「農山漁村」インパクト可視化ガイダンス等の公表

農林水産省

農林水産省は、企業の農山漁村への参画を促すため、「農山漁村」経済・生活環境創生プロジェクトの一環として、「「農山漁村」インパクト可視化ガイダンス」を作成しましたのでお知らせします。
また、本年度熊本県において試行的に実施した官民共創促進のためのマッチング事業の成果をまとめた「「農山漁村」官民共創実践ガイドブック」を取りまとめたので、併せてお知らせします。

1.概要

(1)「農山漁村」インパクト可視化ガイダンス
近年、大企業・金融機関を中心に、ESG、SDGs等が重視され、多面的機能を有する農山漁村は企業にとっても価値創造の場となることから、農山漁村における事業活動が有する「インパクト」(事業や活動の結果として生じた、社会的・環境的な変化や効果)を企業に訴求する形で可視化することで、企業が自社のマテリアリティ(重要課題)に結び付けることが容易になります。
このため、農林水産省においては、本年1月から農山漁村における社会的インパクトに関する検討会(全5回)を開催し、自治体、課題解決企業、資金拠出・人材派遣元企業等から構成される有識者委員との議論を通じて、企業に訴求する農山漁村におけるインパクトと、インパクトを創出する農山漁村の課題解決につながる取組(アクティビティ)を検討し、この度、その成果物を「「農山漁村」インパクト可視化ガイダンス」としてまとめました。
本ガイダンスでは、企業に農山漁村への関与を促すため、インパクトとアクティビティの因果関係を整理した例(計43件)の提供に加え、現在農山漁村で取り組まれている事例についても提供しています。
加えて、「インパクト」に関する初歩的な知見が得られるよう、簡易な概論を記載した上で、インパクトを活用した資金拠出方法(企業版ふるさと納税等)の例やインパクト測定・マネジメントの方法(取組に係るロジックモデルの作成・測定・開示等)についても記載しています。

(2)「農山漁村」官民共創実践ガイドブック
今年度熊本県で試行的に実施している官民共創のパイロット事業で得られた成果を、「「農山漁村」官民共創実践ガイドブック」として取りまとめました。
本ガイドブックでは、農業・農村の活性化に取り組む自治体が、農山漁村の外にある企業とのマッチングを進める際の留意点や、地域課題の「共通言語化」や「要素分解」の具体的な手順を説明しています。さらに、様々な課題におけるマッチング事例(計5件)やマッチング後の事業化に向けて活用可能な施策についても掲載しています。

2.添付資料

(1)「農山漁村」インパクト可視化ガイダンス(ア概要、イ本文)
https://www.maff.go.jp/j/nousin/nousangyosnn_sousei_pj/impact.html
(2)「農山漁村」官民共創実践ガイドブック(本文)
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kanmin_kyousou.html

3.参考

「農山漁村」経済・生活環境創生プロジェクトについては、以下のURLで紹介しています。
https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nousei/241224.html

農山漁村における社会的インパクトに関する検討会の検討推移については、次のURLで紹介しています。
https://www.maff.go.jp/j/nousin/nousangyosnn_sousei_pj/impact.html

官民共創による農山漁村の課題解決のための取組については、次のURLで紹介しています。
https://www.maff.go.jp/j/nousin/kanmin_kyousou.html

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会社概要

農林水産省

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URL
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業種
水産・農林業
本社所在地
東京都千代田区霞が関1-2-1
電話番号
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代表者名
前田剛志
上場
未上場
資本金
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設立
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