第3回「日経SDGs経営調査」SDGs経営総合ランキングで3年連続最高位にランクイン
キリンホールディングス株式会社(社長 磯崎功典)は、第3回「日経SDGs経営調査」におけるSDGs 経営総合ランキングにおいて、3年連続最高位である「★★★★★」(偏差値70以上)にランクインしました。
「日経SDGs経営調査」は、日本経済新聞社が2019年より実施している国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」への企業の取り組みを評価する調査であり、本年も昨年同様「SDGs戦略・経済価値」「社会価値」「環境価値」「ガバナンス」の4つの分野で評価が行われました。当社は2019年の第1回目より、3年連続で最高位にランクインしました。
当社は、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027(以下、KV2027)」において、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※1先進企業となる」ことを目指しています。KV2027の長期非財務目標として、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針「キリングループCSVパーパス(以下、CSVパーパス)」を策定しています。この「CSVパーパス」の実現に向けたアクションプランである「CSVコミットメント」で、各取り組みの成果指標を設け、2019年中計の非財務指標として掲げました。事業戦略と連動させることにより、グループ全体で社会的価値を創出するとともに、競争力強化と事業の成長という経済的価値につなげてCSV経営を深化させます。
※1: Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造
■長期非財務目標「キリングループCSVパーパス」図
「酒類メーカーとしての責任」では、世界保健機関(WHO)を中心にアルコールをめぐる議論が高まる中、新たな飲み方として、適量のお酒をゆっくりと楽しむことを提唱する「スロードリンク」による飲酒マナーの啓発を、若者向けの動画作成などにより推進しています。2022年以降には、商品への純アルコール量の表示を開始する予定です。
「健康」では、当社が長年培ってきた高度な「発酵・バイオ」技術をベースにして、人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス領域」(ヘルスサイエンス事業)の立ち上げ、育成を進めています。その一つとして、キリングループの35年の研究から生まれた、免疫に働きかける独自素材「プラズマ乳酸菌」を使用した商品をグループ横断で展開し、昨今お客様の体調管理意識が高まる中、健康維持に貢献していきます。今年は公的機関をはじめとする外部機関と連携し、免疫の重要性を発信したほか、パートナー企業からの新商品発売により販路を拡大し、多様なカテゴリーから「プラズマ乳酸菌」を提案しています。
「地域社会・コミュニティ」では、原料産地の支援などに注力しており、以前より紅茶葉の重要な生産地スリランカで、茶葉農園の「レインフォレスト・アライアンス認証」※2の取得を支援し、その知見を生かしベトナムのコーヒー農園の支援へ拡大させてきました。また、長野県上田市のシャトー・メルシャン自社管理畑「椀子ヴィンヤード」を中心に、生態系の再生を含む自然豊かなブドウ畑の育成に取り組んでいます。
※2:環境、労働、経営のすべてで、より持続可能であるかどうかを認証する国際的な制度
「環境」では、2020年2月に社会と企業のレジリエンス強化へ向けた新たなビジョン「キリングループ環境ビジョン2050」を策定し、ネガティブインパクトの最小化にとどまらず、社会にポジティブなインパクトを与えていくことを目指して取り組みを進めています。2018年には、日本の食品業界で初めてTCFD※3(気候関連財務情報開示タスクフォース)に賛同しました。シナリオ分析では、気候変動が将来的に農産物の収量に及ぼす影響を海外事業会社にまで対象を拡大し、カーボンプライシングに関しては、炭素排出コストへ与える影響を、炭素税額も反映して算出評価しました。さらに、感染症や熱中症のリスクと機会についても分析しています。
※3:The Task Force on Climate-related Financial Disclosuresの略
今回の調査では、こういった取り組みを評価いただいたと考えており、今後もCSVパーパスの実現を目指します。
キリングループは、「酒類メーカーとしての責任」を果たし、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」という社会課題に取り組むことで、こころ豊かな社会を実現し、お客様の幸せな未来に貢献します。
■参考
