【7/11雑誌発売】子供の頃、その姿を画面越しに見つめながら俺たちはいつも心を熱くさせていた。『昭和40年男』2024年8月号vol.86「昭和英雄列伝 アクションヒーローのように」特集号
昭和40年男 × アクションヒーロー
昭和40年男が歩いてきた昭和をタイムトラベルしつつ、その出来事や物事、影響力を細かく検証しながら、文化の大河を一つひとつひもといていきます。
昭和英雄列伝 アクションヒーローのように
キック! アタック! パンチ!! 自身の身体、精神を限界まで奮い立たせ、立ちはだかる何か─それは怪物だったり、悪魔に魂を売った人間たちだったり─ に果敢に立ち向かっていったアクションヒーローたち。子供の頃、その姿を画面越しに見つめながら俺たちはいつも心を熱くさせていた。そして、戦いのなかで彼らが胸に抱える怒り、苦しみ、悲しみ、そしてやさしさに共感し、アクションヒーローのように「強い男になりたい!」と心から思った。そう、あの頃、俺たちがいちばんカッコいいと思う男の理想像がそこにあったのだ。現在の自分たちは彼らのようにカッコよくて強い男になれたとは思っていないし、あれはフィクションの世界だったという見極めはとうの昔にできているのだけれど…時折無駄にかざしてしまう正義感だったり、思っていてもあえて口にしない我慢強さだったり、彼らがその活躍を通して伝えてくれた信念、俺たちの心を焼き尽くしてくれた魂は、今もまだ心の奥にどうしようもなく息づいている。やっぱり俺たちはまだ、彼らの背中を見続けている…のだろうか。
【昭和伝説を伝えるキーマン 菅原芳人ロングインタビュー】
イラストレーター、菅原芳人。仮面ライダーをはじめとするアクションヒーローや特撮もののパッケージ商品やキャラクターグッズなど、さまざまな形で彼のイラストは目にしてはいても、本人のことはよく知らない、という人は多いに違いない。なぜならこれまで一切メディアに出ず、一度も自分のことを語ったことがないからだ。どんな人物なのか、どんな仕事をしてきたのか。アクションヒーロー及び特撮界の重要人物であり、未知なるイラストレーターの正体に迫った。
【昭和40年男豪華対談企画 錦織一清 × 大槻ケンヂ】
昭和40年男にとってアクションヒーローとはどういう存在なのか、どういう視聴体験をしてきたのか。昭和40年男のリアルな声を聞きたいということで企画したのは、本誌で連載をもつ錦織一清さんと大槻ケンヂさんのタメ年対談。かつて1991年に公開された『！[ai-ou]』という映画で共演しているという話を知って依頼、いつか本誌でツーショットを実現させたいと思っていました。会うなり思い出話に花を咲かせながら、本テーマであるアクションヒーロー話に突入、司会進行は、昭和のドラマや映画、特撮作品に精通している同じく昭和40年男のライター、高島幹雄さんが務めました。
【 闘う正義のヒーロー！ 宮内 洋】
変身ヒーローを演じたら“日本じゃあ一番”それが宮内 洋だ。『仮面ライダーV3』の風見志郎をはじめ、演じた役はすべてが彼のために生まれたと断言できる。そんな圧倒的なレジェンドがヒーローの真髄を語る。
【 和製ドラゴン・倉田保昭 昭和のアクションスター道】
今から53年前、香港の映画界に単身乗り込んだひとりの青年がいた。その日本人離れしたハードなアクションで和製ドラゴンと呼ばれ、現在も多くの映画人から愛され続ける倉田保昭。香港を愛し、香港に愛された男が語るアクション哲学と俳優道とは。
俺たちの時間旅行 タイム・トラベル 1987
冒頭の「あの頃のTVデイズ」では当時の新聞テレビ欄とともに懐かしいテレビ番組を、さらに「あの日を検証」では取材記事なども交え、1987年（昭和62年）の出来事を振り返ります。
今回は、南野陽子が振り返る1987年と『ザ・ベストテン』、ザ・ブルーハーツ メジャーデビュー、青年コミック誌の活況がヒートアップ、馳 浩が起こしたプロレス改革、ドキュメンタリー映画の極北『ゆきゆきて、神軍』など、5つの出来事を検証します。
