木造建築の魅力を発信する情報拠点「ポラステクノシティ」3月1日オープン
ポラスグループ(本社:埼玉県越谷市、代表:中内 晃次郎)では、ポラスグループ最大規模の木造建築の拠点として、2025年 3月1日、吉川市の吉川美南駅東口周辺地区土地区画整理事業地内に「ポラステクノシティ」を開設しました。
「ポラステクノシティ」は、住まいに関する技術展示スペースと「事務所」としてのオフィス棟【ウッドボックス】、ポラス暮し科学研究所が入る研究棟【ウッドラボ】、木造建築について実験・開発を行う実験棟【テクノラボ】の3棟の中大規模木造建築と注文住宅のモデルハウス4棟【体感すまいパーク吉川美南】で構成する複合施設です。
今後、SDGSで注目が高まる中大規模木造建築事業の一層の拡大と、展示スペースの活用による「交流と学びの場」として地域の方々に親しんでいただける、木造建築の魅力を発信する情報拠点として運営してまいります。

■概 要
住 所:埼玉県吉川市大字高久822
敷地面積:6002.17㎡
用途地域:工業地域 建ぺい/容積率:60%/200%
建築物:オフィス棟【ウッドボックス】(木造3階建) 2252.0㎡ 75分準耐火構造
研究棟【ウッドラボ】(木造3階建) 1342.0㎡ 60分準耐火構造
実験棟【テクノラボ】(木造1階建) 1050.0㎡ 60分準耐火構造
他、注文住宅モデルハウス4棟【体感すまいパーク吉川美南】
竣工日:2025年2月27日
■特 徴
〇 中大規模木造建築物3棟共通
・省エネ適合性判定にて各棟ZEB数値を達成。
・BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)認定取得。
・木造建築でBIM(※2)活用(国土交通省補助事業『建築BIM加速化事業』利用)
・ZEBにより、3棟合計で年間杉10,214本分、森林面積11.3ha分のCO2排出削減効果(森林研究所HP資料を元に試算)があります。
※1 『ZEB』認証:ZEBはネット・ゼロ・エネルギー・ビルの略称で、「ゼブ」と呼びます。建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロかマイナスにすることを目指した建物を指し、本施設は消費する一次エネルギーの収支がゼロとなる最高ランクの『ZEB』です。
※2『BIM』とは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称で、コンピューター上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管理情報などを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うための手法
〇 オフィス棟、研究棟
・一般流通材と大断面集成材(大断面材は600mm~720mmの梁せい)、住宅用の金物を使用。
・75分準耐火木造建築であるオフィス棟は環境省「建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業」に採択。
〇 実験棟
・3階建ての戸建住宅サイズを室内に納め、様々な住宅性能実験を行うため982.5㎡の空間に12000mmの天井高を実現。
・大断面集成材を使用(柱=420mm角・長さ13000mm燃えしろ設計による木構造の表し)(梁=120㎜×1200㎜×20000㎜) 木目の綺麗さや香りなど木のぬくもりも体感できる。
・高さ3550mmのCLT耐力壁3段重ね(総高さ13000㎜)。
・全館避難安全検証法の適用により排煙設備・排煙窓を免除。

【参考】



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