・「キリングループCSVパーパス」
www.kirinholdings.co.jp/csv/purpose/
・「キリングループCSVコミットメント」
www.kirinholdings.co.jp/csv/commitment/
・「キリングループ環境ビジョン2050」
www.kirin.co.jp/csv/eco/mission/
当社は、長期経営構想「キリングループ・ビジョン2027(以下、KV2027)」において、「食から医にわたる領域で価値を創造し、世界のCSV※1先進企業となる」ことを目指しています。KV2027の長期非財務目標として、社会と価値を共創し持続的に成長するための指針「キリングループCSVパーパス(以下、CSVパーパス)」を策定しています。この「CSVパーパス」の実現に向けたアクションプランである「CSVコミットメント」で、各取り組みの成果指標を設け、2019年中計の非財務指標として掲げました。事業戦略と連動させることにより、グループ全体で社会的価値を創出するとともに、競争力強化と事業の成長という経済的価値につなげてCSV経営を深化させます。
※1: Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造
■長期非財務目標「キリングループCSVパーパス」図
CSVパーパスでは、「酒類メーカーとしての責任」を果たすことを前提に、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」の3つの社会課題に取り組むことを目標としています。
「酒類メーカーとしての責任」では、世界保健機関(WHO)を中心にアルコールをめぐる議論が高まる中、新たな飲み方として、適量のお酒をゆっくりと楽しむことを提唱する「スロードリンク」による飲酒マナーの啓発を、若者向けの動画作成などにより推進しています。2022年以降には、商品への純アルコール量の表示を開始する予定です。
「健康」では、当社が長年培ってきた高度な「発酵・バイオ」技術をベースにして、人々の健康に貢献していく「ヘルスサイエンス領域」(ヘルスサイエンス事業)の立ち上げ、育成を進めています。その一つとして、キリングループの35年の研究から生まれた、免疫に働きかける独自素材「プラズマ乳酸菌」を使用した商品をグループ横断で展開し、昨今お客様の体調管理意識が高まる中、健康維持に貢献していきます。今年は公的機関をはじめとする外部機関と連携し、免疫の重要性を発信したほか、パートナー企業からの新商品発売により販路を拡大し、多様なカテゴリーから「プラズマ乳酸菌」を提案しています。
「地域社会・コミュニティ」では、原料産地の支援などに注力しており、以前より紅茶葉の重要な生産地スリランカで、茶葉農園の「レインフォレスト・アライアンス認証」※2の取得を支援し、その知見を生かしベトナムのコーヒー農園の支援へ拡大させてきました。また、長野県上田市のシャトー・メルシャン自社管理畑「椀子ヴィンヤード」を中心に、生態系の再生を含む自然豊かなブドウ畑の育成に取り組んでいます。
※2:環境、労働、経営のすべてで、より持続可能であるかどうかを認証する国際的な制度
「環境」では、2020年2月に社会と企業のレジリエンス強化へ向けた新たなビジョン「キリングループ環境ビジョン2050」を策定し、ネガティブインパクトの最小化にとどまらず、社会にポジティブなインパクトを与えていくことを目指して取り組みを進めています。2018年には、日本の食品業界で初めてTCFD※3(気候関連財務情報開示タスクフォース)に賛同しました。シナリオ分析では、気候変動が将来的に農産物の収量に及ぼす影響を海外事業会社にまで対象を拡大し、カーボンプライシングに関しては、炭素排出コストへ与える影響を、炭素税額も反映して算出評価しました。さらに、感染症や熱中症のリスクと機会についても分析しています。
※3:The Task Force on Climate-related Financial Disclosuresの略
今回の調査では、こういった取り組みを評価いただいたと考えており、今後もCSVパーパスの実現を目指します。
キリングループは、「酒類メーカーとしての責任」を果たし、「健康」「地域社会・コミュニティ」「環境」という社会課題に取り組むことで、こころ豊かな社会を実現し、お客様の幸せな未来に貢献します。
■参考
・「キリングループCSVパーパス」
www.kirinholdings.co.jp/csv/purpose/
・「キリングループCSVコミットメント」
www.kirinholdings.co.jp/csv/commitment/
・「キリングループ環境ビジョン2050」
www.kirin.co.jp/csv/eco/mission/
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