橘慶太特別防犯支援官が登壇 ゆうちょ銀行 AI×ATMで特殊詐欺被害防止対策を強化する新たな取組を発表
「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国で被害が相次ぐ特殊詐欺等に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に対策及び広報啓発活動を行っています。
この度、ゆうちょ銀行がATMにおける「AI画像分析を活用した特殊詐欺被害防止対策の強化に関する報道発表説明会」を開催、ゆうちょ銀行ATM上部のデジタルサイネージに表示している警告動画に出演した橘慶太特別防犯支援官が参加しました。

■被害者を守る三段階対策──注意喚起・警告動画・取扱い中止
ゆうちょ銀行では、これまでATMでのお取扱い中に携帯電話等での通話動作を検知した場合、デジタルサイネージでの注意喚起を行ってきました。
今回、2026年1月より、新たにデジタルサイネージでの定期的な注意喚起や送金時のATM画面での注意喚起と、携帯電話等での通話動作を検知した際は、場合によりお取扱いを中止する対策を開始する事となりました。
これらの新たな取組を受け、デジタルサイネージに表示している警告動画に出演し、今回の説明会に参加した橘慶太特別防犯支援官は、「特殊詐欺は年々手口が巧妙化しています。犯人は『払い戻し期限がある』などと焦らせ、冷静な判断力を奪っていきます。そして、被害者は金銭的な損失だけでなく、心にも深い傷を負います。こうした詐欺を防ぐためには、『だまされない社会をみんなでつくる』ことが重要です」と述べ、社会全体で協力していく必要性を強く訴えました。
また、新たな特殊詐欺被害対策についての感想として、「注意喚起をしても、犯人に主導権を握られると冷静に考えられず被害に遭ってしまいます。だからこそ、取扱いを中止するという仕組みは非常に有効です。こうした被害を防止する体制づくりを社会全体で進めることが大切だと思います」と語りました。
さらに、今後について「これまでの警告動画に加えて、今後は毎日2回、デジタルサイネージに私の特殊詐欺被害防止の啓発画像が表示されます。『電話でお金の話が出たら詐欺を疑う』こと、そして『あなたは一人じゃない』ということを多くの方に伝えていきたいです。困ったときには必ず相談できる人がいます。この取組が皆さまの行動につながることを願っています」とメッセージを送りました。


【開催概要】
■催事名:AI画像分析を活用した特殊詐欺被害防止対策の強化に関する報道発表説明会
■実施日:2025年12月8日(月)
■実施会場:大手町プレイス
■出席者:警察庁 特別防犯支援官 橘慶太氏
(参考)ゆうちょ銀行ATMのデジタルサイネージ動画
https://youtu.be/QL059KwB66o?si=fMaXNabCWefiMrG-
(参考)ゆうちょ銀行プレスリリース
2025年12月8日 「AI画像分析を活用した特殊詐欺被害防止対策の強化について」
https://www.jp-bank.japanpost.jp/aboutus/press/2025/abt_prs_id002030.html
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