[福岡版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 前月から低下
募集賃料 小幅に上昇
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2024年2月度の福岡市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:全規模、募集賃料&募集面積:全規模、規模別空室率、主要エリア※1空室率:全規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年3月号福岡」を公表します。
※1:主要エリア=福岡市天神エリア・駅前エリア・呉服町エリア
※調査時点:2024年2月末現在および各年12月31日時点
※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/
支店長の視点
半導体受託生産の世界最大手であるTSMCが熊本に第2工場を建設することが発表された。それに伴うオフィス需要は、建築関係のみならず金融やコンサルティングといった業種でも一段と活発化している。これらの需要は熊本だけでなく福岡のオフィスマーケットへも波及しており、特に新幹線へのアクセスから博多駅周辺が選好されている。(福岡支店長 中村竜治)
福岡市 全規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 前月から低下 「呉服町」が1.0ポイントの大幅な低下
空室率は前月比マイナス0.35ポイントの4.49%と、前月から低下した。昨年竣工した新築ビルを中心に空室消化が進んだことが主な低下要因となっている。エリア別では「呉服町」が前月から1.0ポイントの大幅な低下となった。潜在空室率は前月比マイナス0.29ポイントの6.15%だった。
オフィス需要は活発で、主要エリア外から博多駅周辺への立地改善目的の移転も引き続き散見される。賃料負担は増すが、採用の優位性確保を優先しているとみられる。
<空室率&潜在空室率>
福岡市 全規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 小幅に上昇 15,000円/坪台目前で横ばい傾向
募集賃料は前月比プラス43円/坪の14,978円/坪となった。前月から上昇したものの小幅な動きに止まり、募集賃料は15,000円/坪台目前で横ばい傾向にある。
<募集賃料&募集面積>
福岡市 規模別 空室率
<規模別 空室率>
福岡市 全規模ビル 主要エリア 空室率
<主要エリア 空室率>
6大都市 空室率 募集賃料(大規模ビル)
<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>
<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>
三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/
三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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