資産運用会社のミドル/バック業務のBPO受託残高100兆円突破および今後のインベスターサービスビジネスにおける取り組みについて
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(代表執行役社長 亀澤 宏規、以下MUFG)、三菱UFJ信託銀行株式会社(取締役社長 窪田 博、以下 三菱UFJ信託銀行)、日本マスタートラスト信託銀行株式会社(代表取締役社長 安藤 裕史、以下 日本マスタートラスト信託銀行)は、2024年1月15日に策定した資産運用ビジネス戦略※1で目標として掲げた資産運用会社※2のミドル/バック業務のBPO※3受託残高100兆円について、当初達成時期として定めた2030年3月末から前倒しで達成いたしました。今後は、提供サービスの更なる拡大に取り組み、資産運用会社が運用に特化できる環境の整備と資産運用業界の効率性改善を目指します。
1.これまでの取り組みについて
MUFGは政府の掲げる「資産運用立国」の実現に貢献すべく、インベスターサービスビジネスを成長領域として位置付け、資産運用会社が運用に特化できる環境の提供に注力してまいりました。
資産運用会社には基準価額の算出に関する業務やレポーティングに関する業務等に代表される様々なミドル/バック業務が存在し、当該業務を担う人材の確保やシステム費用の支払いなど多くの経営資源が必要となります。三菱UFJ信託銀行および日本マスタートラスト信託銀行はこうした課題を解消すべ く、1995年に業界に先駆けてミドル/バック業務のBPOサービスをリリースし、「資産運用立国」の流れの中で益々高まるアウトソースニーズに対し、資産管理残高本邦No.1の強みを活かしながらミドル/バック業務受託の促進を行い、提供を拡大してまいりました。
かかる中、新興資産運用会社から大手資産運用会社に至る幅広い資産運用会社からミドル/バック業務のBPO受託を獲得し、2030年3月末までの目標である100兆円を2025年9月末に達成いたしました。

2.今後のビジネス戦略について
今後もMUFG、三菱UFJ信託銀行、日本マスタートラスト信託銀行は資産運用会社が運用に特化できる環境の整備に向け、ミドル/バック業務のBPOサービスの提供範囲の拡大に取り組みます。他にも、2015年に三菱UFJ信託銀行が業界に先駆けてリリースした、フロント業務のBPO関連サービスである「為替マネジメントサービス」に代表されるようにMUFGが持つ様々な機能を結集し、資産運用会社が抱えるオペレーションやファンド組成に係る様々な課題を解決するソリューションの開発に努めてまいります。
以 上
※1三菱 UFJ フィナンシャル・グループの資産運用ビジネスの取り組みについて
https://www.mufg.jp/dam/pressrelease/2024/pdf/news-20240115-001_ja.pdf
※2投資信託委託会社を指す
※3BPO(Business Process Outsourcing)
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