高校探究学習の一環として「未来授業」始動、アスタミューゼ川口伸明が大阪の高校で3年生360名に対面で導入講演に登壇
本授業は、株式会社LearnMore(本社:大阪市中央区 代表取締役:坂口 雄哉)が、北千里高校の先生方の多大なご協力のもと、「未来を身近に」というテーマで企画を進めてきたものです。
「社会の変化に対して、”ワクワク”を感じ、知見を広げる。」
「課題の設定、情報の収集、収集した情報の分析を行い、まとめをして表現する。」
これらを目的としています。
ドローンや宇宙開発、メタバースといった領域ごとに各企業が講演を行い、最後はそれらに基づいて生徒たちがピッチ大会を行うという約3か月にわたるプログラムです。
北千里高校の立地は、1970年の大阪万博EXPO'70(1970年日本国際博覧会)会場に程近い環境にあり、2025年に大阪ベイエリアの人工島である夢洲(ゆめしま)(大阪府大阪市此花区)で開催される「大阪・関西万博EXPO2025」(2025年日本国際博覧会)を前に、「ワクワクする未来」をイメージできる導入講演が求められ、『2060未来創造の白地図』著者である川口の今回の登壇に至りました。
本講演は以下のような流れで行いました。
- 50年前の大阪万博EXPO70は、50年後の未来=今の生活を顕現させていた
- EXPO2025はどんな未来を見せてくれる?その先の未来は??
- 未来を考えるヒントとして、SDGsの概念を紹介
- 各論を9テーマ(学校側から提示のあったもの)をベースにレクチャー:「スマート農業・農業ICT」「細胞農業・培養肉」「自動運転・MaaS」「ドローン・エアモビリティ」「宇宙活動・宇宙利用」「ナビゲーション・G空間(位置情報)サービス」「医療用ロボット・デジタルヘルス」「自動翻訳AI・多言語コミュニケーション」「メタバース・知覚と身体性の拡張」
※事例、画像化できるもの中心に
※9つのテーマそれぞれの表紙に、対応するSDGsの17の大分類のラベル表示
※各テーマごとに、「期待(未来への希望)」6項目、「課題(懸念点)」6項目、を提示
※今後、11月30日に開催予定の「ピッチ大会」に向けて、ピッチの講義や、9つのテーマに関連する事業を展開する企業各社の講師による各分野の講義が予定されています。
本講演の締めくくりとして、川口から「未来を考えるとき、どんな課題を解決したいのかという自分の課題意識を探ることで、自分の創りたい未来をより明確にイメージできる。未来は偉い人や有名な企業や大学が作るのでなく、皆さん一人一人の思い描く具体的なビジョンが積み重なりあわなければ実現しないということを確信して、それぞれの未来を目指して欲しい。」というメッセージを送りました。
※上記メッセージは、川口著『2060 未来創造の白地図』のコンセプト(能動的未来、未来の民主化)でもあります。
※同著より2021年度実施の入試問題に取り上げられた「身体性の民主化」についても投影スライドと共に学校側にそれぞれPDFで提供しました。
学校側のアンケートによると、受講した生徒たちからは、以下のような声が聞かれました。(一部掲載)
- 未来だと思っていたことが、思ったより既に現在で実現していて驚いた。
- 次回の関西万博が楽しみになった。
- 一二年生でSDGsについて学んだけど、17個の目標全部についての話を聞くと、私たちが調べていたのはほんの一部の話なんだなぁと思いました。
- 初めて聴くことがたくさんあって、すべてが新鮮でした。
- 理想、願望だったものが既に実現し始めていたり思っていたより話が進んでいたりしていて凄いなと思った。
- 未来が楽しみになりました。
川口伸明による講演は、すでに、大手企業グループや経済団体、大学のゼミや学会・国際会議の特別講演やパネルディスカッション、政府・行政機関におけるヒアリング等数十件に及んでおりますが、高校生向けの対面授業としては初めて行なわれたものです。
アスタミューゼは、今後も、企業に対しての研修やワークショップ、学生たちへの未来教育なども継続して行ってまいります。
▼本PJの詳細はこちら
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【本件に対する問い合わせ】
アスタミューゼ株式会社 広報担当
E-Mail: press@astamuse.co.jp
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