doda転職求人倍率2022年6月は1.91倍(前月差+0.06ポイント)
~求人数・転職希望者数ともに増加し、転職求人倍率は高水準を維持~
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、2022年6月の転職求人倍率をまとめた「doda転職求人倍率」を発表いたします。
なお、2022年5月分から、2021年まで発表していたものとは異なる定義で算出しています。新しい定義による過去のデータについては、2019年1月分より下記URLで公表しています。
なお、2022年5月分から、2021年まで発表していたものとは異なる定義で算出しています。新しい定義による過去のデータについては、2019年1月分より下記URLで公表しています。
・doda転職求人倍率レポート:https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/data/
2022年6月の転職求人倍率は、前月から+0.06ポイントの1.91倍となりました。求人数は前月比106.3%、前年同月比155.5%となりました。転職希望者数は前月比103.1%、前年同月比105.9%でした。
・求人増加率 P.2「■業種別 求人数増加率」「■職種別 求人数増加率」参照
求人数は、業種別では12業種すべてで増加しました(「その他」は除外)。最も増加率が大きかったのは「商社」(前月比109.3%)、次いで「メディア」(前月比109.1%)でした。職種別でも11職種すべてで増加し(「その他」は除外)、増加率が最も大きかったのは「専門職(化学・食品)」(前月比110.5%)、次いで「企画・管理」(前月比109.8%)となりました。
・求人数・転職希望者数ともに増加し、転職求人倍率は高水準を維持
6月の求人数は、2020年9月から22カ月連続で増加し、前月に引き続き過去最高値※を更新しました。求人増加率の大きかった「商社」では、特にOA機器の専門商社で求人が増加しています。その背景には、オフィス改装や移転、業務効率化の推進を受け、オフィス用品や情報通信機器に対する需要が高まっていることが挙げられます。一方、転職希望者数は、例年夏の賞与後に転職を検討する人が増える傾向にあり、今年も同じ動きが見られ、増加したと考えられます。
※本定義で転職求人倍率を算出した2019年1月以降
■翌月以降の見通し
7月の求人数は、例年6月に新卒採用が落ち着き、7月から9月にかけては中途採用が活発化するため、増加が予想されます。一方で、転職希望者数は中長期的には引き続き増加傾向にありますが、7月については、コロナ前同様に微減するとみられ、これらを受けて転職求人倍率は上昇すると思われます。また、原材料価格の高騰やウクライナ情勢による影響は転職市場全体にはまだ見られていないものの、局所的には出てきているので引き続き注視が必要です。(doda編集長 大浦 征也)
■解説者プロフィール doda編集長 大浦 征也(おおうら せいや)
その後、複数事業の営業本部長、マーケティング領域の総責任者、事業部長などを歴任。2017年より約3年間、doda編集長を務め、2019年10月には執行役員に。2022年7月、doda編集長に再就任。転職市場における、個人と企業の最新動向に精通しており、アスリートのセカンドキャリアの構築にも自ら携わる。社外では、公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル(SHC) 理事、一般社団法人日本人材紹介事業協会 理事にも名を連ねる。
■転職サービス「doda」について< https://doda.jp >
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
doda転職求人倍率は、中途採用市場における需給バランスを表すもので、dodaの会員登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。 <算出式※:求人数(採用予定人員)÷ 転職希望者数>※分子・分母はdoda独自の定義により算出したものです。 |
■2022年6月の概況
2022年6月の転職求人倍率は、前月から+0.06ポイントの1.91倍となりました。求人数は前月比106.3%、前年同月比155.5%となりました。転職希望者数は前月比103.1%、前年同月比105.9%でした。
・求人増加率 P.2「■業種別 求人数増加率」「■職種別 求人数増加率」参照
求人数は、業種別では12業種すべてで増加しました(「その他」は除外)。最も増加率が大きかったのは「商社」(前月比109.3%)、次いで「メディア」(前月比109.1%)でした。職種別でも11職種すべてで増加し(「その他」は除外)、増加率が最も大きかったのは「専門職(化学・食品)」(前月比110.5%)、次いで「企画・管理」(前月比109.8%)となりました。
■2022年6月の解説
・求人数・転職希望者数ともに増加し、転職求人倍率は高水準を維持
6月の求人数は、2020年9月から22カ月連続で増加し、前月に引き続き過去最高値※を更新しました。求人増加率の大きかった「商社」では、特にOA機器の専門商社で求人が増加しています。その背景には、オフィス改装や移転、業務効率化の推進を受け、オフィス用品や情報通信機器に対する需要が高まっていることが挙げられます。一方、転職希望者数は、例年夏の賞与後に転職を検討する人が増える傾向にあり、今年も同じ動きが見られ、増加したと考えられます。
※本定義で転職求人倍率を算出した2019年1月以降
■翌月以降の見通し
7月の求人数は、例年6月に新卒採用が落ち着き、7月から9月にかけては中途採用が活発化するため、増加が予想されます。一方で、転職希望者数は中長期的には引き続き増加傾向にありますが、7月については、コロナ前同様に微減するとみられ、これらを受けて転職求人倍率は上昇すると思われます。また、原材料価格の高騰やウクライナ情勢による影響は転職市場全体にはまだ見られていないものの、局所的には出てきているので引き続き注視が必要です。(doda編集長 大浦 征也)
■解説者プロフィール doda編集長 大浦 征也(おおうら せいや)
2002年、株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社。一貫して人材紹介事業に従事し、法人営業として企業の採用支援、人事コンサルティングなどを経験した後、キャリアアドバイザーに。担当領域は、メーカーやIT、メディカルやサービス業等多岐にわたり、これまでにキャリアカウンセリングや面接対策を行った転職希望者は10,000人を超える。
その後、複数事業の営業本部長、マーケティング領域の総責任者、事業部長などを歴任。2017年より約3年間、doda編集長を務め、2019年10月には執行役員に。2022年7月、doda編集長に再就任。転職市場における、個人と企業の最新動向に精通しており、アスリートのセカンドキャリアの構築にも自ら携わる。社外では、公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル(SHC) 理事、一般社団法人日本人材紹介事業協会 理事にも名を連ねる。
■転職サービス「doda」について< https://doda.jp >
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。
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