豪華連載インタビュー＆執筆陣
〈 インタビュー 〉
俺たちのアイドル／木元ゆうこ、気になる1個違い／増子直純、樋口毅宏の神のみぞ知る God Only Knows／平松伸二
泉 麻人「昭和40年の女」、チェリーのアイドルボム、安田謙一の西の国から吹くコラムSangari★a、錦織一清「時のペン先が綴る物語 少年ニッキ」他
〈特集〉
昭和英雄列伝
アクションヒーローのように
第一章 俺たちのアクションヒーロー愛
010 俺たちの心を揺さぶった
アクションヒーロー概論
014 昭和伝説を伝えるキーマン
菅原芳人ロングインタビュー
024 昭和40年男豪華対談企画
錦織一清 × 大槻ケンヂ
030 鈴木美潮に聞く
昭和のヒーローはなんのために戦い続けたのか
第二章 アクションヒーローたちの肖像
034 闘う正義のヒーロー！ 宮内 洋
038 負けるなジロー、勝てキカイダー！ 伴 大介
042 巨大な敵と戦う青春スター 石橋正次
046 俺たちが憧れた伝説のアクションスターを追え！ 加藤 寿
050 ピープロ 作品が魅せた特異なヒーロー譚
054 川内康範が描いたヒーローの生き様
第三章 現在進行形のアクションヒーロー
056 ミスター平成仮面ライダー 高岩成二
060 アクションヒーローとともに 菊地延寿
062 アクションの世界で生きるスーパーアクトレス 隈本裕美
レジェンドインタビュー
064 和製ドラゴン・倉田保昭
昭和のアクションスター道
第四章 アクションヒーロー再考
068 変身しなくても強かったヒーローたち
太賀 誠、柴田 純、飛葉大陸 他
070 渡辺宙明と菊池俊輔が開拓した日本独自の音楽世界
073 連載：大槻ケンヂ 窓から昭和が見える 第14回
いちばん古い記憶は『仮面ライダー』
074 『燃えよドラゴン』公開50周年
私論2024 考えるな ! 感じるんだ。Don't think! Feeeel.
〈連載特集〉
昭和62年/1987年
俺たちの時間旅行タイム・トラベル
088 あの頃のTVデイズ
092 南野陽子が振り返る1987年と『ザ・ベストテン』の時代
098 ザ・ブルーハーツ、メジャーデビュー
102 青年コミック誌の活況がヒートアップ
106 馳 浩が起こしたプロレス改革
110 ドキュメンタリー映画の極北『ゆきゆきて、神軍』
〈インタビュー〉
118 俺たちのアイドル
木元ゆうこ
122 気になる1個違い
増子直純
126 樋口毅宏の神のみぞ知る
God Only Knows
平松伸二
〈連載〉
083 時のペン先が綴る物語
少年ニッキ vol.17 「Let’s Fight」
084 江口寿史＆鈴木ダイスケ
ヒサシ☆ダイスケの回転ちがいのズル休み 第13回
2024年の快傑シルヴァー・チャイルドたち
086 気まぐれ福田君新聞 第69号
「オオコノハズク」
114 昭和40年の女／泉 麻人 第十四回
元祖・和製ツイッギー [山本リンダ]
116 昭和アイドル・キャッチフレーズ研究所
チェリーのアイドルボム 第32回「木元ゆうこ」
117 安田謙一の西の国から吹くコラム
Sangari★a vol.35 「キダ・タロー」
078 news & information
130 編集後記 未定
▼ 雑誌情報
誌名：昭和40年男 8月号 vol.86
タイトル：昭和英雄列伝 アクションヒーローのように
発売日：7月11日
定価(税込)：990円
発行：株式会社ヘリテージ
▼昭和40年男とは
日本全国で約90万人いる想定読者に向けて、「ノスタルジックな想い出が呼ぶ共感」「自らの文化的ルーツを探る」「明日への元気と夢を満載」ということをテーマに刊行して参りました。未来のヒントは過去にある。昭和40年男が歩いてきた昭和をタイムトラベルしつつ、その出来事や物事、影響力を細かく検証しながら、文化の大河を一つひとつひもといていきます。
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