【開催レポート】第3回婚活シンポジウム「婚活のその先へ」
~小池百合子都知事のスペシャルトークや当日の様子を公開中~
民間事業者協議会「婚活サポートコンソーシアム」は、2017年6月12日(月)に東京大学本郷キャンパス
伊藤国際学術研究センターにて「第3回婚活シンポジウム」を開催いたしました。
当日の様子をサイトにて公開中です。ぜひ、ご覧ください。
特設サイト:http://konkatsu-support.jp/symposium/report/20170619
平成28年の日本の出生数は100万人を下回っており、社会全体で子供を育てる機運を高めようと、
小池百合子都知事を始めとする有識者や企業経営者らにご登壇いただき、
深刻化する少子化にどう取り組むべきかが具体的に議論されました。
○小池百合子都知事 ー「結婚した後の切れ目のない支援を」
冒頭にスペシャルゲストの小池百合子都知事にご登壇いただきました。
スペシャルトークでは、「待機児童・少子化対策といっても、赤ちゃんが産まれなければ始まらない。
という考えで婚活を後押ししていきたい」とお話されました。
また、「結婚した後に安心して産み、育てる、切れ目のない社会的なバックアップが必要。」
と心強いお話で第3回婚活シンポジウムの幕は開けました。
詳しいトーク内容はコチラ:http://konkatsu-support.jp/symposium/report/20170619-2
○黒田優佳子氏×染矢明日香氏ー「これからのパートナシップ教育が少子化を救う」
男性不妊治療を専門とし、ヒト精子に関する研究を行っている黒田氏と、
中高生への性教育やライフプランニングプログラムの啓蒙活動を行っている染矢氏に
これからの「パートナーシップ・ライフデザイン教育」の在り方について
ディスカッションしていただきました。
染矢氏は、性教育の現状やご自身の経験にも触れながら、
日本は十分な情報や手段を得ることが足りていない状況を問題視し、「自分自身で考えてパートナーと共有しながら人生を送っていく土台作りをすることが大切。」とお話されました。
また、黒田氏はご自身の専門分野でもある不妊治療の現状について詳しくお話していただきました。
不妊治療は女性の問題なのではないかという固定概念がありますが、「半数は男性に原因があることを認識してほしい。」「生まれてくる未来の子ども達のために精子の品質管理を徹底してほしい」と熱弁されました。
詳しいトーク内容はコチラ:http://konkatsu-support.jp/symposium/report/20170619-3
黒田 優佳子氏(医学博士)
慶應義塾大学医学部、同産婦人科学教室大学院卒業。ヒト精子研究の第一人者。
東京大学医科学研究所研究員、女性初の慶大産婦人科医長を経て、2000年、
自身の基礎研究に基づいた最先端の知識と技術を駆使した不妊治療を実現するため、独立。
現在、黒田インターナショナル メディカル リプロダクション院長として不妊治療で産まれてくる子ども達の健常性向上を目指して日々の診療と講演活動に力を注いでいる。
染矢 明日香氏(NPO法人ピルコン理事長)
自身の経験をきっかけに、慶應義塾大学在学中にピルコンを設立し、2013年NPO法人化。医療従事者などの協力を得ながら、大学生・若手社会人のボランティアと共に中高生やその保護者を対象に性の健康やライフプランニングを学ぶ講座を行う。2016年度からは杉並区協働提案事業「すぎなみレッドリボンプロジェクト」を推進。著書に『マンガでわかるオトコの子の「性」』
○出口治明氏×新居日南恵氏ー「結婚しやすく、子どもを育てやすい国にするには」
全国各地で講演活動や「世界一子どもを育てやすい国にしよう」など数々の
ご著書を出版されている出口氏と、「家族留学」という学生が子育て中の家庭へ
訪問する活動などを行う新居氏に「結婚しやすく、子どもを育てやすい国にするには」というテーマで
ディスカッションしていただきました。
出口氏は「最大の人間の役割は次の世代を育てること。子どもの有無より、
男性も女性もワクワクする人生を送れる社会をつくっていってほしい」とお話されました。
また、新居氏は「共働きだから子どもは減る」という考え方は好ましくないと話し、
「国としての幸福と、個人としての幸福の観点は切り分けていかなければいけない」と言及されました。
詳しいトーク内容はコチラ:http://konkatsu-support.jp/symposium/report/20170619-4
出口 治明氏(ライフネット生命代表取締役会長)
1948年三重県生まれ。京都大学を卒業後、1972年に日本生命保険相互会社に入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当するとともに、生命保険協会の初代財務企画専門委員長として、金融制度改革・保険業法の改正に従事する。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、同社を退職。2006年に生命保険準備会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年の生命保険業免許取得に伴い、ライフネット生命保険株式会社を開業。
新居 日南恵氏(学生団体manma 代表)
東京出身。1994年生まれ。2014年に「manma」を設立。2015年1月より学生が子育て家庭の日常生活に1日同行し、生き方のロールモデル出会う体験プログラム「家族留学」を開始。家族を取り巻くより良い環境づくりに取り組む。内閣府「結婚の希望を叶える環境整備に向けた企業・団体等の取り組みに関する検討会」構成員。日本国政府主催WAW!(国際女性会議)2016 アドバイザー/NewsPicksプロピッカー。
○政策提言書を提出
婚活サポートコンソーシアムの石坂茂事務局長は、
1家庭で3人目の子供が産まれた際、300万円の祝い金を渡すことなどの政策を
まとめた提言書を、婚活サポートコンソーシアム参画企業を代表して小池都知事に提出しました。
「少子高齢化問題は50年後に人口が8,000万人台になってしまうことが問題ではなく、
今日本に生きている全ての人にとっての現時点での問題だということに、一人でも多くの人が
一日も早く気づいてもらいたい。政治家の皆さんやメディア関係の方々に、もっと声をあげてもらったり、世の中に伝えてもらいたい。」
そのような思いから政策提言書を作成いたしました。
少子高齢化問題や子育て、パートナーシップの在り方など、
生活者目線で全国民が知っておくべきこと、将来の日本としてのみならず、
今の自分自身の問題として考えなくてはいけないことだと気づいていただけたら幸いです。
【婚活サポートコンソーシアムについて】
2015年1月に発足した、13社からなる民間事業者協議会。日本の少子化という社会課題に対して婚活サポートの側面から調査分析に基づいた情報発信などを行い社会意識の向上と公共の福祉に寄与することを目的としています。
URL:https://konkatsu-support.jp/
<参画企業>
株式会社インデックス、株式会社エムティーアイ、株式会社クレディセゾン、株式会社産業経済新聞社、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ、ディップ株式会社、株式会社東進、ビッグホリデー株式会社、藤田観光株式会社、ミキハウス子育て総研株式会社、ミサワホーム株式会社、リソルホールディングス株式会社、株式会社IBJ(社名五十音順)
【婚活サポートコンソーシアムに関するお問い合わせ先】
東京都新宿区西新宿1-23-7新宿ファーストウエスト12F
担当:田島 うらら
TEL:03-5324-5652 MAIL:info@konkatsu-support.jp
【株式会社IBJ会社概要】(東証一部/証券コード:6071)
IBJは、お客様のライフスタイルや出逢いのスタイルに応じた婚活をサポートするため、
婚活サイトやお見合いパーティー、合コン、結婚相談所といったサービスを複合的に提供しています。
本社所在地:東京都新宿区西新宿1-23-7 新宿ファーストウエスト 12F
代表者:代表取締役社長 石坂 茂
設立:2006年2月
URL:http://www.ibjapan.jp/(コーポレートサイト)
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