【茨城県内初】茨城県龍ケ崎市が『小児科オンライン』『産婦人科オンライン』を導入

株式会社Kids Public

2025年3月21日 18時30分

この度、株式会社Kids Public （東京都千代田区代表：橋本直也）は茨城県龍ケ崎市（市長：萩原勇）と連携し、同社が運営する『小児科オンライン』『産婦人科オンライン』を2025年4月1日から龍ケ崎市の市民向けサービスとして提供開始いたします。

龍ケ崎市には2025年1月20日から本サービスをトライアルで導入いただき、市民の皆さまにご利用いただいております。

■『小児科オンライン』『産婦人科オンライン』導入の背景

龍ケ崎市は茨城県南部に位置し、都心から最速31分と通勤圏内でありながら自然環境も豊かに残る調和のとれた都市です。市の西側の自然豊かな牛久沼は「日本の夕陽百選」にも登録される美しい景観で有名です。

子育て施策としては、「龍ケ崎市子育てスマイルパスポート支給事業」の実施や、子育て中の家庭をサポートしてくれるお店「たつのこ育て応援の店（赤ちゃんの駅）」の公開など、市独自の取り組みをおこなっていらっしゃいます。

龍ケ崎市では、日中の小児科診療は小児科医在勤の医療機関で対応できるものの、診療時間外となる夜間や休日となると、市外の病院受診に頼らざるを得ない状況が多くなるとのことです。現在、近隣市の病院と周辺自治体が協力して実施している「小児救急医療輪番制」も、働き方改革の影響で診療が縮小しているため、この体制を維持することが難しくなってきているといいます。

少子化や核家族化、共働き家族の増加などが進む昨今、身近に相談できる人がいない子育て中の保護者にとって、特に夜間に子どもの急な体調変化があると、不安になるのは当然のことです。茨城県には24時間体制の♯8000による子ども救急電話相談窓口がありますが、子育て世帯がより安心できるようにとの思いで、この度龍ケ崎市にオンラインで医師等に相談できる『小児科オンライン』『産婦人科オンライン』を導入いただきました。

今回の導入は、市が掲げる「笑顔が続く　幸せが続く　住み続けたくなるまち」というまちづくりの基本方針に基づき、「地域医療体制の充実」を目的としたものです。

なお、同市では子育て中の皆さまがより気軽に相談できる環境を提供する目的で、龍ケ崎市として課題となっている小児医療体制の充実のため、小児科医への相談に加えて、妊娠・出産についても産婦人科医・助産師にオンライン相談ができるほか、Kids Publicが提供する新機能『みんなの相談検索』も利用可能となっております。

オンライン健康医療相談で気軽に医療者に相談できる環境を提供することで、龍ケ崎市における一層の子育て支援に貢献してまいります。