HENNGE、メッシュ型ネットワークソフトウェアを開発・提供するRunetaleへ出資

〜最新の暗号を利用したセキュアな環境を実現、企業向け機能を両社で開発し端末への設定や管理を容易に〜

HENNGE株式会社

HENNGE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小椋 一宏)は、P2PメッシュVPNプラットフォームサービス「Runetale」を開発、提供するRunetale株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:奥村 晋太郎)への出資を実行したことをお知らせいたします。最新技術を活用したセキュアなVPNを複雑な設定なしに利用できるサービスです。HENNGEのお客様にもこれらのメリットをサービスやテクノロジーとして提供できることから、双方に事業シナジーが見込まれます。

■Runetaleの特徴とメリット

Runetaleは、セキュリティ、高速性、設定の容易さを両立させた、メッシュ型のVPNプラットフォームです。

最先端のP2P型の暗号通信プロトコル「WireGuard」をベースに、デバイスやアプリケーションが安全かつ直接通信する環境を提供します。新しい暗号技術を利用し、デバイス同士で通信することからセキュリティを高めることができます。

メッシュ型ネットワークは要素が多く、設定や管理が非常に煩雑です。これに対して、Runetaleはゼロトラストネットワークの思想に基づいて、数千から数万人規模の大規模なエンタープライズ環境であっても、安定した通信やアクセス制御などを独自技術で最適化し、運用・管理を容易にします。

本サービスの導入によって、従来型のVPNが抱えるセキュリティ脆弱性や、アクセス集中による速度低下などの課題を根本から解決します。これに加えて、物理的な専用ハードウェアが不要となり、企業ネットワークの設計自由度が大きく高まります。

■HENNGEの役割と両社の連携

企業向けクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」を提供しているHENNGEは、これまでも事業シナジーの高いBtoB SaaS企業に出資を行い、ともに成長してきました。

この度のRunetale社についても、サービスの独自性やマーケットの将来性、そしてHENNGEのお客様にRunetaleを活用する潜在的ニーズがある点から、双方の事業シナジーを生み出せると考え、出資のうえで、事業戦略、営業・マーケティング、技術・製品開発の面で支援することにいたしました。

両社で、Runetaleのエンタープライズ向け機能の開発に取り組んでいます。具体的には、Windows環境への最適化、複数の企業ネットワークの管理、ネットワーク可視化といった機能です。

■両社コメント

Runetale株式会社 代表取締役CEO 奥村 晋太郎氏

長年にわたり日本のセキュリティ領域を牽引してきたHENNGE株式会社より出資いただけることを、大変光栄に思います。

従来型のネットワークの中には脆弱性のリスクを持っているものがあります。私たちはVPNを含む通信全体の構造を再設計し、セキュリティと利用体験の向上を両立させることを目指しています。Runetaleのソフトウェアをオープンソースソフトウェア(OSS)として公開することも予定しており、日本発の開発コミュニティの発展にも貢献していく考えです。

HENNGE株式会社 代表取締役社長 小椋 一宏

Runetaleの技術は、「テクノロジーの解放で世の中を変えていく」というHENNGEの理念をまさに企業ネットワークで実現するものです。HENNGEは、270万ユーザーの実績を持つSaaS事業会社として、Runetaleの事業戦略、営業・マーケティング活動、技術・製品開発まで全方位で支援することで、両社のお客様に提供する価値の最大化を目指してまいります。

■Runetale株式会社について

「Rebuild the small internet - 小さなインターネットを再構築する」をビジョンに、次世代メッシュVPNプラットフォーム「Runetale」を開発・提供。最先端のP2P暗号通信技術「WireGuard」を活用し、デバイス・クラウド・IoTが安全かつ直接通信できる環境を実現しています。従来型VPNが抱えるセキュリティの脆弱性、通信速度の低下、運用・管理の複雑性などの課題を根本から解決し、人と機械がシームレスに調和する柔軟な通信インフラを提供します。

会社名:Runetale株式会社

所在地:東京都港区六本木7-3-12 六本木インターナショナルビル5B

代表者:代表取締役CEO 奥村 晋太郎

事業内容:メッシュVPNプラットフォームサービスの開発

URL: https://www.runetale.com/jp

■HENNGE株式会社について

1996年11月に設立。「テクノロジーの解放で、世の中を変えていく。」を理念に、テクノロジーと現実の間のギャップを埋める独自のサービスを開発・販売しているSaaS企業です。シングルサインオン(SSO)、アクセス制御、メールセキュリティ、セキュアなファイル共有など、多岐にわたる機能を備えた国内シェアNo.1(※)のクラウドセキュリティサービスHENNGE Oneや、クラウド型メール配信サービス「Customers Mail Cloud」を提供しています。2019年10月、東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に上場。

社名の「HENNGE(へんげ)」は「変化(HENNKA)」と「チャレンジ(CHALLENGE)」を組み合わせ、あらゆる変化に挑むとの決意を表しています。

会社名:HENNGE株式会社

証券コード:4475

所在地:東京都渋谷区南平台町16番28号 Daiwa渋谷スクエア

代表者:代表取締役社⻑CEO 兼 CTO 小椋 一宏

URL: https://hennge.com/

※ ITR「ITR Market View:アイデンティティ・アクセス管理/個人認証型セキュリティ市場2025」IDaaS市場:ベンダー別売上金額シェアにて2021年度、2022年度、2023年度、2024年度予測の4年連続で1位を獲得

<本リリースに関するお問い合わせ先>

HENNGE株式会社

Corporate Communication Division

TEL:03-6415-3660

E-mail:info@hennge.com 担当:市嶋

*本プレスリリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。

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会社概要

HENNGE株式会社

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https://hennge.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区南平台町16番28号 Daiwa渋谷スクエア
電話番号
03-6415-3660
代表者名
小椋一宏
上場
東証グロース
資本金
3億2080万円
設立
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