7月15日開幕「浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA」、今年のテーマは「イメージの実験場」AI時代に写真家たちは何を考え、発信しているのか。
~マツダなど協賛企業とのコラボレーション展示も~
PHOTO MIYOTAについて
▼フェスティバル参加写真家
アントニー・ケアンズ(イギリス)
クリスト&アンドリュー(プエルトリコ、南アフリカ)
ジュリー・コックバーン(イギリス)
グレゴリー・ハルペーン(アメリカ)
濱田祐史(日本)
濵本奏(日本)
リュウ・イカ(中国・内モンゴル自治区)
柿本ケンサク(日本)
苅部太郎(日本)
ニコ・クリジノ(南アフリカ)
ドーラ・ライオンストーン(ドイツ)
マックス・ピンカース(ベルギー)
ハナ・ウィタカー(アメリカ)
(予定)
▼テーマ
イメージの実験場
▼ステートメント
加速するデジタル化に加え、CHAT GPT に代表されるようなAI の登場により、私たちの日常はデジタルとアナログの境がますます曖昧になっています。写真は、その180 年余りの歴史の中でテクノロジーの進歩とは切っても切れないメディアとして、常に進化してきました。アート写真のジャンルにおいて、写真家たちの中には最新技術を駆使する一方で、同時に、古い技法やアナログの手仕事なども積極的に取り入れたり、ハイブリッドに掛け合わせたりしながら、新たな表現の可能性を探る人たちも増えています。アーティストたちは、まさに現実と向き合い、イメージを媒介とした実験を繰り返す研究者のような存在なのです。
戦争、災害、人権問題、環境問題、人種、ダイバーシティなど、世界が様々な問題に直面し、混迷するこの時代、今年のPHOTO MIYOTA は、 現在と未来を映し出す イメージの実験場 として、国際的なアーティストたちが新しい気づきを与えてくれる場となることを期待しています。
▼展示の見どころ
「イメージの実験場」というテーマ通り、旧来の「写真」の概念におさまらず、新しい表現の拡大に挑戦する写真家たちの作品が一堂に集まります。
コラージュや刺繍などアナログ手法とデジタル技術をハイブリッドで組み合わせた作品や、AIを用いて画像が自動生成されるテクノロジーを駆使した作品、また、あえて時代遅れだと考えられている技術や手法を使用して再構築している作品など、実験的なアプローチで制作された作品には多くの発見があることでしょう。
また、フェスティバルならではのダイナミックなスケールやユニークな支持体を用いた展示インスタレーションの手法にもまた、写真家たちの実験的な姿勢が現れています。
▼マツダなど協賛企業によるコラボレーション展示
今年の「浅間国際フォトフェスティバル2023」では、マツダなどアートに理解の深いブランドや企業がスポンサーとしてフェスティバルの開催をサポート、作品展示の形でコラボレーションしながら、インタラクティブに鑑賞を楽しんでいただける場を目指します。
マツダはAIを駆使して鑑賞者との関係性によって自動生成された画像が車に投影される展示で、それぞれアナログ表現による美しさの追求から先端テクノロジーを駆使した新しい表現まで、さまざまな「実験」を試みます。
「浅間国際フォトフェスティバル」とは
「浅間国際フォトフェスティバル」は、浅間山麓の美しい自然の中で、五感で感じられるさまざまな写真体験ができるアートフォトの祭典です。2018年にスタートし、これまでに長野県の御代田町の「PHOTO MIYOTA」、長野原町の「PHOTO KITAKARUIZAWA」、小諸市の「PHOTO KOMORO」など浅間山麓の複数の会場で、それぞれの自治体や地元企業と共同で開催してきました。アマナが発刊するアートフォト専門誌『IMA』のエディトリアルディレクター・太田睦子と共同キュレーターであるアイヴァン・ヴァルタニアンのキュレーションのもと、国内外の優れた写真家たちの作品を屋内外に展示。さらにワークショップや写真教室など、写真の楽しさを提案する体験型のイベントも実施しています。
▼「浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA」開催概要
会 期 : 2023年7月15日(土)から9月3日(日)
水曜日定休(8月16日(水)を除く)*屋外展示は自由にご覧いただけます
時 間 : 10:00~17:00(屋内展示の最終入場:16:30まで)
会 場 : MMoP(モップ)|(住所)〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1
入場料 : 一部有料1,000円(一部建物のみ有料、中学生以下無料)
お問合せ: info@asamaphotofes.jp
主 催 : 浅間国際フォトフェスティバル2023 PHOTO MIYOTA実行委員会
後 援 : 長野県、信州大学、一般社団法人長野県観光機構、しなの鉄道株式会社、信濃毎日新聞社
協 賛 : ザ・ロウ、マツダ株式会社、パナソニック株式会社、株式会社ひらまつ、軽井沢ウイスキー株式会社 、戸塚酒造株式会社、大井建設工業株式会社、株式会社カネト、日穀製粉株式会社、株式会社遠藤照明、株式会社オクタノルムジャパン、株式会社コックス、信州ハム株式会社swissQprint Japan株式会社 、ニーチェアエックス、株式会社ミューズ・ディ
公式サイト:https://asamaphotofes.jp/miyota/
[実行委員長] 小園拓志(御代田町長)
[副実行委員長] 進藤博信(株式会社アマナ代表取締役 兼 アマナグループCEO)
[エキシビションディレクター] 太田睦子(『IMA』エディトリアルディレクター、アマナ所属)、
アイヴァン・ヴァルタニアン(インディペンデント・キュレーター)
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