【直方市】「株式会社のおがたエナジー」と地域共創型エネルギー事業に関する連携協定を締結
地域の再生可能エネルギー活用と脱炭素化に向けた官民連携の取り組み

福岡県直方市(市長:大塚進弘)と、地域新電力会社である株式会社のおがたエナジー(代表取締役:中嶋崇史)は、地域共創型のエネルギー事業の推進に向け、令和7年4月30日に「直方市の地域共創型エネルギー事業に関する連携協定」を締結いたしました。
【URL】https://www.city.nogata.fukuoka.jp/kurashi/_15345/_9954/_15446/_15430.html
本協定は、再生可能エネルギー(以下、再エネ)の地産地消を推進し、直方市における脱炭素社会の実現と持続可能なまちづくりを目指すものです。
■連携の内容
(1) 再生可能エネルギーの民間・公共施設への導入に関すること
(2) 災害等における地域のレジリエンスの強化に関すること
(3) 脱炭素社会の実現に関する市民への啓発等に関すること
(4) 地域社会の活性化及び市民サービスの向上に関すること
(5) その他目的達成のために必要な事項に関すること
■締結に至った背景
○直方市の脱炭素先行地域づくり事業
直方市は北九州都市圏域として脱炭素先行地域に選定され、公共施設への太陽光発電設備の導入を推進しています。令和9年度までに、2.9MWの再生可能エネルギーを導入する計画です。
○株式会社のおがたエナジー
熊本県球磨村において地域共創型エネルギー事業の成功事例※1を持つ株式会社球磨村森電力の100%出資子会社として、直方市に本社を置く「株式会社のおがたエナジー」が令和7年1月設立されました。
※1 脱炭素チャレンジカップ2025 環境大臣賞グランプリ
株式会社のおがたエナジーは、令和7年度以降の公共施設への太陽光発電設備の導入事業を担うことが決定し、地域活性化の取り組みも見据えた連携協定を締結するに至りました。
■地域電力会社との連携に寄せられる期待
再エネ電力の地産地消を市内で実現するだけではなく、これまで域外に流出していたエネルギー代金を地域内で循環させることで、脱炭素社会の実現に向けた新たな施策、市民サービスの向上などに向けた原資とし、地域経済の更なる活性化や雇用の確保を図ります。

《株式会社のおがたエナジー》について
【会社概要】
会社名:株式会社のおがたエナジー
所在地:直方市須崎町11番10号
代表者:中嶋 崇史
設立:2025年1月17日
事業内容:電力小売事業・再生可能エネルギー発電事業・コミュニティエンゲージメント事業ほか
《株式会社球磨村森電力》について
【会社概要】
会社名:株式会社球磨村森電力
所在地:熊本県球磨郡球磨村大瀬1121 球泉洞森の香房2F
代表者:中嶋 崇史
設立:2018年2月26日
事業内容:電力の売買業務及び売買の仲介業務、電力及び蒸気・温水・その他エネルギーの供給業務、環境エネルギーに関する研究開発及び企画・立案・コンサルティング・運用・投資ほか
ホームページ:https://kuma-den.com/
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
直方市上下水道・環境部環境政策課環境政策係(担当:川原)
TEL:0949-25-2123
e-mail:n-kankyo@city.nogata.lg.jp
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