『TOWER RECORDS presents SA-CD SUPREME SELECTION Vol.2』今回も名門“Verve”レーベルから超名盤3枚をチョイス
タワーレコード限定JAZZ SA-CD HYBRID盤新シリーズに早くも第二弾を12月5日発売
第二弾ラインナップも本年11月7日リリースの第一弾に続き、“Verve”レーベル超名盤、①スタン・ゲッツ『ゲッツ/ジルベルト』、②オスカー・ピーターソン・トリオ『ナイト・トレイン』※世界初SA-CD化、③ウェス・モンゴメリー&ウィントン・ケリー 『ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー』の3作を完全限定プレスしタワーレコード店頭ならびにオンラインのみで販売します。
また、今回の復刻でも、敏腕マスタリング・エンジニアのケヴィン・リーヴスが新規で2018年に本国の「オリジナル・アナログ・マスターテープ」からダイレクトでDSD化、現況での最良のコンデョンでマスタリングを行っています。マスターさながらの驚異的且つリアルな音質を可能な限り再現するなど最上の音質を目指しています。
シリーズ総監修はオーディオ評論、音楽評論において各種メディアで執筆活動を行っている和田博巳氏。作品解説はライター/ジャーナリストの原田和典氏が担当しています。
SUPREME SELECTION URL: https://tower.jp/article/feature_item/2018/10/17/0101
■第二弾ラインナップ“Verve”レーベル 超名盤3選
※今回発売の作品はジャズのレコード史上超名盤であり、過去にリリースされたSA-CD盤は市場では廃盤もしくは生産終了盤となっており、中古盤でも入手困難盤とされているタイトルとなります。
発売日 :2018年12月5日(水)
企画・販売: タワーレコード株式会社
制作・発売: ユニバーサル ミュージック合同会社
*尚、商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。
①スタン・ゲッツ 『ゲッツ/ジルベルト』
PROZ-1118 価格:¥3,500+税
繊細にして、鮮やかなサウンド。1960年代にボサノヴァ大ブームを巻き起こした歴史的名盤!
クール・テナーのスタン・ゲッツとボサノヴァの神様ジョアン・ジルベルトが共演した、不朽のボサノヴァ名盤。巨匠アントニオ・カルロス・ジョビンをフィーチャーし、その代表曲“イパネマの娘”はジョアンがまずはポルトガル語で、続いて当時その妻であるアストラッド・ジルベルトが英語で歌い、同曲最高の名演として知られる。録音は1963年、ニューヨークで行われ、繊細でゆったりとしたボサノヴァ・ギターのリズム、色彩感あふれるピアノのハーモニー、そしてソフトでメロディアスなテナー・サックスが織りなす独特のブラジリアンな空気感をとらえており、それが長年にわたる人気の秘密でもある。本作は1965年にグラミー賞最高峰のアルバム・オブ・ザ・イヤーに輝いており、エンジニアは、後にビリー・ジョエル、ポール・サイモンらの音楽プロデューサーとしても活躍するフィル・ラモーンが担当し、最優秀エンジニア賞を獲得している。
録音エンジニア:フィル・ラモーン
プロデュース:クリード・テイラー
②オスカー・ピーターソン・トリオ 『ナイト・トレイン』 世界初SA-CD化!
PROZ-1119 価格:¥3,500+税
世界初SA-CD化!ブルース・ナンバーでのピーターソンの渋いピアノに酔いしれる傑作!
オスカー・ピーターソン・トリオのヴァーヴ大名盤『プリーズ・リクエスト』発表の2年前、1963年にリリース、ジャズ・スタンダードの名曲を取り上げた傑作。技巧的なプレイはほどほど、ブルージーなアプローチで攻める楽曲が主体になっており、ピーターソンの渋いピアノを聴く一作でもある。タイトル曲はサックス奏者のジミー・フォレスト作曲の名ブルース・ナンバー(曲の元ネタはデューク・エリントンの楽曲)。この他、エリントンの“Cジャム・ブルース”や“昔はよかったね”、ホーギー・カーマイケルの“我が心のジョージア”、ミルト・ジャクソンの“バグス・グルーヴ”など名曲が連続。そしてラストはピーターソン自身の作曲による“自由への讃歌”で、メッセージ性を感じさせつつ終える感動作。
エンジニアリング・ディレクター:ヴァル・ヴァレンティン
プロデュース、スーパーバイザー:ノーマン・グランツ
③ウェス・モンゴメリー&ウィントン・ケリー『ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー』
PROZ-1120 価格:¥3,500+税
ウェスのオクターヴ奏法、ウィントンのスインギーなプレイが光るライヴ&スタジオ録音!
