【プレスリリース】シリア・アレッポ 下校中の少年約140人誘拐から1カ月

ISISによる誘拐との報道、一刻も早い解放を

シリア難民の男の子 ※記事との直接の関係はありません。© UNICEF/NYHQ2013-0668/Nooraniシリア難民の男の子 ※記事との直接の関係はありません。© UNICEF/NYHQ2013-0668/Noorani


※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73978.html でご覧いただけます


【2014年7月1日 アンマン発】

ユニセフ中東北アフリカ地域事務所による声明です。

「先月、シリア北部でISIS(イラク・シリア・イスラム国)が14~16歳のクルド系の少年
約140人を誘拐したと報道されて以降、ユニセフはこの事態を大変憂慮してきました」

「脱出できた4人を除き、そのほかの少年たちはいまだ捕らわれています。誘拐されてから
4週間以上もです。少年たちは、アレッポで中学校の学年末試験を受け、地元のAyn al-Arab
の街に帰る途中で誘拐されました」

「少年たちは、シリア国内で起きている激しい戦争とは、一切関係がありません。試験を
終え、家族の下へ帰ろうとしていただけです」

「戦闘下で、子どもを誘拐し徴用することは、子どもの権利を重大に侵害するものです」

「ユニセフは、誘拐された少年たちのご家族と一致団結していることを表明します。
このような犯罪に関わったものは、法の裁きを受けなければなりません」

「少年たちがこのような野蛮な暴力に耐えること、戦争に参加することを強いられている
状況には、一縷の望みもなく、あってはならないことです」




■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Simon Ingram, UNICEF Regional Office in Amman, Tel: +962 79 590 4740,
singram@unicef.org
Juliette Touma, UNICEF Regional Office in Amman, Tel: +962 79 867 4628,
jtouma@unicef.org
Najwa Mekki, UNICEF New York, Tel: +1212 326 7448, Mobile: +1917 209 1804,
nmekki@unicef.org


■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
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■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
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設立
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