【プレスリリース】シリア・アレッポ 下校中の少年約140人誘拐から1カ月
ISISによる誘拐との報道、一刻も早い解放を
※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73978.html でご覧いただけます
【2014年7月1日 アンマン発】
ユニセフ中東北アフリカ地域事務所による声明です。
「先月、シリア北部でISIS(イラク・シリア・イスラム国)が14~16歳のクルド系の少年
約140人を誘拐したと報道されて以降、ユニセフはこの事態を大変憂慮してきました」
「脱出できた4人を除き、そのほかの少年たちはいまだ捕らわれています。誘拐されてから
4週間以上もです。少年たちは、アレッポで中学校の学年末試験を受け、地元のAyn al-Arab
の街に帰る途中で誘拐されました」
「少年たちは、シリア国内で起きている激しい戦争とは、一切関係がありません。試験を
終え、家族の下へ帰ろうとしていただけです」
「戦闘下で、子どもを誘拐し徴用することは、子どもの権利を重大に侵害するものです」
「ユニセフは、誘拐された少年たちのご家族と一致団結していることを表明します。
このような犯罪に関わったものは、法の裁きを受けなければなりません」
「少年たちがこのような野蛮な暴力に耐えること、戦争に参加することを強いられている
状況には、一縷の望みもなく、あってはならないことです」
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Simon Ingram, UNICEF Regional Office in Amman, Tel: +962 79 590 4740,
singram@unicef.org
Juliette Touma, UNICEF Regional Office in Amman, Tel: +962 79 867 4628,
jtouma@unicef.org
Najwa Mekki, UNICEF New York, Tel: +1212 326 7448, Mobile: +1917 209 1804,
nmekki@unicef.org
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