ジャズ・ギター・レジェンド、ウェス・モンゴメリーが、マイルス・デイヴィスのリズム・セクションであったウィントン・ケリーのトリオと共演したライヴ&スタジオ録音。1965年LP発売時、A面2曲は同年6月、ニューヨークのハーフ・ノートでのライヴ音源。熱気あふれるマイルスの“ノー・ブルース”とバラード“イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ”でパフォーマンスの動と静の対比が聴ける。そしてB面3曲は同年9月、ヴァン・ゲルダー・スタジオで録音された音源。スインギーな“ユニット7”で始まり、ウェスの代表曲“フォー・オン・シックス”、そしてスタンダード名バラード“ホワッツ・ニュー”で構成。全編にわたり、ウェスのオクターヴ奏法、ウィントンのスイング感あふれるピアノはもちろん、ポール・チェンバースの躍動的なベース、ジミー・コブのダイナミックなドラムスも聴きどころ。
録音エンジニア:ルディ・ヴァン・ゲルダ―
プロデュース:クリード・テイラー
<今後のリリース予定>
・Helen Merrill『Helen Merrill (With Clifford Brown) 』(EmArcy)
・Sarah Vaughan『Sarah Vaughan (With Clifford Brown) 』(EmArcy)
・Dinah Washington『Dinah Jams (With Clifford Brown) 』(EmArcy) etc.
※上記リリースは現時点でも発売予定です。今後変更になる可能性がございます。
<シリーズ監修者、ライナー執筆者紹介>
監修、試聴ポイント解説
和田博巳氏(オーディオ評論家) 主な執筆媒体:Stereo Sound、HiVi、Digi Fi、Bestsound等
作品解説
原田和典氏(ライター/ジャーナリスト)主な執筆媒体:JAZZ JAPAN、ミュージック・マガジン等
<レーベル概要>
Verve
1956年、音楽プロデューサー、プロモーターのノーマン・グランツによって設立されたレーベル。チャーリー・パーカー、レスター・ヤング、スタン・ゲッツ、オスカー・ピーターソン、ビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルドなど、コンボからビッグバンド、ジャズ・ヴォーカル、そしてジャム・セッションまで数々のジャズ・レジェンドによる傑作を世に送りだしたことで知られる。60年代になると、グランツがMGMへ売却し、その後クリード・テイラーのプロデュースで『ゲッツ/ジルベルト』などのヒットでボサノヴァ・ブームを起こす。70年代以降はカタログ中心のリリースのみとなるが、90年代に新録を復活させ、新時代の傑作をリリースし続けている。
EmArcy
1954年、マーキュリー・レコード傘下のレーベルとして産声をあげたジャズ・レーベル、エマ―シー。夭折の天才トランぺッター、クリフォード・ブラウン、そのバディとも言えるドラマー、マックス・ローチ、アルト・サックスのレジェンド、キャノンボール・アダレイ、“ニューヨークの溜息”ことヘレン・メリルらの50年代にリリースされた傑作群で今も根強いファンが多い。60年代に入って活動を休止、その後、カタログの権利が他社に移るが、90年代にヴァーヴに移り、2000年代に復活。以降、欧州のミュージシャンの新譜を中心に発表している。
<本リリース最大の特徴>
*“現存する最良のコンディションの本国アナログ・マスターテープから、今回の発売のために新規でダイレクトDSD化を行い制作した、過去にDSD変換されたマスターとはまったく別の2018年新DSDマスター”を使用し、NYのスタジオにて新マスタリング。その名盤が本来持っている豊かなサウンドを実現
*『ナイト・トレイン』と『ハーフ・ノートのウェス・モンゴメリーとウィントン・ケリー』は本国アナログ・マスターテープから世界初ダイレクトDSD化、そのうち『ナイト・トレイン』は世界初SA-CD化
*新マスタリングを担当したのはケヴィン・リーヴス(Universal Music Mastering, New York, NY)
2018年リリースのジョン・コルトレーン関連作でマスタリングを担当
1.アメリカ音楽史の幻の遺産、奇跡の発掘となった完全未発表スタジオ録音作『ザ・ロスト・アルバム』
2.タワーレコード企画『JOHN COLTRANE IMPULSE SA-CD HYBRID SELECTION』全5タイトル
*SA-CD層はもちろん、CD層も2018年新マスタリング音源使用
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