ち、軍事政権による情勢不安が続く国内の中でも特に治安悪化が懸念される村です。家族が学校に行けなくなる等の状況に陥るなか、ワッチェ慈善病院にて経験値を高め、このたび本人の希望により日本への看護留学が実現しました。
ミャンマーでは、看護師資格の取得は非常に狭き門であるため、看護助手からのキャリアアップを目指します。留学先である富山福祉短期大学は、外国人留学生を積極的に受け入れている学校で、ジャパンハートは2022年3月に協定を締結しています。サンダーは、そのなかで看護学科(3年制)に入学しました。
本日行われた入学式では、緊張した様子ではありましたが、将来の夢への期待に満ち溢れた表情でした。今後は3年にわたる学校生活を経て、日本で看護師国家試験に合格のうえ、数年は日本国内の医療機関で働くことを目指しています。本人のコメントは以下の通りです。
「日本に留学して、そして看護師になることは、ずっと夢見ていた事なので、とてもワクワクしています。でも同時に、これから自分の知らないことや分からないことにもぶつかると思うので、緊張もしています。
将来はミャンマーに戻って、看護師としてジャパンハートの医療活動地で働きたいと思っています。特に子どもが好きなので、小児医療の看護師として活躍したいです」
<取材案内>
情勢不安が続くミャンマーのなかでも特に治安が危険視される村で育ち、家族の身を案じながらも、崩壊中の自国の医療に貢献するため単身異国の地で奮闘するサンダーへの取材を受付中です。
ご希望の方は以下までお問い合わせください。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像